- ホーム
- Home
2013年7月31日に放送されたTBSラジオ「たまむすび」にて博多大吉さんが差し歯治療について話していました。8年前に福岡の歯科医院で差し歯治療を開始したものの治療中に東京進出をしたためずっと仮歯のまま生活しているそうです。しかし仮歯で8年間も過ごすとトラブルもあるらしく・・・。 | ![]() |
博多大吉 (お笑いコンビ「博多華丸大吉」)
赤江玉緒 (フリーアナウンサー)
大吉 実は私、歯をね、入れ替えているんです今
赤江 あっ!!えっ!?あの、前なんか・・
大吉 あのぉ、東京に出てきて8年目ですけど、8年前に福岡で「もう全部前歯を差し歯にします」と言って治療を始めたと同時に東京に出てきたんで、もうずっと私8年間仮歯なんだと(笑)
赤江 そうだ!
大吉 ・・・いう話を以前ラジオで私しましたけど、いよいよ仮歯にも寿命が来まして(笑)
赤江 ええ、フフフフ(笑)
大吉 フフ(笑)。何だったかなぁ。家で、それこそアーモンドみたいなヤツをパクッと食べていたら前歯がポロンと取れたんですよ。
赤江 うん、うんうん
大吉 で僕、前歯の、上の歯の6本7本ぜんぶ仮歯なんですよ。
赤江 全部!?
大吉 全部仮歯のまま8年間過ごしていたんです。
赤江 仮でしょ?先生。
大吉 はい
赤江 歯からしたらホント仮免許みたいなね、そういう・・「こんな状態で俺たち」っていう・・
大吉 そうです、だから本当に一生懸命僕のことを支えてきてくれた仮歯も「もう8年間は限界です!ご主人さま限界です!」みたいな感じでポロっと外れて。今まではアロンアルファで付けていたんですよ。
赤江 アハハハ!(笑)
大吉 僕は。
赤江 そうだそうだ!喋ってましたねぇ。
大吉 そういう自分なりのメンテナンスで8年間乗り切ったけど、8年経ってて何回も外れているところだったので、もう付かなくなったんですよ。
赤江 え!
大吉 付かないというか、もう付けたら不自然!
赤江 フフフ(笑)
大吉 『お前、その歯だけ裏に何か隠しているだろ!?』ってくらいアロンアルファの厚みとかが出ちゃうから、
赤江 そうですね
大吉 もうどうしようもなくなって、スケジュール的に福岡に、そのぉ、僕の仮歯を作ってくれた歯医者さんに戻る、戻って治療する時間もないし「どうしよう」ということで東京のとある知り合いの方に紹介して頂いて
赤江 ええ
大吉 で行って、歯医者さんに(笑)。「実はコレコレこういう理由で私8年間仮歯だったんです。」。で歯医者さんにとってはさ、怒る人いるじゃないですか。
赤江 はい
大吉 『なんでここまで放っておいたんだ!』って。わざと麻酔を弱めにするようなさ(笑)。
赤江 しないでしょ!それは流石に(笑)。医師道としてどうなんですか?(笑)
大吉 でもイメージで歯医者さんって一番怒りそうじゃないですか。
赤江 まぁねぇ。
大吉 だからそれも実は壁であったんですけどぉ。
赤江 確かにそりゃ間違った使い方だと明らかに
大吉 『接着剤で何やってんだ!』って怒られるのが嫌なんで、紹介して頂いて行ったんですよ。
赤江 うん
大吉 うんだら、あのぉ、思ったよりかは怒られないというか。
赤江 え、どんなリアクションでした?やっぱり驚きはされたでしょ?
