吉田 一番大きな波、来たのって沢尻さんのですか?
赤江 あー!そうですね。あ、それは豪さんもあのー、沢尻さんのインタビューされました・・
吉田 同時期ですからね
赤江 アレね、たぶん同じ日だと思うんですよ。
吉田 はいはいはいはい
赤江 あの、『クローズド・ノート』っていう映画の・・あのね、話題になった
吉田 一番、あのー、ピークに近いことですね(笑)
山里 あの事件ね。あの三文字の事件ね。
赤江 そうそう。で、あの時に、いろんな媒体の方が取材で入ってて、で豪さんそこで取材されたんですよね?
吉田 そうですね。取材しに行って、僕はTBSラジオのレギュラーがあるから遅刻できないって午前中に組んだのが1時間以上彼女が遅れてきて、あのぉ、謝りもせず的なエピソードが色々あったんですけど(笑)
赤江 アハハハ(笑)
吉田 あの、顎で挨拶しながら入ってきちゃったり(笑)
山里 あー、シャイなのかなぁ(笑)
赤江 でも私はね、私はその後なんです、たぶん。で、結局もうキャンセルになっちゃって。『もうそのインタビュー自体無しです、その日は。』って言われて、キャンセルになったんですよ。
吉田 ええ
赤江 でー、あのぉ、『番組の方でキャンセルになったこともあまり言わないでください。』って言われたんですけど『いやぁそれはチョットなぁ』と思って『実はうちもやるはずだったんですけど、キャンセルになっちゃってぇ貸し1つですよぉー♪』みたいなことを軽く言ったら・・
吉田 あぁギャグにして
赤江 あ、あのぉ。沢尻さんがそこはやっぱりね、義侠心(
ぎきょうしん/おとこぎ・正義感)がお有りだったのか『いえいえ何を!』って感じで、『後日その媒体だけ受けましょう』って言って。
山里 えーー!
吉田 ね、騒動の後に出てきて。ね、涙を見せ。
赤江 出てきて下さったんです。・・そうなんです。あの時のね、深い話って実はしてないんです、豪さん。
吉田 あ、そうなんですか?
赤江 で、いろいろ私もアレに関して色んなこと言われたり、私も・・
吉田 ですよね、その後も色々報道もされたり・・
赤江 し、したんですけど、なんかもぉ、アレ話すと結構長いですけどいいですか?
吉田 聞きますよ。
赤江 長いですし、それをネタにすることの事でもないなって思って。それを色々『コメントしてください!』って言われた時もお話ししなかったんですけど。。。いいかなぁ。今だったらいいかなぁもう。いいですかね?
吉田 ほう
赤江 ・・・でも流石ですねぇ、豪さん。引っ張っていきますねぇ。
吉田 フフフ(笑)。もの凄い聞きたいんですど。
赤江 あのー。沢尻さんが来られて、あの時ぃー、発言がね、問題になったみたいなんで、あのー、謝罪したいと。
吉田 うん
赤江 インタビューをキャンセルしたことも含めて、で、『インタビューを受けますよ』って言って受けてくださったんですよ。
吉田 はい
赤江 で、受けてくださったんで、別にそこで何があったかを聞くとかじゃなくて『じゃあ謝罪のつもりでインタビュー、じゃあうちで1回だけ特別で受けてくれます?』みたいなことで行ったんですよ。
吉田 はい
赤江 でもその時には豪さんもご存知、あの時あのぉー、『エリカ様!』って呼ばれて、まぁ今も呼ばれたりもされていますけど、あの時がピークで
吉田 まぁバッシングもあり
赤江 で、ご本人もその扱いに戸惑っていて、同じ質問も重なるしぃ、映画でね。で、もうピリピリされてて、来た時に。
吉田 ええ
赤江 これはピリピリされてるなぁ、と思って。どうしたものかなぁと思いながら。豪さんもね、『インタビューする時にはどういう方向から入っていくか悩む』って仰いますけど、あの、まぁ何かすごく警戒、みたいなこともあったので、ちょっと私の話とかもしながら、『私は実はこんなことが好きで、ちょっと植木職人になりたいと思っていたこともあって』みたいな(笑)。
一同 アハハハ!!(爆笑)
吉田 謎の球投げますね(笑)。なんでピリピリしている沢尻さんがそんな話を聞かなきゃならないんだって(笑)。
山里 ナックルボールだ、ナックルボール!(笑)
赤江 たぶんね、たぶんそれが沢尻さんも『はぁ!?』って話だったと思うんですけど、いろいろ考えて(笑)
山里 そりゃそうだよね、そうだよ(笑)
吉田 『別に』でますよね(笑)
赤江 そうね、そこで出てもおかしくなかたった(笑)
吉田 アハハハ(笑)
山里 そこで出る『別に』はホントの『別に』だよ。
赤江 っていう話をしたら、『いやいや私も実は夢があって・・』みたいなことを、なんか、余りに素っ頓狂な質問だったんで、乗ってくださって、でそこから仕事に対する想いとか聞いていると、やっぱりあのーー、クロスノート(
