2013年12月9日に放送されたTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」にてゲストの水道橋博士と小田嶋隆さんが徳洲会5000万円事件で話題になっている東京都知事の猪瀬直樹氏とのエピソードを話していました。具体的なエピソードで猪瀬直樹という人物の人となりが浮き彫りになってきます。 | ![]() |
■会話をしている人物
水道橋博士 (お笑いコンビ「浅草キッド」)
小田嶋隆 (コラムニスト)
カンニング竹山 (お笑い芸人)
赤江珠緒 (フリーアナウンサー)
水道橋博士 どうですか?あのぉ、猪瀬さんの今後は
竹山 現状というか
小田嶋 猪瀬さん、どうなんでしょう。私、何人かの人に猪瀬さんの評判ってのは聞くんですけど、色んな有名な人って色んな人が色んな方向で話すじゃないですか
赤江 うん
小田嶋 猪瀬さんほど誰も良く言わない人って俺あまり知らないんですよね(笑)。
赤江 あぁー
竹山 へぇー
小田嶋 なんか、誰かかばうもんじゃないですか。「ああ見えてあの人ああなんですよ」って。あの人について一番いい話、聞いた良い話ってのはさっきのジャストミートのジョーク。
竹山 おう
水道橋博士 あれ良い話ですね。
小田嶋 良い話ですよね。
赤江 この、このバナナのこのやり取りだけ?(笑)
竹山 返しは粋ですよ
小田嶋 ねぇ。なかなか借用書の返しは見事な反射神経じゃないですか
竹山 うん。そうですねぇ。
水道橋博士 出版界を含めて、と、働いている人を含めて猪瀬さんほど人望のない人は居ないんです。
赤江 フフフ(笑)
竹山 昔から、都の仕事をする前からそういう事を言っている人はいましたよね
小田嶋 だからきっとね、あの、威張る感じってんですか?あれが嫌われちゃうんじゃないかと思いますね。本当は悪い人じゃないかもしれないけど嫌な奴になるでしょ
赤江 ふーん
水道橋博士 でも最も人望のなかった人が世界を含めて、憲政史上440万票、ギネスに載るほどの票数を集めたっていう事実が凄いですよね。
小田嶋 そうですねぇ。政治の不思議ですよ。
水道橋博士 人望とはなんだろう?と。
赤江 アハハハ(笑)
竹山 でも、都の仕事的にはだって、ちゃんとやられているわけでしょ?
小田嶋 私もね、20数年前かな、まだ駆け出しのライターだった頃に『翻訳の世界』って雑誌ですんごく原稿を伸ばしてたんですよ。
水道橋博士 はい
小田嶋 で、落ちるか落ちないかっていう頃に編集者さんがうちに原稿を取りに来て、やっとのことで書き上げて渡したら『ひとつ伝言があるんです』って言われて。あのぉ、実は昨日猪瀬直樹さんの原稿を受け取って、俺が最後だろう?って出したらしいんですよ。そしたら『いやもう一人いるんです』って。「誰だそいつは!名前を言え!」と言って。やっぱり猪瀬さん的には俺がトリだろうって感じがあったらしんですよ。
赤江 はぁ
竹山 原稿出すのを遅れてんのを?(笑)
小田嶋 競うところがあったらしいんですよ。で、「なに?小田嶋?そんな奴は俺は知らないぞ!」と。フフフ(笑)
赤江 フハハハ(笑)
竹山 フフ(笑)
小田嶋 「じゃあ、その小田嶋という奴に言っておけ」と。「俺が原稿を伸ばすようになったのは大宅壮一ノンフィクション賞を獲った後からだ」と。「それまでは全部締切通りに出していた」と。「名前も知らないそんな奴が何を1週間も伸ばしているんだ!」って、「説教しとけ!」って
赤江 ほぉー!それはチョット厳しいですねぇー。
水道橋博士 高橋源一郎さん(小説家)と4日前にライブやったんですけど、明治学院大学で。
竹山 はい
水道橋博士 その時の打ち上げでも、よ、要は町山智浩さん(映画評論家・脚本家)は「猪瀬さんの文章は一文字も読む必要はない。あんなに偉そうなことを言っている人は、姿形があれだけ偉そうな人が書くものを読む必要はない」って話をしていたんだけど、
赤江 うん
水道橋博士 いかんせん、町山さんがそう書いたの2004年かな。書いている時点で僕は猪瀬さんのほぼ読んでいるんですよ。
竹山 うん
水道橋博士 だから「一文字も読む必要はない」ということは通らないじゃないですか。もう読んでいるわけだから。
竹山 はいはい
水道橋博士 それでその話を高橋源一郎さんにしていたら『いやぁでも1985年くらいでデビュー・・』高橋源一郎さんがデビューしてた時に、あのぉ、いきなり猪瀬さんと会って「おう、お前が高橋源一郎か。良いの書くらしいじゃねぇか」って。『初めて会った時からあんなに偉そうな奴はいなかった』って
一同 アハハハ!(笑)
竹山 結構そういうエピソード持っていらっしゃるんですねぇ(笑)
水道橋博士 いやでもそれは別に、「人格と政治はまた別だ」って話ですよ。で、僕がアサヒジャーナルって番組で葬式を取材するときに猪瀬さんの極めて若い頃の作品の『死を見つめる仕事
竹山 はい
水道橋博士 それはお葬式にまつわる仕事を、えぇ、の人たちを取材したすごく良い本なんですよ。
赤江 うんうん
水道橋博士 で、それを読み返して、僕は毎日ブログを書いているから、あの、「この頃の猪瀬直樹は良かった」って書いてたんですよ
赤江 はい
水道橋博士 そしたら数日して、えぇ、ダイレクトメッセージで、Twitterのダイレクトメッセージで『いい加減なことを書くな!』って一言だけ。
竹山 へぇー!
小田嶋 あ、ご本人から?
水道橋博士 本人から。
赤江 え?ご本人から?
水道橋博士 そうそうそう。それで、俺は何の話か分からなかったんですよ。
竹山 うん、わからないですよね。
水道橋博士 なぜ俺がこんな風に言われているんだろう?と。その後、色んなものを引用しながら問いかけたんですけど返事がなかった。
竹山 うん!
水道橋博士 で、その後収録があって、田原総一朗さんと猪瀬さんと僕の3人で一緒になった時に、で、「どうもこんにちは」ってあって、『おう、今日よろしくな』みたいな感じだったんですよ。
赤江 うん
水道橋博士 「一言だけ聞いていいですか?あのDMにあった、いい加減なこと書くな!って怒鳴られている感じ。僕かなり返信したんですけどなしのつぶてで。あれ何なんですか?」そこからすごい激高されて、『作家ってのはな、成長していくもんなんだよ!!』
赤江 え??
水道橋博士 それは、『死を見つめる仕事
赤江 あぁー
竹山 そういうことか
小田嶋 昔のものを褒めると今が劣化しているように感じられるってことなんじゃないですか?