大吉 あのねぇ、口の中ぜんぶ診て、なんか、言葉には出さなかったんですけど、『お前マジか!』みたいな(笑)。
赤江 アハハハ(笑)
大吉 ・・顔はしましたね。『お前、何やってんの?』っていう。『っていうか、お前テレビ出てねぇ?』みたいな(笑)。
赤江 アハハハ(笑)
大吉 『お前、何かCMにも出てねぇ?』みたいな。
赤江 いや、そうじゃないですかぁ
大吉 『お前、よくここまでコレでやってこれたな』みたいな。
赤江 ほんと、大吉先生
大吉 んな感じでお話しを受けて、『ちょっとね、吉岡さん(大吉の本名)』と。『仮歯のことはやります。今日中に。時間が無いという事なので仮歯は治しますけど、直したところでまた外れますよ』と。『もうちゃんとしたモノを付けないと』と。
赤江 あ、そりゃそうですね。
大吉 『福岡でそういう準備をしてんのかもしれないけど、もう東京でずっと長くしているんやったら、もうウチで作った方が早いですよ。』
赤江 そうですよ。もっと早くその手を使うべきですよね、大吉先生。日本は繋がっていますから。他の県でやってはいけないというルールじゃないですから。
大吉 そうですね、そんなルールないですよね。でも何とかね、故郷にお金を落とそうっていう我々なりの故郷納税をしたかったんですけどね。
赤江 なるほどなるほど
大吉 で、それでまぁ、一応融通も利かせてもらって『普通の人の3倍から4倍のスピードでやります。普通の人が3日4日かけるやつを、あなたは1日でやってダダダッと治すからウチに通いませんか?』って言って頂いて、そこに先週から実は通い出しているんですね。
赤江 そうですかぁ!
大吉 で仮歯を全て8年ぶりにリニューアルさせたんですけど、
赤江 うん
大吉 あのぉ、その時先生と話ししたのが、なにせ8年間仮歯、安い仮歯をしてたんで、あのぉ、噛み合わせがおかしくなっとる。
赤江 フフフ(笑)。無理がね、顎が頑張ってたんでしょ、やっぱり。
大吉 心のどこかで、「俺の前歯全部は仮歯だ」っていうのが、なんか前歯の噛む力をどこかでセーブしていたみたいで
赤江 そりゃそうでしょうね。心理的にはね。ここにあまりもたれ掛かっちゃいけない柱みたいな(笑)
大吉 そう。で奥歯を強調・・・奥歯に頑張ってもらおうっていう、そういう無意識のアレでずっと奥歯を酷使していて、だから奥歯もガタガタなの。
赤江 え~(笑)
大吉 で、このままだと、何か健康面に良くないって言われて(笑)
赤江 現代人と思えないんですけど、大吉先生。
大吉 うん、『肩こりとか色々あるし、まぁ内蔵系の病気もね、かかる恐れがあるから、この噛み合わせでは』つって。『全部リニューアルします』ということで、今回付けた仮歯はちょっと今までよりも大きくしているんですよ。
赤江 ほう。一個一個が。
大吉 噛み合わせが良くなるように。だからぁ・・・僅かな差らしいんですけど、僕は今まで、だから先々週の僕よりも今週の僕の方が1ミリ長いんです。
赤江 アハハハ(笑)。あ、1ミリ、なるほどなるほど。
大吉 で、そんなこと差、わかんないでしょ?
赤江 あ、ごめんなさい。はい。
大吉 で僕も、こんなん言うつもりは無かったんですけど、何でいうかと言うと、本人はこの1ミリの差が物凄いストレスなんです今。
赤江 あ、違和感あるんですか今。
大吉 もう違和感しかないです、正直。
赤江 へぇー。
大吉 で、ただでさえ喋る仕事なんでアレですけど、まぁ喋るのはね気合入れて喋るのでアレですけど、結局寝ている時に体が嫌がるんですよ。
赤江 え!?
大吉 なんか。「これ違う!」みたいな感じで。
赤江 アハハハ(笑)。凄いもんですね、やっぱ人間の体って。
大吉 不思議ですよぉ
赤江 仮歯に合わせて合わせて、やってたんですねぇ
大吉 で、7本ね新しくしてもらって、「よーし、これで頑張ろう」つって。で、寝てて、起きたら、7本中2本外れてんすよ。
赤江 えっ!!
大吉 アレっ!?って思って。
赤江 うん
大吉 後から先生に聞いたら、僕歯ぎしりするんですね。で無意識のうちに、歯ぎしりという形で外そうとしているんですって。
赤江 ええ!!
大吉 グッと。
赤江 何だったら歯で押しだす感じで。「これ違う!」って。
大吉 で、それで繋がっている中の、そのぉ、わざと高くしていた、大きくしていた歯だけ外そうとしてて、
赤江 えー!
大吉 で、朝起きて「うわっ!」って思って。で、その日大阪だったんです僕。「大阪に行く前にコレ治してもらわなきゃ!」って慌てて朝一で行って、治してもらって。
赤江 吉岡さん何されているんですかぁ!(笑)
大吉 で大阪行って、次の日も大阪。昨日の話なんですけど、昨日も大阪で泊りだったんですけど、大阪のホテルで寝て、朝起きたらまた外れてんですよ。歯ぎしりで。
赤江 えー!!
