2011年5月6日に放送された『小島慶子 キラキラ』で水道橋博士が身近に起こった奇跡的な体験談を語っていました。この日のコラムコーナーで千原ジュニアさんの『すなわち、便所は宇宙である | ![]() |
■会話をしている人
水道橋博士 (お笑いコンビ「浅草キッド」)
小島慶子 (ラジオパーソナリティ)
博士 僕もこの本の中でキラキラの話をしているんです。
小島 あぁーそうですか
博士 というのは、キラキラで2月11日にメッセージテーマ『ザ・初日』って喋ったのあったでしょ?
小島 あ、ありましたね
博士 あん時アレ、フリートークで何喋るか決めてないじゃないですか、
小島 はい
博士 で、『7年前に、あのー、初めて子供が生まれたザ・初日どうでした?』っていう話をして・・
小島 うんうん
博士 僕が子供初めて生まれた時にニッポン放送に向かう途中で、高田先生(高田文夫)に何か聞かれると思って、『最初に報告した人は?』って言われるので、ちょっとウケを狙って猫ひろしに電話したと
小島 ええ
博士 そん時に何の交流も無かった猫ひろしに電話して、あのー、『おっ、生まれたよ!』
小島 ねぇそれは高田先生に聞かせるためのネタ作りで電話したんですよね、博士は
博士 ネタ作りで。そしたら猫ひろしが『はい、生まれました!』って、その日が猫ひろしの誕生日だった・・
小島 ね
博士 ・・って、それでニッポン放送でも大ウケになったって話をしましたよね?
小島 偶然だったってねぇ、うん
博士 偶然。これが2月11日なんですけど、その2月12日にですね、あの僕が日本テレビの『スクール革命』って番組で、『平均値』って講師の役で出てたんですね
小島 うん
博士 で、楽屋でちょっと平均値を調べてて、世界の平均身長とか見てて、猫のことを思い出したんですよ。猫って小いせえなぁっていうのを。
小島 うん
博士 で、その思い出した瞬間に電話が鳴って、猫ひろしからだったんですよ
小島 あら
博士 あ、猫ひろしから電話ってことは、昨日のキラキラを聞いてたぶん『ありがとうございます』っていう電話だな、っと思って出たんですよ
小島 はい
博士 そしたら猫ひろしの第一声が『生まれました!』って言うんですよ
小島 うん、あらまた
博士 『生まれましたって何が?』『いや、僕の第一子が生まれたんです!』
小島 ほぉ
博士 『えぇ!!お前それいつ?』って言ったら、昨日なんです。
小島 フフッ(笑)
博士 『昨日の何時?』って、『昨日の1時ちょっと過ぎです。』
小島 あっ、じゃああの話をしてた時
博士 あの話をしてたちょーど正にその時だったんです。
小島 ね、自分の子供が生まれてたんだ、猫さんのところで。エヘヘ、偶然!
博士 だからそういう話っていうのはやっぱ芸人をやって、こう何かを切っ掛けを作るとね、起こるんだな
小島 うん
博士 ちょっと僕あの時も猫肌が立ったんです
小島 アハハハ(笑)。そんな事あったんだぁー。
と話していた。
06:22
2012年03月28日に放送されたTBSラジオ「小島慶子 キラキラ」。キラキラが三月一杯で終了につき西寺郷太さんのコラムコーナーもこの日が最後。最後に西寺さんが告白したのは、ずっと陰で小島さんのことを『コジマドンナ』と呼んでいたとのこと。なんでも、小島さんとマドンナの意外なほど共通点があるのだそうで・・・。 |
■会話をしている人
小島慶子(ラジオパーソナリティ)
西寺郷太(ミュージシャン/ノーナリーブス)
宇多丸(ミュージシャン/ライムスター)
西寺 僕ね、小島さんってマドンナ的だなってずっと思ってたんです。コジマドンナって陰で言っていたんです。
小島 コジマドンナ(笑)
西寺 これマドンナの書いた本なんですけど、ちょっとこれ初見で、いっこづつ・・。
小島 え?
西寺 これ、こーしてこう捲るんです。・・あ、これマドンナの本ですよ?