赤江 はぁー
水道橋博士 そうそうそう。だけど、それでスタッフを含めて・・・というか激高した2人が居るわけですから、そのまま収録を始めるわけにはいかないってことで、あのぉ、「ちょっと待ってください、待ってください」ってなったんだけど、「いや大丈夫です」ってその後やったんだけど、でもその時点では最新作を全部読んでいるんですよ。読んで行っているので。
赤江 うん
水道橋博士 で、まぁ学生運動の話をするんだけど、まぁ信州大学で
小田嶋 全共闘やってらっしゃったんですよね。
水道橋博士 全共闘をやっていたんで、その頃の話なんだけれども。で、それを話した後に『おう、お前ちゃんと読んでくれたんだな』ってポンと肩を叩いて帰られたっていう・・。
竹山 へぇー!
水道橋博士 これもいい話・・
小田嶋 いい話ですね。
赤江 仕事に誇りを持っている感じで。
小田嶋 なんかね、怒りっぽいけど良い奴みたいな、ちゃんと落とし方をしているからぁ。
赤江 なるほどなるほどね。ちょっと次行きましょうか・・。
と話していた。
【あわせて読みたい】水道橋博士が語る【5000万円事件発覚の翌日に猪瀬直樹と話したこと】
2013年12月9日に放送されたTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」にてゲストの水道橋博士が東京都知事の猪瀬直樹氏との最近のエピソードを話していました。徳洲会5000万円事件発覚の翌日に猪瀬さんと会ったという水道橋博士。まさかの展開でした。 | ![]() |
■会話をしている人物
水道橋博士 (お笑いコンビ「浅草キッド」)
小田嶋隆 (コラムニスト)
カンニング竹山 (お笑い芸人)
赤江珠緒 (フリーアナウンサー)
小田嶋 猪瀬都知事と博士がお会いしたという話を小耳に挟んだので是非その話を、生なところをお伺いしたいなと
赤江 うん
竹山 うん
水道橋博士 あのぉー、一水会を通してお会いしました。
一同 ウハハハ!(笑)
水道橋博士 そんなこたぁない(笑)。
竹山 そうですよ、おかしいですよね(笑)
小田嶋 違うんですか(笑)
水道橋博士 11月24日に、秋葉原のベルサールってところで『ビブリオバトル書評合戦』ってのがあるんですよ。
竹山 ほぉー
水道橋博士 これ東京都が主催していて、もう4回なのかなぁ。僕は2回連続でて、あのぉ、芸人でエキシビジョンやっているんですよ。
竹山 はいはい
水道橋博士 あの、一冊の本を取り上げて、どういう風にコレが素晴らしいかというのを5分間の時間で語り合うっていうので
竹山 はいはい
水道橋博士 僕は去年も出ているんですよ。去年も出ていて、去年も猪瀬さんとお会いして。で、今年はその前日に5000万事件が起きているんですよ。
竹山 前日だったんですか!!
水道橋博士 そうそう。
小田嶋 24日だと・・・そうですね、その頃ですね。バッチリです。
水道橋博士 それで物凄いマスコミが居て、「おぉこの中で猪瀬さん来るのかなぁ」と思いながら。そしたら定刻の2時半にいらっしゃって、で、舞台の裏側にいくんですけど、
赤江 うん
水道橋博士 まぁ猪瀬さんの回りってとにかくピリピリするんですよ。
小田嶋 そりゃそうですよね。
水道橋博士 あのぉ、周りのSPの人を含め。誰も話しかけない。あのぉ、一人ポツンと居る中を俺が一人だけ行って「お久しぶりです!」って、まぁ1年ぶりですからぁ
小田嶋 フハハハ(笑)
竹山 まぁ元からね、知り合いですもんね。
水道橋博士 そう。それでぇ、猪瀬さんは毎日Twitterのアプリで自分が走った、えぇ、マラソンをやられるから
竹山 あぁー
水道橋博士 その距離を、まぁ自動的に出るんですけど、ここ2、3日、要するに走っていない、当たり前ですよね。
竹山 ウフフフフ(笑)。そんな暇はないですよね(笑)
赤江 そうですよね、それは流石に(笑)。
水道橋博士 だから「あぁお久しぶりです。最近走ってないですね。」
竹山 アハハハ!!(爆笑)。分かっているくせに(笑)。
小田嶋 酷いなぁ(笑)
赤江 今その話題を聞ける人は博士しかいないでしょう。
水道橋博士 そしたら、『おう、ちょっと運動不足で。』つって。で、そこでコレ今ありますけどバナナ。これ筋トレ用のバナナなんです。
竹山 うんうん。あっ、伸びるんだ!ご、ゴムになってる!
水道橋博士 今のその反応ですよ。『あ、それ伸びるんだ!』「ちょっと知事もやってみてくださいよ。」知事もギュッと伸ばして、『お、これ肩甲骨に良いねぇ』って言われて、で、「差し上げますよ」って言ったんですよ。
赤江 うん
水道橋博士 その「差し上げますよ」と言った途端、すっごい周りが嫌ぁな空気に
一同 アハハハ!!(爆笑)
小田嶋 もしかして借用書の話ですか?
水道橋博士 そしたら猪瀬さんが・・・いや俺が「すいません。今差し上げますよと言ったらマズイ空気になりますね」って俺が言ったんですよ。そしたら猪瀬さんが『じゃあ借用書こうか?』
竹山 えぇ!!粋!!
小田嶋 へぇ!!
水道橋博士 粋でしょ?
小田嶋 それはなかなかイケてますねぇ
水道橋博士 うん。「そういうことを言ってくださいよ」って俺が言ったんです。
竹山 うーん
水道橋博士 そしたら11月26日にあの借用書を持ってきた(笑)
小田嶋 アハハ(笑)。それきっとヒントになったんですね。
竹山 じゃあ博士のバナナがなければ、それがなかったかもしれないって可能性もあるということですね
水道橋博士 借用書という言葉を聞いた民間人、俺が初めてだと思う
赤江 そうだぁ
小田嶋 で、翌日あれが出てきたんですか。
水道橋博士 そう、あれが、その時はできてたのか知りませんよ。
小田嶋 まさか博士が書いたんじゃないでしょうね。
水道橋博士 いや、僕は書かないですけど(笑)。ほぼアレ、子供の肩たたき券と変わってないですから。
小田嶋 同じですよね。
赤江 ホントにね。
竹山 アハハハ!確かにそうだ。
と話していた。
【あわせて読みたい】小田嶋隆、町山智浩、高橋源一郎、水道橋博士が語る【猪瀬直樹】
2013年7月31日に放送されたTBSラジオ「たまむすび」にて博多大吉さんが差し歯治療について話していました。8年前に福岡の歯科医院で差し歯治療を開始したものの治療中に東京進出をしたためずっと仮歯のまま生活しているそうです。しかし仮歯で8年間も過ごすとトラブルもあるらしく・・・。 | ![]() |
博多大吉 (お笑いコンビ「博多華丸大吉」)
赤江玉緒 (フリーアナウンサー)
大吉 実は私、歯をね、入れ替えているんです今
赤江 あっ!!えっ!?あの、前なんか・・
大吉 あのぉ、東京に出てきて8年目ですけど、8年前に福岡で「もう全部前歯を差し歯にします」と言って治療を始めたと同時に東京に出てきたんで、もうずっと私8年間仮歯なんだと(笑)
赤江 そうだ!