大吉 で大阪です。もう歯医者戻れません。「どうしよう!」。「俺には8年間培ったアロンアルファ作戦がある!」ってまたアロンアルファでくっつけて昨日の大阪の仕事は1日乗り切ったんですけど
赤江 先生、アロンアルファで付けるっていっても、歯茎の根元に付けるってことですか?
大吉 いやあのねぇ、芯は残っているんです。差し歯って。・・あの、いくら私でも歯茎にダイレクトに接着剤でポンとは付けないです(笑)。
赤江 あ、よかった(笑)
大吉 そう簡単には付かないと思いますし。
赤江 そうですよね。対応できないですよね、流石にね。
大吉 まぁ、だから新しいヤツやし、根元も残っているから自分でアロンアルファで行けましたけど、その昨日の仕事が雨上がり決死隊さんの「雨上がり食楽部」。クラブのクは食って書くんですけど、あのぉ、料理番組で、二本撮りで色々と食べなきゃいけないんですけど、もう怖くて食べられないっすよ(笑)
赤江 アハハハ(笑)。えー!
大吉 外れるんじゃないかって。
赤江 いや凄い。でもね、歯が抜ける夢って物凄い怖いじゃないですか。
大吉 はい、怖いっすね。よく見ます、よく見ます。
赤江 不吉とか言われますし、人の真理として歯って大事なものなんでしょうね。年齢の齢にも歯が付くくらい、漢字でね。
大吉 あ、そうだ。うん。
赤江 で、朝起きたらそれが現実として歯が抜けていたらメチャクチャ怖くないですか?
大吉 怖いですね、うん。今んところ、歯が抜けている2デイズやってますんで。
赤江 ええ!
大吉 で、昨日の夜また行ったんです、大阪から戻って・・
赤江 いや、でも先生。そのうちね、体がもっと対応して、押して外したくらいじゃ付けられると思ったら、飲み込むんじゃないですか?寝ている間に。
大吉 アハハハ(笑)
赤江 もうゴックンしちゃおう、みたいな。
大吉 そうなったらどうしましょうかね。そうなったら俺何で作ろうかな、まず。
赤江 アハハハ(笑)。すごい。
大吉 それっぽい白いガムか何かで。ウフフフ(笑)
赤江 もたないから(笑)
大吉 いや、歯は大事ですからね、みなさん。こうなる前に皆さん歯医者さんに行ってくださいね。
赤江 いやぁ、強烈なお話でしたね。
と話していた。
2013年5月15日に放送されたTBSラジオ『赤江珠緒 たまむすび』のオープニングトークで、5月11日に開催されたプロレスラー小橋建太さんの引退興行について話していました。芸人界でも屈指のプロレスファンで知られる博多大吉さん。たまむすびでもプロレスの話題が多く、ふしぶしでプロレス愛を感じます。そんな大吉さんがプライベートでも交友のあるプロレスラーの小橋建太さんの引退興行に本人直々に観戦のお誘いを受けたにも関わらず、ヨシモトに仕事を入れられてしまい、観戦できなかったとのこと。『仕事だから仕方がない』と思いきや、ちょっと事情が違うようで・・・。この話のオチ、好きです。 | ![]() |
■会話をしている人物
博多大吉 (お笑いコンビ「博多華丸・大吉」)
赤江珠緒 (フリーアナウンサー)
赤江 大吉先生やっぱりこの引退試合・・・
大吉 これがですね、これがですよホントに。5月の11日ですよね、
赤江 はい
大吉 小橋さんが引退興行をやられるっていう発表がありまして、でチケットが直ぐに売り切れちゃったんですよ。
赤江 うん
大吉 で、正直言いますと僕ちょっとだけ小橋さんと仲良しというか、実は結婚披露宴にも呼んでいただいたぐらいの・・
赤江 そうですか!
大吉 仲なんで、ええ。ハッキリ言って、小橋さんに頼めばチケットは取れるだろうなと思いましたけども、小橋建太の最後の試合、最後の雄姿だから、僕が出しゃばるよりも一人でも多くのファンの方に見て頂きたいという気持ちが勝ったんで、
赤江 偉い!