注:クローズド・ノート)の時に主演だったじゃないですか。
吉田 はい
赤江 『やっぱり何百人と背負ってぇ、で自分がPRしなければいけないのに、プレッシャーもあるのに、きちんと出来ずにこんな形になってしまったことは申し訳ないと思う。ただ何があってそれだけ腹が立ったかは言えないけど、それに対しては本当に申し訳ないと思っている』みたいなことを熱く語られて、で私もそれを聞いていると、あ、確かにあの映画も真摯に出られていたのは確かに分かったし、で映画の良し悪しに自分が納得しているか分かんないですけど、その仕事に対しては一生懸命されているなぁと思ったので、『なるほど分かりましたよ』っていう話をしてて、で『私も若干20代くらいの女性をエリカ様エリカ様と持ち上げるのも分からない。それよりももっと世の中持ちあげなきゃならないニュースとかあるんじゃないですか?』っていうのを彼女が話しだして
吉田 まったくの正論じゃないですか。フフ(笑)。
山里 うん
赤江 『おーぅ、そうだよねぇー!』みたいな話になって、『あぁやっぱり背負っているものもあるし大変だよねぇ』みたいな話になって、でこれで、1時間くらい話して下さったのでもううちとしては十分なんで『ありがとうございました。』って締めようとしたんです。
吉田 はい
赤江 そしたらですね。あの、『ちょっと待ってください!』って事務所の方から『ちょっと待ってください。エリカ、ちょっと来て。』みたいな。当時の、えー、事務所の方が
吉田 たぶん川上さんですよ
山里 川上さんかぁ!鬼軍曹。
吉田 後のももクロ(
ももいろクローバーZ)のマネージャーの川上さん(
川上アキラ)のはずですよ
赤江 そっかなぁ?あれ川上さんだったかなぁ。
山里 坊主のでっかい人だった?あの、裸の大将みたいな。
吉田 ははは(笑)
赤江 いやぁ川上さんだったかなぁ。・・で、来られて、でもその時はエリカさんは『いや、なんでなんで?私結構ちゃんと喋っているのに』『いやチョット来て!』『いやなんで?それだったらここで、カメラマンも居て、私のインタビュアーも居る、ここで何かあるんだったら言ってください。』
山里 うーん!
赤江 ・・って言ったんですけどぉ、あのー、『いやいやいや、言えないから。ちょっと来て!』って言われて、でそこはホント不満そうに行かれた訳ですよ、廊下に。
吉田 ええ(笑)
赤江 廊下で何かお話しされていたんですけど、事務所の方と。『いやいや!お互い納得できない!』みたいなんで、地下の控室に降りて行ってしまって
山里 うん!
赤江 で、『えっ!?』(笑)。こっちとしてはインタビュー終わっていいからぁ、もういいんだけどぉ、でもこれは一応待っておいた方がいいのかぁ、一応中断という形だし。どうする??と思って
吉田 待つしかないですよねぇ
赤江 もうね、あの、機材とかバラすわけにもいかず。30分くらい待ってたんですよ。
吉田 ええ
赤江 で結局30分ですよ。ずーっと延びて、『あれぇ?戻ってこないねぇ。』って感じで。で待ってたら戻って、本人戻ってきて、で、なんかあんまり納得してなさそうだったんですけど戻ってきて。
吉田 はい
赤江 でそん時の事務所の方が『いやぁエリカも納得しましたから、もう一言赤江さんの方からファンに謝るみたいなことをもう一回振っていただいて、でそこで謝罪をもう少し本人からちゃんとさせて欲しいんです。』みたいなことを言われて、『あ、わかりました。納得しているんならこちらからね、振りますね。』っていう話をしてもう一回インタビューを再開したんです。
吉田 はい
赤江 で、再開して私がもう一回振りました。
吉田 はい
赤江 『じゃあ改めて、あの、ファンのね方とか、えー、テレビを見てくださっている方に何か一言ありますか?』って言ったら、何にも喋らないんですよ。
吉田 うん
赤江 何も。
吉田 ええ
赤江 一言も。『あれ!?』っと思って(笑)。いまだって事務所の人がそう聞けって言うから聞いたのに
吉田 ふふふ、OKでたから聞いたのに(笑)
赤江 『あれー!?』。何にも。で、でも私も聞けって言われているし、それで止める訳にはいかないからもう一回聞いて
吉田 はい
赤江 でも、もう本人もダンマリなんですよ。
吉田 うん
赤江 これは、もうしょうがないなと思って。向こうがダンマリだったらこっちも黙ろうと思って、ずーっと黙っていたわけなんですよ。
山里 うん
赤江 で、お互いずーっと黙って・・
吉田 どんくらいですか、それ?