大吉 ・・・いう話を以前ラジオで私しましたけど、いよいよ仮歯にも寿命が来まして(笑)
赤江 ええ、フフフフ(笑)
大吉 フフ(笑)。何だったかなぁ。家で、それこそアーモンドみたいなヤツをパクッと食べていたら前歯がポロンと取れたんですよ。
赤江 うん、うんうん
大吉 で僕、前歯の、上の歯の6本7本ぜんぶ仮歯なんですよ。
赤江 全部!?
大吉 全部仮歯のまま8年間過ごしていたんです。
赤江 仮でしょ?先生。
大吉 はい
赤江 歯からしたらホント仮免許みたいなね、そういう・・「こんな状態で俺たち」っていう・・
大吉 そうです、だから本当に一生懸命僕のことを支えてきてくれた仮歯も「もう8年間は限界です!ご主人さま限界です!」みたいな感じでポロっと外れて。今まではアロンアルファで付けていたんですよ。
赤江 アハハハ!(笑)
大吉 僕は。
赤江 そうだそうだ!喋ってましたねぇ。
大吉 そういう自分なりのメンテナンスで8年間乗り切ったけど、8年経ってて何回も外れているところだったので、もう付かなくなったんですよ。
赤江 え!
大吉 付かないというか、もう付けたら不自然!
赤江 フフフ(笑)
大吉 『お前、その歯だけ裏に何か隠しているだろ!?』ってくらいアロンアルファの厚みとかが出ちゃうから、
赤江 そうですね
大吉 もうどうしようもなくなって、スケジュール的に福岡に、そのぉ、僕の仮歯を作ってくれた歯医者さんに戻る、戻って治療する時間もないし「どうしよう」ということで東京のとある知り合いの方に紹介して頂いて
赤江 ええ
大吉 で行って、歯医者さんに(笑)。「実はコレコレこういう理由で私8年間仮歯だったんです。」。で歯医者さんにとってはさ、怒る人いるじゃないですか。
赤江 はい
大吉 『なんでここまで放っておいたんだ!』って。わざと麻酔を弱めにするようなさ(笑)。
赤江 しないでしょ!それは流石に(笑)。医師道としてどうなんですか?(笑)
大吉 でもイメージで歯医者さんって一番怒りそうじゃないですか。
赤江 まぁねぇ。
大吉 だからそれも実は壁であったんですけどぉ。
赤江 確かにそりゃ間違った使い方だと明らかに
大吉 『接着剤で何やってんだ!』って怒られるのが嫌なんで、紹介して頂いて行ったんですよ。
赤江 うん
大吉 うんだら、あのぉ、思ったよりかは怒られないというか。
赤江 え、どんなリアクションでした?やっぱり驚きはされたでしょ?
大吉 あのねぇ、口の中ぜんぶ診て、なんか、言葉には出さなかったんですけど、『お前マジか!』みたいな(笑)。
赤江 アハハハ(笑)
大吉 ・・顔はしましたね。『お前、何やってんの?』っていう。『っていうか、お前テレビ出てねぇ?』みたいな(笑)。
赤江 アハハハ(笑)
大吉 『お前、何かCMにも出てねぇ?』みたいな。
赤江 いや、そうじゃないですかぁ
大吉 『お前、よくここまでコレでやってこれたな』みたいな。
赤江 ほんと、大吉先生
大吉 んな感じでお話しを受けて、『ちょっとね、吉岡さん(大吉の本名)』と。『仮歯のことはやります。今日中に。時間が無いという事なので仮歯は治しますけど、直したところでまた外れますよ』と。『もうちゃんとしたモノを付けないと』と。
赤江 あ、そりゃそうですね。
大吉 『福岡でそういう準備をしてんのかもしれないけど、もう東京でずっと長くしているんやったら、もうウチで作った方が早いですよ。』
赤江 そうですよ。もっと早くその手を使うべきですよね、大吉先生。日本は繋がっていますから。他の県でやってはいけないというルールじゃないですから。
大吉 そうですね、そんなルールないですよね。でも何とかね、故郷にお金を落とそうっていう我々なりの故郷納税をしたかったんですけどね。
赤江 なるほどなるほど
大吉 で、それでまぁ、一応融通も利かせてもらって『普通の人の3倍から4倍のスピードでやります。普通の人が3日4日かけるやつを、あなたは1日でやってダダダッと治すからウチに通いませんか?』って言って頂いて、そこに先週から実は通い出しているんですね。
赤江 そうですかぁ!
大吉 で仮歯を全て8年ぶりにリニューアルさせたんですけど、
赤江 うん
大吉 あのぉ、その時先生と話ししたのが、なにせ8年間仮歯、安い仮歯をしてたんで、あのぉ、噛み合わせがおかしくなっとる。
赤江 フフフ(笑)。無理がね、顎が頑張ってたんでしょ、やっぱり。
大吉 心のどこかで、「俺の前歯全部は仮歯だ」っていうのが、なんか前歯の噛む力をどこかでセーブしていたみたいで
赤江 そりゃそうでしょうね。心理的にはね。ここにあまりもたれ掛かっちゃいけない柱みたいな(笑)
大吉 そう。で奥歯を強調・・・奥歯に頑張ってもらおうっていう、そういう無意識のアレでずっと奥歯を酷使していて、だから奥歯もガタガタなの。
赤江 え~(笑)
大吉 で、このままだと、何か健康面に良くないって言われて(笑)
赤江 現代人と思えないんですけど、大吉先生。
大吉 うん、『肩こりとか色々あるし、まぁ内蔵系の病気もね、かかる恐れがあるから、この噛み合わせでは』つって。『全部リニューアルします』ということで、今回付けた仮歯はちょっと今までよりも大きくしているんですよ。
赤江 ほう。一個一個が。
大吉 噛み合わせが良くなるように。だからぁ・・・僅かな差らしいんですけど、僕は今まで、だから先々週の僕よりも今週の僕の方が1ミリ長いんです。
赤江 アハハハ(笑)。あ、1ミリ、なるほどなるほど。
大吉 で、そんなこと差、わかんないでしょ?
赤江 あ、ごめんなさい。はい。
大吉 で僕も、こんなん言うつもりは無かったんですけど、何でいうかと言うと、本人はこの1ミリの差が物凄いストレスなんです今。
赤江 あ、違和感あるんですか今。
大吉 もう違和感しかないです、正直。
赤江 へぇー。
大吉 で、ただでさえ喋る仕事なんでアレですけど、まぁ喋るのはね気合入れて喋るのでアレですけど、結局寝ている時に体が嫌がるんですよ。
赤江 え!?
大吉 なんか。「これ違う!」みたいな感じで。
赤江 アハハハ(笑)。凄いもんですね、やっぱ人間の体って。
大吉 不思議ですよぉ
赤江 仮歯に合わせて合わせて、やってたんですねぇ
大吉 で、7本ね新しくしてもらって、「よーし、これで頑張ろう」つって。で、寝てて、起きたら、7本中2本外れてんすよ。
赤江 えっ!!