大吉 僕、最初行く予定なかったんです。
赤江 はあ
大吉 ほんなら3月のある日かな、携帯電話に久しぶりに小橋建太さんから電話が掛かってきまして、
赤江 ええ
大吉 ご本人から直接。『どうしました?』『大吉くん、僕の引退興行は来てくれるのかい?』って言われて。
赤江 本人から
大吉 『いやぁチケットが取れなかったんで、今回は見送らさせてもらおうかと思っているんです。』って言ったら、『水臭いこと言うなよ。』と。
赤江 ほお!
大吉 『チケット無いのは分かってる。この電話は、君の為に一席空けているよという電話です。』
赤江 えぇー!!
大吉 『最後の試合、見に来てね。』
赤江 うん!それはぁもぉ!
大吉 涙が出るくらい嬉しかったですよ。『もちろんです、小橋さん!』と。
赤江 馳せ参じますと。
大吉 はい。『こんなねぇ、僕の為に席を空けてくれているんならどんな仕事があっても武道館駆け付けます!』って。電話切って、直ぐにヨシモトに電話して。『5月11日を空けてくれ!』と。『もう何も入れるな!』と。そしたらマネージャー、『わかりました!』。5分後くらいにまた電話が掛かってきて、『無理でした!』
赤江 え?へへへ(笑)
大吉 早い早い早い!無理が早い!(笑)。『どうしたどうした?』つったら、『ルミネtheヨシモトの出番が入っているので無理です』って言われて(笑)
赤江 えぇー!
大吉 『待て』と。もちろんね、劇場の出番大事ですよ?
赤江 確かに確かに。そりゃお仕事でございますもん。
大吉 もう漫才大好き。やりたいけど、小橋さんの引退試合って一生に一回しかないの。
赤江 これだけはねぇ。
大吉 で、華丸大吉の漫才は年に200回くらいあるの。
赤江 アハハハ(笑)
大吉 だからぁ、『いーやん!』って言ったらアレだけど、これ3月の話でしょ? で、『5月だから劇場のスケジュールもまだ一般にね発表されていないからね、5月11日、僕目当てでね、チケット買うお客さんなんかまだ居ないんだから、変えれるんじゃないの?』って言ったら、『いや、これ漫才出番じゃないんです。』
赤江 え?
大吉 あのぉ、演説王っていうね、去年1回やって『好評につき』かわからないですけど、その第二弾。芸人が、一人3分の持ち時間で演説をやって、まぁ優劣を決めるみたいな。『そのイベントのMCです。』
赤江 あらっ!
大吉 『だから漫才じゃなくってMCで入っているんで動かせないんです。』
赤江 そういうものですか。
大吉 『いやだからぁ、それこそ動かせないか?』と。イベントの、2回目のイベントのMC(笑)
赤江 ハハハ(笑)。なるほど、なるほど(笑)。ふふふ。
大吉 うんだらなんか、『どぉーしても大吉さんじゃなきゃダメです。』って言うから、『ヨシモトクリエーティブエージェンシーの所属タレント舐めんなよ!』って。
赤江 そうですねぇ
大吉 僕くらいのMC力ある人なんて山ほどおるしね(笑)。
赤江 いやぁ(笑)
大吉 って言うか、『何回も言うけど、オレ小橋さんの引退興行なんだよ!』って言うのに、『いや、どうしても。どうしても。どうしても。』つって。
赤江 なんとそこはもぉー、ヨシモトさん。
大吉 折れてくれない。結局なんで折れてくれなかったかというと、一回目の演説王の時にチラシを作ったんですよ。そのチラシが、司会者の僕のワンショットなんです。
赤江 はぁー。
大吉 僕がオバマ風の、なんかメイクをして、オバマ大統領みたいな感じで、演説王やります!みたいな。
赤江 うん
大吉 ・・『の、チラシを2回目もそれ使うから、大吉さんじゃなきゃダメなんです。』って言われて(笑)
赤江 合理的な理由。ははは(笑)
大吉 いやいやもう、そんな使い回しある?