赤江 えー、ちょっと、なんだろ、4・5分は経っていたか結構ダンマリになって、で、ダンマリしながら『いや、ね、もうおっしゃりたい事がないなら、うちの番組として言ってくださいといことでもないので、いいですいいです。もうコレで終わりにしましょう。』って言ったんですよ。
吉田 はい
赤江 そしたらぁ、そのー、彼女がですね。『いや、赤江さんね、今日長く話をいろいろ聞いてもらって、あのー、私が仕事に対して反省している点とかそういうのは伝わりませんでしたか?』って、急に、そこで向こうから質問が来たんですよ。
山里 うん
赤江 だからぁ、『いや、それは正直言って私は伝わりました』と。
吉田 うん
赤江 あの、『女優業に真摯に向かい合っていらっしゃるのは凄くよく分かりましたよ。』って。『だからもうこれ以上言葉がなくても私はいいと思います。』って言ったんですよ。
吉田 ええ
赤江 そしたらそこで、急にジワーって泣かれ、、涙が出て、で、こうグワーッと来たわけですよ。
吉田 ええ
赤江 なので急に、あの、私の前の番組でそこを編集とかがあるので、あのー、長い時間の
吉田 4分の無言はそのままオンエアできないですよね。フフ(笑)。どう考えても。
赤江 あのー、こう詰めているじゃないですか、テープは。
吉田 ええ
赤江 そうすると、もう何か、いきなり沢尻エリカ泣いた!みたいなのになって、逆にね、すごく申し訳ない結果になっちゃって
吉田 うーん
赤江 でーーあのーぉ。私ぃーはこんなまだうら若き乙女が色んなものを背負って仕事をしているって、あぁ可哀想だなって、私もその時ちょっと番組を背負ってたみたいなとこもあって、『あぁ大変だね。』みたいなんで私もジワァってもらい泣きしてしまったら、またそれも凄く色々叩かれたり書かれたりしたんですけど。『まぁそれもなぁ、あえて言うのもなぁ』と思って・・
吉田 うん
赤江 言わなかった部分だったんですけど。真相とすると、そういう長ぁーい時間があって、『彼女は女優だから急に泣いた』みたいなことを言われたり
吉田 証拠もなく言ってくるね
赤江 うん何か、そうそう。『赤江は騙されて、その後スキャンダルがあった時に怒っているんじゃないか』とか言われましたけど、まったく怒ってもいないし
吉田 そうなんですよ。僕も取材したけどぶっちゃけて好きですからね。
赤江 一回きりしか、ねぇ、一回きりしか会っていなくて、彼女のそういう面を見せてもらったのは間違いないし、うーん。っていう事ですねぇ。
吉田 ”別に騒動”も僕ぜんぜんフォローできますからね。
赤江 あっ!
吉田 アレ同じ質問を相当され続けて、あの、当時の資料の中に、全部でている話だったんですよ。
赤江 あぁー。
吉田 あの、スタッフにお菓子を振る舞ったとかも。たぶん資料に書いてあるから皆に聞かれたと思うんですよ。
赤江 あぁそーでしょうねー。
吉田 相当うんざりした頃にトドメで来て(笑)。まぁそうはなるよなぁ、って。
赤江 まぁ社会人としてね、こなさなきゃならない部分とかね、もちろん在るのでね、彼女に非がないとは言わないかもしれないけど、でも、あの、その、余りにもね、テレビってどうしても切ってしまう所とかあるので、
山里 ももクロちゃんにメイクとか教えてあげてたんですもんね、昔。
吉田 そうですよぉ
山里 『イイ人だった』ってみんな言うんですもんね
山里 で沢尻さんの騒動でマネージャーの川上さんが仕事が無くなって、『何かやることないからお前アイドルでもやれ!』って言われてももクロが始まったんですよ。
赤江 なるほどぉ!
山里 だからアレが実はももクロを生んだ瞬間でもあるんです。
吉田 うん
赤江 それで利益を得ている山ちゃんみたいな。腹立つね、コレ!
吉田 ハハハハ!(笑)
山里 利益って言いかた止めて!違うの!一緒に夢を見ているって言ってくれる?
一同 アハハハ(笑)
山里 利益じゃないよ。何てことだよなぁ、いい話だと思って聞いていたのに。
と話していた。
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