大吉 アレっ!?って思って。
赤江 うん
大吉 後から先生に聞いたら、僕歯ぎしりするんですね。で無意識のうちに、歯ぎしりという形で外そうとしているんですって。
赤江 ええ!!
大吉 グッと。
赤江 何だったら歯で押しだす感じで。「これ違う!」って。
大吉 で、それで繋がっている中の、そのぉ、わざと高くしていた、大きくしていた歯だけ外そうとしてて、
赤江 えー!
大吉 で、朝起きて「うわっ!」って思って。で、その日大阪だったんです僕。「大阪に行く前にコレ治してもらわなきゃ!」って慌てて朝一で行って、治してもらって。
赤江 吉岡さん何されているんですかぁ!(笑)
大吉 で大阪行って、次の日も大阪。昨日の話なんですけど、昨日も大阪で泊りだったんですけど、大阪のホテルで寝て、朝起きたらまた外れてんですよ。歯ぎしりで。
赤江 えー!!
大吉 で大阪です。もう歯医者戻れません。「どうしよう!」。「俺には8年間培ったアロンアルファ作戦がある!」ってまたアロンアルファでくっつけて昨日の大阪の仕事は1日乗り切ったんですけど
赤江 先生、アロンアルファで付けるっていっても、歯茎の根元に付けるってことですか?
大吉 いやあのねぇ、芯は残っているんです。差し歯って。・・あの、いくら私でも歯茎にダイレクトに接着剤でポンとは付けないです(笑)。
赤江 あ、よかった(笑)
大吉 そう簡単には付かないと思いますし。
赤江 そうですよね。対応できないですよね、流石にね。
大吉 まぁ、だから新しいヤツやし、根元も残っているから自分でアロンアルファで行けましたけど、その昨日の仕事が雨上がり決死隊さんの「雨上がり食楽部」。クラブのクは食って書くんですけど、あのぉ、料理番組で、二本撮りで色々と食べなきゃいけないんですけど、もう怖くて食べられないっすよ(笑)
赤江 アハハハ(笑)。えー!
大吉 外れるんじゃないかって。
赤江 いや凄い。でもね、歯が抜ける夢って物凄い怖いじゃないですか。
大吉 はい、怖いっすね。よく見ます、よく見ます。
赤江 不吉とか言われますし、人の真理として歯って大事なものなんでしょうね。年齢の齢にも歯が付くくらい、漢字でね。
大吉 あ、そうだ。うん。
赤江 で、朝起きたらそれが現実として歯が抜けていたらメチャクチャ怖くないですか?
大吉 怖いですね、うん。今んところ、歯が抜けている2デイズやってますんで。
赤江 ええ!
大吉 で、昨日の夜また行ったんです、大阪から戻って・・
赤江 いや、でも先生。そのうちね、体がもっと対応して、押して外したくらいじゃ付けられると思ったら、飲み込むんじゃないですか?寝ている間に。
大吉 アハハハ(笑)
赤江 もうゴックンしちゃおう、みたいな。
大吉 そうなったらどうしましょうかね。そうなったら俺何で作ろうかな、まず。
赤江 アハハハ(笑)。すごい。
大吉 それっぽい白いガムか何かで。ウフフフ(笑)
赤江 もたないから(笑)
大吉 いや、歯は大事ですからね、みなさん。こうなる前に皆さん歯医者さんに行ってくださいね。
赤江 いやぁ、強烈なお話でしたね。
と話していた。
2013年8月26日に放送されたTBSラジオ「たまむすび」に伊集院光さんがゲストで登場。先日行われた日本テレビの「24時間テレビ」のチャリティーマラソンでの演出疑惑について語っていた。 | ![]() |
伊集院光 (お笑い芸人)
カンニング竹山 (お笑い芸人)
赤江珠緒 (フリーアナウンサー)
■補足:2013年「24時間テレビ」のチャリティーマラソンについて
日本テレビの「24時間テレビ」にて、お笑いトリオ「森三中」の大島美幸さんが約88キロの距離を番組中に完走するを目指した。しかし番組中には完走することができず、結局、24時間テレビの後に生放送された「行列の出来る法律相談所」の番組中にゴールした。
伊集院 24時間テレビの最後だけチョット見てたのね。
竹山 あー、はい。
赤江 はいはい
伊集院 そしたら、まんまと『半沢直樹(TBS系列で放送されているドラマ)』を潰すために、ゆっくりゴールしている感なかった?
スタッフ アハハハ(笑)
竹山 それね、ぎ、疑惑なんですよ。それどっちなんだろう(笑)
赤江 それチョット言われていますねぇ(笑)
伊集院 ね、もちろん俺みたいに心の汚れた人間がね、あの、そういう勘繰りをするだけなんだろうけど、まんまとこのまま見るのもどうだろう?と思って。
赤江 うん
竹山 どっちなんだろうなぁー。
伊集院 だってさ、別に大島さん自体はさ、もうどうしようもないじゃん素人だから。
竹山 そうですね
赤江 ええ
伊集院 でもさ、ペースメーカーのおじさんとかさ、本とかインタビューとか見るとさ、『もう俺の手にかかれば間違いねぇ!』みたいなこと書いてんだよね。
竹山 はいはいはいはい
赤江 ハハハ(笑)
伊集院 っていうことで、途中もかなり時計を見てたのよ、あの、おいちゃんが。
竹山 はいはいはいはい
伊集院 しかもさ、そのゴールの、24時間テレビの中で、そのゴール寸前のっていうか、24時間テレビの定時の終わる寸前の30分くらいしか見ていないんだけど、(ペースメーカーのおじさんは時計を)かなり見てたから多少のペース調節はできると思うんだよね。
竹山 そこがね伊集院さん、ちょっと、ちょっと疑惑ですけど、わかんないですよ?僕もわかんないんだけど、僕かつてね、東京マラソンを走ったことがあるんですよ。
伊集院 うんうんうん
竹山 「こういうメタボのオジサンも走り切れるように頑張りましょう」っていうことで頑張ったんですけど、やっぱりね、調整してくれる方がいるんですよ。僕の体力を考えながら。
伊集院 ペースメーカー的なね。うんうんうん。
竹山 で、その人が「竹山さん、ちょっと休みましょうか」とかね「ちょっと15分くらい休憩しましょうか」とか色々言われて、僕は素人だからその通りやってたんですけど、わかんないですよ?結果ですよ?