赤江 そうですねぇ(笑)
大吉 『チラシに載っているから大吉さんじゃないとダメなんです。』
赤江 その理由ぅ。
大吉 まぁね、仕事があるのはありがたいけど、やっぱ小橋さんからご本人からお誘い頂いて。だからもう、お断りの電話もメールも辛かったですよ。
赤江 ねぇ
大吉 こば、小橋さん側も『まさか!』と思ったと思うんですよ。
赤江 そうでしょうねぇー。
大吉 日本中で僕だけですよ、断ったの。本人からの誘い。
赤江 フフフ(笑)。で元々ファンだってね、ね、仰ってね。プロレスも好きで大吉先生。
大吉 そう。長いことお付き合いさせていただいてたんで。ホントに残念でしたねぇ。
赤江 うわぁー。
大吉 でもヨシモトも悪いと思ったんですかね。その演説王に緊急スペシャルゲストとして大仁田厚さん入れてきましたからね(笑)。
赤江 アハハハ!(笑)
大吉 『これで勘弁してください』みたいな(笑)。いや、勘弁とかそんな問題じゃないんですと。
赤江 そうですね(笑)
大吉 大仁田さん来たら、またイベント自体がワチャワチャなるから、つって(笑)。
赤江 ハハハ(笑)。
大吉 ね、だから引退興行の時はルミネtheよしもとで私 大仁田厚さんと戦っていましたよ(笑)。
と話していた。
【あわせて読みたい】ビビる大木が語る「女子プロレスラー井上京子の居酒屋でのウーロン茶事件」
2013年4月3日に放送されたTBSラジオ『赤江珠緒 たまむすび』でコラムニストの小田嶋隆さんがアメリカ人のジョークについて話していた。この日は、先日のエイプリルフールについての話から、アメリカ人が日常的にジョークを言う理由を話していました。『ほぉ~。』って話です。 | ![]() |
■会話をしている人物
小田嶋隆(コラムニスト)
赤江珠緒(フリーアナウンサー)
博多大吉 (お笑いコンビ「博多華丸大吉」)
小田嶋 アメリカの生活が長かった人に言わせると、日本に帰ってホッとするのは『ジョークを言う人が少ないから』だそうですよ。
大吉 はぁー
赤江 え、そうか。でもホントにアメリカだと、その、日常会話の中でもエイプリルフールをしあうんですか?
小田嶋 エイプリルフールもさることながら、ジョークを常に言っているってことがとても必要らしいんですよ。だから・・
大吉 アメリカンジョーク
小田嶋 うん、だから単なる面白い詰まんないじゃなくて、『自分がこの場でくつろいでいるよ』とか。『自分は十分この場を楽しんでいる』ってことを言うために皆ジョークを言わなきゃいけなくって
赤江 あぁー
小田嶋 そうすると、本来そんな面白くない人もみんなジョークを言うからぁ、たまったもんじゃないらしいんですよ
大吉 フフフ(笑)
赤江 確かにねぇ、政治家の方とかもね、この場面で!みたいな。
小田嶋 みんな言うでしょ?
赤江 言いますねぇ
小田嶋 であと、あの、アメリカ映画を見ていると最も緊迫した、これから敵の陣地に突っ込むんだみたいな時に必ずジョーク言うじゃないですか
赤江 うん
小田嶋 アレもね
赤江 『お前のかあちゃんのピザ美味しかったぜ!』みたいな
小田嶋 そう(笑)
赤江 ここで!?みたいなね。言いますよね。
小田嶋 アレは、『自分はビビってないぜ』っていう印なんでしょうけど。
赤江 ねぇー
小田嶋 日本人はあんまりジョーク言わない方がいいと思います
一同 ハハハハ!(笑)
赤江 という小田嶋さんのご意見でした(笑)
と話していた。
2013年4月3日に放送されたTBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」で、博多華丸・大吉の大吉さんが「たまむすび」の新レギュラーとなったカンニング竹山さんについて語っていた。福岡吉本の同期で若手時代からの付き合いだという大吉さんと竹山さん。なんでも、1年で福岡吉本を辞めて東京に出て行ったカンニング竹山さんとヒロシさんが東京でキャラが大きく変わっているらしく・・。 | ![]() |
■会話をしている人物
博多大吉 (お笑いコンビ「博多華丸・大吉」)
赤江珠緒 (フリーアナウンサー)
大吉 僕は色んな番組で機会があったら言うようにしてんですけど、あんな奴じゃなかったんですよねぇー
赤江 えぇ?(笑)
大吉 いや、あのー、一番分かりやすいのがキレる奴じゃないですか。
赤江 はいはいはいはい
大吉 カンニングの竹山ってキレるでしょ?
赤江 キレ芸としてね、はい。
大吉 全然キレなかったですよ
赤江 温厚な方?