伊集院 うん
竹山 結果、番組放送ギリギリで僕ゴールするっていうね。
スタッフ ハハハ(笑)
赤江 うそー
伊集院 はいはいはい
竹山 それ分かんないですよ?僕は言われるままにやっただけですけど
赤江 導かれるように・・
伊集院 そういう人って一流だから、恐らく体力とか番組の時間とか考えるとそれで良いんだよね。だって、無理・・・無理しないようにギリギリの持てる時間を使ったわけだから。
竹山 はい
赤江 あー
伊集院 ただ、ここさ、語弊があるのは大島さんが88キロ走ったことに関しては何の問題もない・・
竹山 問題ないです。
伊集院 そんなん出来ないんだから皆。歩こうが何しようが皆できないんだから。そこに問題はないんだけど、ただチョット演出の匂いがするのに・・
スタッフ・一同 アハハハ!!(爆笑)
伊集院 それを嗅ぎとっちゃうと、まんまと(見るのは)嫌だよなってなっちゃう。
赤江 なるほどねぇ(笑)
竹山 視聴率的には昨日「半沢直樹」が勝ったんでしょ?たしか29%くらい・・
赤江 そういう状況でも取ってたんですねぇ
伊集院 ってことはTBSにとっては・・・
竹山 ねぇ、「関係ねぇんだぜウチは」っていう
伊集院 そうだよねぇ、倍返しとはいかないまでも・・倍返しだと60%くらいになっちゃうから
赤江 そんなの無理無理無理(笑)
伊集院 倍返しとはいかないまでも返り討ちといえば返り討ち
竹山 うん、したね、そういう事になりますけどね。
と話していた。
2013年7月23日に放送された「赤江珠緒 たまむすび」のオープニングトークで山里亮太さんがフジテレビで放送されている番組「テラスハウス」の収録での出来事を語っていました。テラスハウスに新しく加わった新メンバーのハーフの女の子(武智ミドリ)の言動やVTRを一緒に見ていて彼女に共感する周りの芸能人たちに怒り心頭のようです。 | ![]() |
山里亮太 (お笑い芸人 / 南海キャンディーズ)
赤江珠緒 (フリーアナウンサー)
山里 最近ね、俺すげー・・・悩みって言うか、あ、いいのかな?って思うのは、凄くね、番組中ね、今までだったらもうチョット考えてたと思うの色々。「これをこうすることによって成立するなぁ」って。
赤江 まぁプロですからねー、テレビ、ショーとして。計算するところは計算して。
山里 うん。「ココはこういうもんで受け入れてこう言った方が良いんだろうなぁ」って意外と冷静に考えられる自分がいると思ってたんだけど、
赤江 うん
山里 最近さ、そのブレーキが馬鹿になっちゃってさ、収録の時とかにホントに怒っちゃったりとか・・しちゃうのよ。
赤江 え!?ホントに怒っちゃう?
山里 プリップリに。
赤江 なに?
山里 これね、これまた他局の番組ばっか言って申し訳ないですけど、私『テラスハウス』って番組に出てまして。
赤江 うん
山里 あのね、これはひとつ屋根の下で見知らぬ男女6人が、まぁ一緒に暮らすわけですよ。
赤江 うん、実際に。
山里 台本もない。ね?そこで色恋沙汰?みたいな恋模様を描いているヤツがあるわけですよ。
赤江 1回見たことある。
山里 ホント? そこのねぇ、私あの、その映像をスタジオで見る係として居るわけ。
赤江 うんうん
山里 ね。スタジオにはYOUさんとかトリンドルちゃんとか徳井さんとか三代目 J Soul Brothersの広臣くんとかね、アジアンの馬場園さん、そして僕ってのが見てて、それぞれが今のVTRを見て恋愛観を語るわけよ。
赤江 ほぉ
山里 ね。で、みんな恋愛巧者だから、上手い人たちだから、もう良いの。なんか言葉がホント説得力があるし、「あ、そういう事あるんだぁ」。ね。「そういう観点で昨今の恋愛はあるんだぁ」みたいに全然受け入れられるし例え話とかみんな分かりやすいし
赤江 うん
山里 で、俺もそん中で意見とかするんだけどさ、そりゃまぁ普通にしときゃぁ良いんだけど・・最近「どーしても納得いかない、分かんない!」ってなって
赤江 うん!
山里 でもそれは・・・あるね、ハーフの女の子が居るわけですよ。
赤江 ほう
山里 ね。自由奔放な子。
赤江 ほう
山里 で、その子はぁ、ね、彼氏と同棲してんの。彼氏と同棲してんのにテラスハウスっていうシェアハウスの男女のところに暮らしに来るわけ。ここは恋愛を目的にしているわけです。テラスハウスってのはね。
赤江 ほー。
山里 で俺まずこの時点ですごく不愉快なの、なんか。「何それ。何その最近の恋愛はこういう自由奔放さがウリみたいな空気感だしてねぇかな、この野郎。」みたいな事をチョット思ってて。
赤江 あー、はいはい。
山里 でもまぁまぁコレねぇ・・
赤江 もう引っ掛かっているんですね、ひとつね。うん。
山里 それがぁ、まだこれネタバレになるから言えないけど・・・その子が、恋愛観、ある恋愛観を語ったんですよ。
赤江 うん
山里 ね。その、恋って・・・何て言うの・・・『どうなっちゃうか分かんないじゃない?』みたいな。
赤江 「彼氏が居るけれども他の所に行くかもしれないよ」、とか。「何が起きるか分かんないよ」みたいな。
山里 みたいな、的なね。アッケラカンとそういうのに近いようなことを言うシーンがあったんですよ。
赤江 はあ
山里 それでVTRが降りてきてね。皆がね、「何かスゴイ自由だよね♪」みたいな感じになったんです。そしたら俺も普通にね、山ちゃんの感じだったらよ?『ちょっと彼氏可哀想過ぎるでしょ、いくらなんでもー!』ぐらいのね、テンションで良いわけじゃない。絶対、俺だったら。
赤江 うん
山里 違ったのよ。
赤江 何が?
山里 俺そん時・・・コレたぶんね、ホントに怒り過ぎてオンエアされないと思うから言うけどね、、、俺のそん時のテンションのままやるね。
赤江 うん
山里 (超不満声で)『あーっチョットいいっすかぁ?』つって。『俺ダメっすね、この子』
赤江 アハハハ!(笑)
山里 『俺この子ダメだわぁ。いや意味が分からないです、すいません。』
赤江 うん
山里 『いやだってぇ、おかしいでしょ!?え、なんなんすか?え、コレが最近の恋愛の形ってことで受け入れることが今のトレンドなんすか?意味が分かんないっす。こんなもん認めてったら何も成立しませんよ。』
赤江 うん
山里 『これがカッコイイなんて言われちまったら、やってらんないでしょ。おかしいでしょ!』つって。でもね、優しいのが、こうなっちゃうと変な空気になんのよ。
赤江 うん
山里 変な空気になったのを落として笑いにしてくれるのが、やっぱねぇバラエティの天才YOUさんね。
赤江 ほー
山里 YOUさんが、「山ちゃんブスの発想それ!」つって
赤江 あぁー
山里 で、ドン!とウケて落ちたわけ。
赤江 うんうん
山里 ね。で、今までの山ちゃん、山里だったら、ちゃんとそこでね落ちたら『あ、すいません。変なスイッチ付いちゃって。落としてくれてありがとうございます。なんかゴメンナサイ。』で終わってたのよ。『やめてよ!誰がブスですかぁ!』とか行けば良かったんだけど
赤江 うん
山里 その後も、山里プリプリしちゃって、『いや、いいっすかぁ?あのぉ、こんな恋愛観を受け入れないことをブスと言われるんなら、俺ブスでいい!!』つって(笑)。
赤江 アハハハ!なんの心の叫びなのぉ(笑)
山里 わかんない(笑)
赤江 なぜ山ちゃんそこまで、その人の為に・・・凄いね。
山里 わかんない。わかんない。俺ブレーキが馬鹿になっちゃって。
と話していた。
2013年5月23日(木)に放送されたTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」に演出家の鴻上尚史さんが登場。去年の7月にゲスト出演した際には「コミュニケーションについて考える」というテーマでお話ししてくれましたが、今回もテーマはコミュニケーションについて。3日前に出版したという『コミュニケイションのレッスン』を題材に、コミュニケーションの極意をアレコレ話してくれました。書き起こしたのは、「人それぞれ違う最適な説得アプローチの見極め方」と「初対面の人との接し方」についてのお話です。 | ![]() |
■会話をしている人物
鴻上尚史 (劇作家 / 演出家 / 劇団 『第三舞台』主宰)
ピエール瀧 (ミュージシャン / 電気グルーブ)
赤江珠緒 (フリーアナウンサー)
鴻上 22で劇団持ちましたからぁ、最初に思ったのは『人は、結局自分の一番説得されやすい方法で人を説得するんだな』ってのが分かったんですよ。
赤江 ん? と言いますと?
瀧 あ、説得されやすい方法で説得している
鴻上 つまり俳優が10人いてね、その。例えば最初にAっていう俳優が他人に対してどう説得しているか見ると、そのAっていう俳優は物凄い論理的に説得しているわけ、人に対して。
赤江 うん
鴻上 という奴に対しては論理的に説得すると、そいつを説得しやすいんですよ。
瀧 うーん、なるほど。
赤江 あぁー!
鴻上 ところがBっていう俳優はもう論理を超えてぇ、熱とか気持ちとか想いとかを語る奴はぁ・・に対してはぁ、熱とか気持ちとか想いでアプローチすれば説得されやすいんだな。そいつにいくら理屈を言ってもダメなんだなっていう。
瀧 うん
鴻上 だから22で劇団を作って23くらいの時に『そうか、人は説得する方法で説得されやすいんだ。』っていうことに気付いたんですね。
赤江 はぁー。
鴻上 で結構それはね、楽になったんですね。『なんだそういうことかぁ』と思って。
瀧 うん
鴻上 じゃあアイツは・・・そいつを説得するためにはそいつがどう人にアプローチしているかをしばらく見ていてて、『あ、なるほど。こいつはとにかく情で攻める奴なんだな。じゃあ情で行きましょう。』とか。
赤江 うんうん
鴻上 『あ、こいつはとにかくボディタッチ、スキンシップが大事なんだな。よし行きましょう!』みたいな。っていう風になったのが最初大きいですね。
瀧 うーーん。なるほど。
赤江 相手を知ってから。
鴻上 そうですね。
瀧 初めに観察ありきってことですよね。
赤江 うんうん
鴻上 まぁそうですね。
瀧 ですよね。
赤江 うん。
■ さらに、初対面の人とのコミュニケーションについて話していた。
赤江 あの、劇作家でいらっしゃいますから、色んな俳優さんとかとねお仕事・・毎回新しい方と、こう、仕事をしなきゃいけないということもあると思うんですけど、
鴻上 大変ですね。えぇ。
赤江 そういう時は『特にこれは気を付けている』っていうことはあるんですか?
鴻上 最初とにかく目を見ることは大事ですねぇ。それから後は、まぁコレに書いてますけど、まぁ相手のことを・・英語ではペーシングって言いますけど、相手が快活にきたらこっちも快活に返すし、相手が落ち込んできたらこっちも落ち込んで返すっていうようなことで、とにかく相手の鎧を取っていくというか、感情をほぐしていくっていうのがスゴイ大事なことですね。
赤江 はぁー。そこちょっと調和していくみたいな、空気もねお互い出してね。
鴻上 そうですね。
瀧 調和を・・。BPMを合わせていくっていうことでしょうね、相手に合わせてこうってね。
赤江 あぁ波長を。
鴻上 BPM
赤江 BPM
瀧 テンポを合わせていく感じでね、相手のやつにっていう。ふふふ(笑)
鴻上 なんすか、BPM。
瀧 Beat Per Minuteって、あの・・テンポってことです。
鴻上 あぁー!はいはい。BPMってBeat Per Minuteのことなんだ!さすがミュージシャン。
瀧 ハハハハ(笑)。たまにチラつかせとかないと(笑)
鴻上 忘れられちゃうからね(笑)
赤江 そうですね(笑)
瀧 ハハハハ(笑)
と話していた。
コミュニケイションのレッスン
鴻上 尚史 大和書房 2013-05-19
売り上げランキング : 573
by ヨメレバ
2013年5月15日に放送されたTBSラジオ『赤江珠緒 たまむすび』のオープニングトークで、5月11日に開催されたプロレスラー小橋建太さんの引退興行について話していました。芸人界でも屈指のプロレスファンで知られる博多大吉さん。たまむすびでもプロレスの話題が多く、ふしぶしでプロレス愛を感じます。そんな大吉さんがプライベートでも交友のあるプロレスラーの小橋建太さんの引退興行に本人直々に観戦のお誘いを受けたにも関わらず、ヨシモトに仕事を入れられてしまい、観戦できなかったとのこと。『仕事だから仕方がない』と思いきや、ちょっと事情が違うようで・・・。この話のオチ、好きです。 | ![]() |
■会話をしている人物
博多大吉 (お笑いコンビ「博多華丸・大吉」)
赤江珠緒 (フリーアナウンサー)
赤江 大吉先生やっぱりこの引退試合・・・
大吉 これがですね、これがですよホントに。5月の11日ですよね、
赤江 はい
大吉 小橋さんが引退興行をやられるっていう発表がありまして、でチケットが直ぐに売り切れちゃったんですよ。
赤江 うん
大吉 で、正直言いますと僕ちょっとだけ小橋さんと仲良しというか、実は結婚披露宴にも呼んでいただいたぐらいの・・
赤江 そうですか!
大吉 仲なんで、ええ。ハッキリ言って、小橋さんに頼めばチケットは取れるだろうなと思いましたけども、小橋建太の最後の試合、最後の雄姿だから、僕が出しゃばるよりも一人でも多くのファンの方に見て頂きたいという気持ちが勝ったんで、
赤江 偉い!
大吉 僕、最初行く予定なかったんです。
赤江 はあ
大吉 ほんなら3月のある日かな、携帯電話に久しぶりに小橋建太さんから電話が掛かってきまして、
赤江 ええ
大吉 ご本人から直接。『どうしました?』『大吉くん、僕の引退興行は来てくれるのかい?』って言われて。
赤江 本人から
大吉 『いやぁチケットが取れなかったんで、今回は見送らさせてもらおうかと思っているんです。』って言ったら、『水臭いこと言うなよ。』と。
赤江 ほお!
大吉 『チケット無いのは分かってる。この電話は、君の為に一席空けているよという電話です。』
赤江 えぇー!!
大吉 『最後の試合、見に来てね。』
赤江 うん!それはぁもぉ!