大吉 温厚というか何でしょう。お客さまに媚びて媚びて何とか可愛く見せようってね
赤江 アハハハ(笑)。だって『ター坊』っていう名前が・・ねぇ
大吉 そうですよ。芸名『ター坊』ですよ。サンリオとかキティちゃんとかあっち系じゃないですか、ター坊って。
赤江 そうですよねぇ。えぇ。
大吉 まぁそれは事務所に付けられた名前なんでアレですけど、元々はだから竹山君は、『そういう女の子に可愛く見られるようにしなさい。』と。
赤江 あっ
大吉 本人は希望しなくて、福岡吉本の方針として。
赤江 割とアイドル的な感じに
大吉 アイドルというか・・うん、まぁそうですね
赤江 お笑い芸人さんの中でもね
大吉 だから、お兄ちゃんというよりカワイイ弟のようになってもらえるような感じで(笑)
赤江 あぁー
大吉 だから、例えば分かりやすく言うと『衣装にはサスペンダーを付けなさい』とか。可愛く見えるように。『もうチョット太った方がいいんじゃないか?』とか。そういう事を指導されてたのを覚えていますね、竹山は。
赤江 そうですかー。今、完全に生活指導の先生みたいになってましたけどね(笑)。『赤江さん!』みたいな、『それ何ですか!』って言われるくらい
大吉 で、1年くらい経って、竹山君いなくなったでしょ、福岡から。
赤江 はい
大吉 そっからは音信不通になるわけですよ僕。竹山と。
赤江 ええ
大吉 ね、まぁ色々あったからね。まぁ長くなるんであんま言いませんけど
赤江 うん
大吉 で、その後、僕らの6コ下の後輩の齊藤って奴が東京に行くんですね。
赤江 はい
大吉 それが後のヒロシなんですけど。
赤江 うん、ヒロシさん。
大吉 で、テレビ付けたら『アレっ!?こいつ斎藤やねぇや?』って奴が、金髪でなんかブツブツブツブツ言いよるから
スタッフ ハハハ(笑)
赤江 『ヒロシです』ね。はい。
大吉 『ヒロシです』って。・・・アイツも、あんなんじゃなかったんですよ。
赤江 はぁー、なるほどぉ
大吉 どっちかって言うと、その斎藤、今のヒロシは福岡時代ブチ切れキャラだったんですよ。
赤江 えっ!?
大吉 いわゆるカンニング竹山のキャラだったんです。
赤江 あっ、そうなんですかぁ
大吉 なに言っても逆ギレしてきて、ワーワー言って笑いをとるみたいな感じで。
赤江 えっ?あんなにチョット、やや後ろ向きみたいな感じでね
大吉 そうそうそう。それが東京行ったらぁ、あんなんなってて
赤江 謙虚に生きてるってうね、ヒロシさんみたいな感じですけど
大吉 で、可愛さ可愛さ。ね、どっちかというと後ろ向きな笑いで可愛さを狙っていた竹山が東京行ったらブチ切れキャラになっているから。だから僕と華丸の間で言っているのは『たぶん竹山とヒロシは、東京のどっかの神社の階段から抱き合って転げ落ちて人格が入れ替わったんじゃないか?』。
赤江 ハハハ!(笑)。入れ替わった(笑)
大吉 そうじゃないと説明が付かないくらいね(笑)。うん、昔は違う。
赤江 そっかぁ、人に歴史ありですねぇ。
と話していた。
【あわせて読みたい】 カンニング竹山が語る「クビを告げられた自分を拾いキレ芸を考えてくれた師匠に泣いた夜」
2013年3月20日に放送されたTBSラジオ『赤江珠緒 たまむすび』でコラムニストの小田嶋隆さんが先日惜しくも準決勝で敗退してしまったWBCについて話していた。大物政治家、田中角栄氏が大蔵大臣に就任した際に述べた言葉を紹介しつつ、理想の上司論を語っていました。左寄りな印象の小田嶋さんが田中角栄さんの言葉を紹介することに新鮮に思ったり、田中角栄さんの言葉の力に感心したり・・・。いい話です。 | ![]() |
■会話をしている人物
小田嶋隆(コラムニスト)
赤江珠緒(フリーアナウンサー)
博多大吉 (お笑いコンビ「博多華丸大吉」)
補足:2013 WBC 準決勝でのダブルスチール失敗