大吉 涙が出るくらい嬉しかったですよ。『もちろんです、小橋さん!』と。
赤江 馳せ参じますと。
大吉 はい。『こんなねぇ、僕の為に席を空けてくれているんならどんな仕事があっても武道館駆け付けます!』って。電話切って、直ぐにヨシモトに電話して。『5月11日を空けてくれ!』と。『もう何も入れるな!』と。そしたらマネージャー、『わかりました!』。5分後くらいにまた電話が掛かってきて、『無理でした!』
赤江 え?へへへ(笑)
大吉 早い早い早い!無理が早い!(笑)。『どうしたどうした?』つったら、『ルミネtheヨシモトの出番が入っているので無理です』って言われて(笑)
赤江 えぇー!
大吉 『待て』と。もちろんね、劇場の出番大事ですよ?
赤江 確かに確かに。そりゃお仕事でございますもん。
大吉 もう漫才大好き。やりたいけど、小橋さんの引退試合って一生に一回しかないの。
赤江 これだけはねぇ。
大吉 で、華丸大吉の漫才は年に200回くらいあるの。
赤江 アハハハ(笑)
大吉 だからぁ、『いーやん!』って言ったらアレだけど、これ3月の話でしょ? で、『5月だから劇場のスケジュールもまだ一般にね発表されていないからね、5月11日、僕目当てでね、チケット買うお客さんなんかまだ居ないんだから、変えれるんじゃないの?』って言ったら、『いや、これ漫才出番じゃないんです。』
赤江 え?
大吉 あのぉ、演説王っていうね、去年1回やって『好評につき』かわからないですけど、その第二弾。芸人が、一人3分の持ち時間で演説をやって、まぁ優劣を決めるみたいな。『そのイベントのMCです。』
赤江 あらっ!
大吉 『だから漫才じゃなくってMCで入っているんで動かせないんです。』
赤江 そういうものですか。
大吉 『いやだからぁ、それこそ動かせないか?』と。イベントの、2回目のイベントのMC(笑)
赤江 ハハハ(笑)。なるほど、なるほど(笑)。ふふふ。
大吉 うんだらなんか、『どぉーしても大吉さんじゃなきゃダメです。』って言うから、『ヨシモトクリエーティブエージェンシーの所属タレント舐めんなよ!』って。
赤江 そうですねぇ
大吉 僕くらいのMC力ある人なんて山ほどおるしね(笑)。
赤江 いやぁ(笑)
大吉 って言うか、『何回も言うけど、オレ小橋さんの引退興行なんだよ!』って言うのに、『いや、どうしても。どうしても。どうしても。』つって。
赤江 なんとそこはもぉー、ヨシモトさん。
大吉 折れてくれない。結局なんで折れてくれなかったかというと、一回目の演説王の時にチラシを作ったんですよ。そのチラシが、司会者の僕のワンショットなんです。
赤江 はぁー。
大吉 僕がオバマ風の、なんかメイクをして、オバマ大統領みたいな感じで、演説王やります!みたいな。
赤江 うん
大吉 ・・『の、チラシを2回目もそれ使うから、大吉さんじゃなきゃダメなんです。』って言われて(笑)
赤江 合理的な理由。ははは(笑)
大吉 いやいやもう、そんな使い回しある?
赤江 そうですねぇ(笑)
大吉 『チラシに載っているから大吉さんじゃないとダメなんです。』
赤江 その理由ぅ。
大吉 まぁね、仕事があるのはありがたいけど、やっぱ小橋さんからご本人からお誘い頂いて。だからもう、お断りの電話もメールも辛かったですよ。
赤江 ねぇ
大吉 こば、小橋さん側も『まさか!』と思ったと思うんですよ。
赤江 そうでしょうねぇー。
大吉 日本中で僕だけですよ、断ったの。本人からの誘い。
赤江 フフフ(笑)。で元々ファンだってね、ね、仰ってね。プロレスも好きで大吉先生。
大吉 そう。長いことお付き合いさせていただいてたんで。ホントに残念でしたねぇ。
赤江 うわぁー。
大吉 でもヨシモトも悪いと思ったんですかね。その演説王に緊急スペシャルゲストとして大仁田厚さん入れてきましたからね(笑)。
赤江 アハハハ!(笑)
大吉 『これで勘弁してください』みたいな(笑)。いや、勘弁とかそんな問題じゃないんですと。
赤江 そうですね(笑)
大吉 大仁田さん来たら、またイベント自体がワチャワチャなるから、つって(笑)。
赤江 ハハハ(笑)。
大吉 ね、だから引退興行の時はルミネtheよしもとで私 大仁田厚さんと戦っていましたよ(笑)。
と話していた。
【あわせて読みたい】ビビる大木が語る「女子プロレスラー井上京子の居酒屋でのウーロン茶事件」
2013年5月6日に放送されたTBSラジオ『赤江珠緒 たまむすび』のオープニングトークでゴールデンウィークで福岡に帰って野球観戦をしていたというカンニング竹山さんが福岡ソフトバンクホークスに聞いたという福岡ヤフオクドームの秘密を話していました。ホークスが勝利した際に打ち上げられる花火に大変な秘密があるそうです。 | ![]() |
■会話をしている人物
カンニング竹山 (竹山隆範 / お笑い芸人)
赤江珠緒 (フリーアナウンサー)
竹山 何が秘密か? 俺結構通って初めてね、広報の人に聞いたんですけど。福岡ヤフオクドームでは、ドームなのにホークスが勝つと試合が終わったら花火が上がるわけ。
赤江 毎回、勝てば。
竹山 そう。上がるのもね、下から上がるんじゃなくって、ちょっと皆さん想像してくださいね、東京ドームでも何でもいいや、ドームって上が丸くなっているでしょ?
赤江 はい
竹山 その一番中心。すなわち一番高い所に、ちょっとこうスピーカー機材とか照明機材みたいなのが置いてあるわけ。
赤江 うん
竹山 で、そこに行ける、天井づたいにハシゴなのか階段なのかが、ずーっと下のスタンドまでグルーッとあるわけ、外野席まで。
赤江 ほうほう
竹山 で、その天井の一番中心から全部電気が消えて、下に向かって花火がバン!バン!バン!って上がるわけ。
赤江 うわスゴイ!
竹山 スゴイのよ。
赤江 下に向かって打ち下ろすみたいな?
竹山 打ち下ろすみたいな感じ。でも客席のとこまで飛んでこないのよ?
赤江 ま、当たり前でしょ!(笑)
竹山 いやいや(笑)。まぁ危なくはないのよ? でも本物の花火が上がるわけ。
赤江 はい
竹山 それ初め、本物なんだろ、どっちなんだろ?って本物だったの。
赤江 うん
竹山 それは俺はずっと、自動で、何かしらでやってんだろうなと思ったの。
赤江 え?そうでしょ?
竹山 そう、勝った時しか上がらない。
赤江 はい。
竹山 で、その秘密を聞け・・・実は、試合が始まる前に、福岡在住の方かな? 78歳のベテランの花火師の方が居るんですよ。
赤江 ええ!
竹山 その人が、花火の機材を持って
赤江 ええ!!
竹山 その、階段かハシゴか分かんないやつを30分以上かけてプレイボールの前にずーっと一人でトコトコ昇るんですよ。そこは手すりとかもそんなに無いの。怖くて昇れないの。
赤江 うん!
竹山 そこを30分以上かけてずーっと昇る。プレイボールの前に。で、ちょうど天井の中心に行ったら、4畳、5畳くらいのちょっとしたスペースがあるんだって。
赤江 まさかそこで直着火?
竹山 そう
赤江 直着火?(笑)
竹山 そこでね、4畳5畳くらいのスペースが、下から見るとそんなに感じないんだけど、上に行くとそんだけスペースがあって、そこでプレイボールから試合が終わるまで、延長戦があったら延長戦が終わるまで、ホフク前進のような格好で真下を見つめてずーっと試合を見てんの、その人が。
赤江 えぇー!
竹山 で、何が悲しいかってホークスが負けたら、花火上がらないから、花火抱えて帰るんだって。
赤江 撤収して(笑)
竹山 そう。
赤江 えー!手筒ってことですか、じゃあ。
竹山 そう、意外とアナログなのよ。
赤江 うわっ!すごい!じゃあ延長とかしたらじゃあ・・
竹山 延長したらずーっと待ってる
赤江 待っているってことですか。えーっ!
竹山 だからトイレとかも我慢しなきゃいけないし、
赤江 ねぇ!
竹山 全部事前にやってんじゃん?
赤江 ちょっとうっかりトイレに行った瞬間に終わったらね
竹山 試合終わったらマズイからね。その78歳の花火師のお元気な方がずーっとそこでやってて、で、一説によると秋山監督より野球の見方がうめぇんじゃないかって(笑)。上から両チームのプレー見ているから。
赤江 すごいですね!
竹山 そうなんですよ。
と話していた。
・参考画像
福岡ヤフオクドームの勝利の花火です。
2013年4月17日に放送されたTBSラジオ『赤江珠緒 たまむすび』にはゲストに久米宏さんが登場。ちょっとした伝説の回になりました。まぁ1度で2度おいしい話です。久米さんの報道哲学と赤江さんの天然ぶりを存分に堪能できます。 この日の放送でも話していましたけど赤江さんってテレビとラジオでは全くキャラが違うんですよね。テレビでは芯の通った強い女性みたく写っているけどラジオではおバカな発言を連発する天然いじられキャラ。まるで別人です。今回は、その二つの赤江さんが入り混じって事故っちゃってます。大先輩の久米さんにキャスターとしての心得を聞いて、久米さんが最高に気持ちよくなっているところで自ら地雷を踏む。失礼に気付いて慌ててフォローするも小田嶋さんがダメ押しみたいな。最高です! | ![]() |
■会話をしている人物
久米宏 (フリーアナウンサー)
赤江珠緒 (フリーアナウンサー)
小田嶋隆 (コラムニスト)
博多大吉 (お笑いコンビ「博多華丸大吉」)
赤江 いやぁでも、久米さんにお聞きしたいのは、ちょっとあの、私もちょっとそういう仕事に携わっている部分もあるんですけども、何かホントに因果な部分があると言いますか、こう、ニュースを、こう扱うとき、久米さんは18年半もニュースステーションをやられていましたけど
久米 はい
赤江 何だろ・・・非常に勇気がいるというか、1つ発言するにしても、こっちが正解じゃない、こっちも正解だったり。・・とっても難しい部分ってあるじゃないですか。
久米 僕は最初っから割り切っていましたからね。あの、公正なニュースの伝え方って有り得ませんから。
赤江 あぁー
久米 絶対それは考えれば考えるほど無理なんですよ。公正なニュースって。
赤江 はい
久米 だったらどっちかに踏み込んだ方が分かりやすくなりますよね、ニュース。
赤江 うーん
久米 あの、それは分かってほしいと。僕はいつもどっちかに踏み込んでいるんだと分かってほしい。オリンピックは反対なんだって踏み込んでて、いつも小田嶋さんと話し合うけど(笑)
赤江 アハハハ!(笑)。よく仰っていますよね(笑)
久米 どっちかに踏み込んでるん・・・『僕の立場はどっちかに踏み込んでいますよ。ど真ん中にいませんよ。』っていうのを分かって頂こうってのを僕は意識しましたよね、ニュース番組の時。
赤江 あぁー、へぇー
久米 だから、『公正は有り得ません。』ってことは前提で話していますっていう風でしたよね。
小田嶋 今でこそそうですけど、ニュースステーションが始まった頃、それは凄くね新鮮なことでしたよ。あの、キャスターをやっている久米さんが、どっち。あの、このニュースにはこっちで、このニュースはこう思っているっていうことが伝わってきちゃうニュースってのは凄く珍しいことだった。
赤江 そうですね
小田嶋 その前はね、あのぉ、アナウンサーの方ってのは、あの、黒子の人形じゃないですけど、そういう形の構え方であのぉ、『ニュースを読む』って言っていましたから、そもそも。全然違いましたよ。
赤江 あぁー。今でもね、こうテレビ朝日でね、伝説のように伝わっている言葉がありまして、私久米さんとお会いするのは初めてなんですけども、久米さんの言葉として教えられたのは、そのニュースをやっている時に、『51人にそれが良いと思われたら49人に嫌われても構わない』と。
久米 うん。構わない。
赤江 久米さんが仰った言葉ですか?
久米 そうですねぇ
赤江 それくらいの感覚で踏み込まないとぉ、ただただこう舐めているだけでは駄目なんだっていうことを・・
久米 まぁラジオもテレビもそうですけど人間って根が卑しいじゃないですか。皆に好かれたいって思っちゃうんですね人間って。
赤江 うんうん
久米 まぁ言い方変えると、誰にも嫌われたくない。
赤江 そうです。
久米 で、皆に好かれたいと思うとね、誰も好きになってくれないですね。
赤江 あぁー。でも出来ることなら敵は作ったら面倒くさいとかね、ありますでしょ?
久米 うん。敵は作んなくていいですけど、そう皆に好かれるのは不可能ですから
赤江 あぁー
久米 だからホントに分かってくださる方だけ分かっていただければ・・・後はいいや!みたいなね(笑)
赤江 アハハハ!(笑)
小田嶋 地雷をバンバン踏みに行くんですね、じゃあやっぱりね。
赤江 そうですね!(笑)
久米 割り切るしかないですよ。
小田嶋 地雷原ダッシュですよ。
赤江 でも久米さんのニュースってそういうところありましたよね。バーッと突っ込んで後は知らんみたいな(笑)。別にどうなってもいいさみたいな(笑)
久米 今、かなり酷い言い方したんじゃないですか(笑)。後は知らねぇ、どうとでもなれみたいな(笑)
赤江 いやいやいや、そんなんじゃないですけど(笑)。その切り替えの素晴らしさの、何て言うかな、あのぉ、軽やかさというか、あのぉ明るさというか
小田嶋 しかも何か言った後にねぇ、駆け抜けて行って後姿だけ残してどっか行っちゃうっていう感じが素晴らしかったですね。
赤江 ツフフフ(笑)
久米 どうもねぇ、だんだん話の方向が(笑)。・・・あのね、最新のやつ見ました?ボストンの事件の。今ふと思い出したんですが。(※こうして話は別の話題へ )
と話していた。
スポンサード リンク
最新コメント