WBCの準決勝プエルトリコ戦の8回、1アウト一・二塁の絶好期に井端選手と内川選手のダブルスチール(注:二人の走者が同時に盗塁すること)が失敗。好機を潰してしまった。そして敗戦。試合後、内川聖一選手は「全部いい訳になるけど僕が全部壊してしまった。過去の先輩たちにも申し訳ない気持ちで一杯です。」とコメント。山本浩二監督は「8回の走塁はダブルスチールを行ってもいいというサインでした。」「この作戦は失敗か成功かだけですから、悔いはありません。」とコメントしている。
赤江 ・・・だから内川選手がねぇ、『自分のせいでした!』みたいな
大吉 なにを仰るやらぁ
赤江 ねぇ
小田嶋 あのー、指揮官の側は『悔いはない』みたいな、山本さん言っていますよね
赤江 はい
小田嶋 で、それはそれで立派な態度だと思うんだけど、あの、ここで私が、あの、ちょうど流れてきた田中角栄さんの
赤江 うん
小田嶋 関係なく聞こえるかもしれないんですけど、コレ読んで欲しいんですけど
赤江 はい。えー、田中角栄さんが、大蔵大臣に就任時の言葉と、いうことですね。じゃあこれチョット読ませて頂きますね。『私は諸君ご存知のように小学校の高等科しか出ていない。しかし世の中の経験は多少積んでいるつもりである。これからは、もし私に会いたい時は、いちいち上司を通してくる必要はない。こう思う。これはオカシイ。これを考えてくれ。なんて思うことがあれば遠慮せずに来てくれ。そして国家有事の現在、諸君は思い切って仕事をしてくれ。これは局長も課長も同じだ。ことの成否はともかく、結果の責任は全て大臣であるこの田中角栄がとる。』
小田嶋 この最後のね、『ことの成否はともかく結果の責任は全て大臣であるこの田中角栄がとる。』っていうこのセリフが非常に素敵だったっていうんで未だによく引用される言葉なんですよ。
大吉 ふんふんふん
赤江 ほぉー
小田嶋 で、このことを言ってくれる上司って、割となかなか居なくって、
大吉 うーーん
小田嶋 例えば、今回のダブルスチールは、『山本さんが責任を取らなかった』って言うつもりはないんだけど、とにかく走れなり・・
赤江 『お前の好きなようにやれ!思い切ってやれ!』ってね、選手が判断しろっていうことですよね
大吉 『行けたら行け!』みたいな(笑)
小田嶋 行けたら行けだと、選手の、責任は選手側にあるわけですよ。
赤江 うん
小田嶋 で、判断も責任も選手の側に・・・判断は選手の側にあってもいいんだけど、責任はオレがとるぞ!っていう構えで命令してくれた方が有り難いってことは、まぁあったりするじゃないですか。
赤江 はいはい
小田嶋 で、結構その、人に何かを頼む時にね、あるいは部下に何かを命令する時に『とにかくお前の好きなようにやれ。責任はオレがとるから。』って言ってくれる上司がいるか
赤江 うん
小田嶋 でもなければ『お前の判断でやれ。俺はとにかく見守っている。』みたいなことを言いながら、手柄は上司が一人占めして失敗すると部下のせいになっているみたいな形の人たちが居たりして。
赤江 あぁ。確かに良い上司ってそういうこと言ってくれましたよ。私もサラリーマン時代。
小田嶋 ですよね。
と話していた。
2012年7月4日に放送されたTBSラジオ「たまむすび」にてコラムニストの小田嶋隆さんが政治家・小沢一郎とノマド(遊牧民)の共通点について話していました。先日「国民の生活が第一」を立ち上げた小沢一郎氏ですが、小田嶋さんのこのコラムが妙に納得できて心配してしまいます。 | ![]() |
■会話をしている人
小田嶋隆(コラムニスト)
赤江玉緒(フリーアナウンサー)
博多大吉(お笑い芸人/博多華丸大吉)
小田嶋 1つの組織に縛られないで働くとか、1つの職場に縛られないで色んな場所で、例えば、えー、スターバックスで、えー、デジタルガジェットをガチャッと空けてノートパソコンでカタカタやっているような人たちをノマドワーカーっていう風に・・
赤江 あぁ、ノマドワーカーですか
小田嶋 遊牧民のように色んなところを転々としながら働くのが今風なんだぜ!みたいな事だと思うんですが
赤江 えー。
小田嶋 で、これスゴイながい前置きをした後に、小沢さんってもしかしたらノマドな政治家だったんじゃないかという気がふっとしたんですが
大吉 ノマド政治家
小田嶋 うん。とても遊牧民みたいでしょ?
赤江 なんか色んなところねぇ、あちこちあちこち。
小田嶋 そうそうそう。で、遊牧って言うとのんびりしていて良い風ですけど、アレって結構過酷な生き方で、
赤江 うん
小田嶋 羊を300頭くらい連れてね、モンゴルの草原をダーッて行くですよ。そうすると草を食べつくしちゃうでしょ?
赤江 300頭もいればねぇ
小田嶋 そうすると、食べ尽くすと移動せざるを得ないんです。
赤江 うん
小田嶋 あれ別に好きで移動しているとか、『旅が好きな俺だぜ!』とかスナフキンの気持ちで動いているわけじゃなくて
赤江 フフ(笑)、ええ。移動せざるを得ない。
小田嶋 そう、草が無くなっちゃう。食べ尽くしちゃうとペンペン草も生えない。後は、ノマドが行った後は草も生えない、、形、ですよね。
赤江 あー。
小田嶋 で、小沢さんが通った後って、これ比較的草が生えにくいものがあって
赤江 うん
小田嶋 で、連れて歩いている、えー、その羊たちに草を食べさせては違うところに移っていくってのをずっとこの30年もしかしたらやってきた方で
赤江 うーん
小田嶋 で、でもノマドの歴史ってのは昔、司馬遼太郎さんでしたかな?割とあの人遊牧民が大好きな人で、遊牧民って実は農耕民と比べると、えー、色んなところで劣っている面もあるんだけど戦争がとっても強いんですよ。
大吉 ほう
小田嶋 っていうのは、早い馬に乗っていて、あと強い弓を、遠くまで届く弓を持っていて
赤江 ほーー。
小田嶋 だから戦いとなると、どうしても農民より全然強いということがあって。
赤江 ええ
小田嶋 もうひとつは、彼らはあまり土地に対する執着ってのが比較的ないから、
赤江 はい」
大吉 色々・・
小田嶋 あのぅ、どんどん移って行っちゃうでしょ? だから戦いとなると、あのー、容赦なく、あのー、皆殺しにして通って行ったりね
大吉 後のことは知らんぞ!みたいな。」
赤江 はぁー。
小田嶋 そうそう。で、農民同士が戦うといくら戦って、こっちがAチームとBチームでAが勝っても、皆殺しみたいなことをしちゃうと、えー、土地だけあって農民が居なかったらその国を治めても意味がないから、だからある程度勝負がついたところで、じゃあ和睦(注:わぼく/争いをやめて仲直りすること。和解。)だとか勘弁してやるって話になって、『そこのお百姓さんごとうちの国にするよ』みたいなことを・・まぁそういう戦争なんです。
赤江 はぁー
小田嶋 だからやっぱり恨みが残ったり、一族のアレが残っていたりってことでまた引っくり返えされたりってことを中国の歴史は繰り返してきたんですけど
赤江 うん
小田嶋 モンゴルみたいな国ってのは戦争となると全部通ったところ草一本も生えないくらい・・
大吉 徹底的に
小田嶋 徹底的に。だから、たった、えー、50年程であれだけの世界地図の半分くらい・・
赤江 巨大なね、モンゴル帝国ねぇ。はぁー。なるほど小沢さんもそんなところが。
小田嶋 あったのではなかろうかと。
赤江 行ってはその場所の草を全部刈って
小田嶋 で、言ってみれば選挙ですごく強かったということは若干そういうことに近いじゃないですか。
赤江 うん
小田嶋 ただ、あのぅ、そういうことで勝ったからといって今度は、えー、耕すっていうんですか?
赤江 うん
小田嶋 地面を耕してモノを生産して、えー、その国の人たちを食わせるってことはあまり考えていないですから、遊牧民の方々は。
赤江 うん
小田嶋 だから、モンゴル帝国もたった一世紀で分裂して消えていきましたよね?
赤江 はい」
大吉 うんうんうんうん
小田嶋 それで未練も無いんでしょうけど。
赤江 うん
小田嶋 だから小沢さんがやってきたことってのも若干それに近くって、なんか、この先、ねぇ。
赤江 もう4回目ですからね、色んな党をね、結成というね。
小田嶋 新進党からねぇ
赤江 えー、自由党、民主党合流、そして今回また新たに作ると。
小田嶋 で、今回のばかりはちゃんと羊を何百頭連れているのかというと・・・何かもう、ねぇ、ノマドと言うより焼畑・・(笑)焼畑農業のようになっているのではないかと、私ちょっと心配しております
と話していた。
スポンサード リンク
- ホーム
- Home
最新コメント