小島 あ、マドンナの言葉ね。『お腹がすいたら食べる。喉が乾けば飲む。何か言いたい気分になったら…言わせてもらうわ!』
小島 ハハハハ(笑)
宇多丸 ハハ(笑)
西寺 とか(笑)、他にもあるんです、色々あるんです・・
小島 『お前には無理だって言われたことは全部やってみたかった。』
西寺 うん
小島 『子供ができたら自分のことばかり構ってちゃいけない。自分の事でクヨクヨしている訳にはいかないし、自分のことを犠牲者だなんて感じてもいけないし、顔にも態度にも出しちゃいけないの。』 あぁ。
西寺 うーん
小島 『誰かに認められることが人生の目的じゃない』。あぁー。『男は大成功した女には強い脅威を抱くものなの』 あぁー。
西寺 マドンナが言っていることですからね。ふふ(笑)
小島 うん、脅威って恐れる方ね、恐れる方ね。・・そしてこれ(笑)。『大切なのは忍耐。私には無理ね。』
一同 アハハハハハハハ!(大爆笑)
西寺 これどうっすか!(笑)このページ改めて読んで、誰の本ですか、これ?
小島 アハハハは(笑)マドンナです、マドンナの本です(笑)
西寺 マドンナの本でしょ?(笑)
小島 ええ(笑)。『人気者であると同時に嫌われ者で、成功者であると同時に敗者で、愛されると同時に憎まれてもきた。で、今になって分かるの。どちらにしろ、みな意味のないことだってね。』 あぁー。
西寺 これ、これすごく慌てて・・
小島 マドンナ名言集ってのがあんのこれ?
西寺 あるんですけど・・他にもいっぱいあって削ったんですけど、
小島 すごいね。へぇーー。
西寺 なんかね、非常にね・・フフ(笑)小島さんの・・本、僕ほとんど全て読みましたけど、
小島 ありがとうございます
西寺 なんかエッセンスが似てるんじゃないかと(笑)
宇多丸 なるほどー。
小島 光栄です(笑)こんな、こんなミュージックの女王様に(笑)
西寺 『言いたいことがあれば言わせてもらうわ!』
小島 この『言わせてもらうわ!』ってすごいデカいフォントで(笑)見開きに(笑)
西寺 そうそう、それが良いんですよ(笑)この本なんて名前でしたっけ?『マドンナ真実の言葉
小島 『マドンナ真実の言葉
西寺 絶対に買ってください(笑)
小島 買います。励ましてもらいます、マドンナに。
【あわせて読みたい】 マツコ・デラックスが語る「小島慶子キラキラが打ち切りになった本当の理由」
2012年03月13日に放送されたTBSラジオ「小島慶子 キラキラ」にてゲスト出演していたマツコ・デラックスさんが番組が終了する本当の理由を語っていた。 ふしぶしで円満降板であることを強調していた小島さんだが、この日ゲストのマツコさんが「誰も言わないことを言うのが私の仕事でしょ?」と小島慶子降板の理由を語りだす。果たして小島さんのリアクションとは・・。 |
・補足情報
以前小島さんは、番組プロデューサー(石垣富士男)に「40代、50代男性で自営業の人を意識したしゃべりをしてください」と依頼されるも、「特定の年代に向けて喋ることは出来ない」と番組降板を決めた経緯を番組内で説明。それを聞いたリスナーからTBS側に非難が募り、後日TBS側が「一定の成果を出せたと判断し番組を3月いっぱいで終了する」という公式見解を発表する事態になっていた。
■会話をしている人
小島慶子(ラジオパーソナリティ 元TBSアナウンサー)
マツコ・デラックス(コラムニスト)
堀井憲一郎(ライター)
小島 私がさぁ、引きづり降ろされたんなら痛みもあるけど、私ぃーゎ私でね、『番組はどうなるか分からないけど私は降ります』って言ったら、TBSさんが『じゃぁ番組も終わらせます』ってことになっちゃったんで、全部がお終いになっちゃったんでリスナーさんが寂しいかって・・
マツコ あーーー。被るのねそうやって最後まで、最後自分が。被っちゃうのねそうやって。
小島 え?ズラじゃないわよ?
マツコ うわぁー、そんな落語家みたいな切り返しを覚えやがってこの野郎(笑)
小島 ええ落語が詳しいオッサンここに座っているから(笑)さっきからずっと黙ってるけど・・
堀井 被るってことは違うんですか、事実とは?
マツコ いやぁーぁ、そんな綺麗な話じゃないでしょう。何かが終わる時って揉め事がセットになってるでしょ?
小島 私、1月26日に放送で喋ったのが私が降板したいって言った理由なんだけど、実はキラキラって番組が何で3月いっぱいで終わるかって理由はTBSの公式見解を番組で読んだけどね。2月の頭に。公式見解以外の本当の理由は知らないよ私は。
マツコ あっそう。
小島 そりゃTBSの人も私はもうタレントだから喋ってくれないでしょ私には
マツコ じゃ、私が今テキトーに本当のこと話す?
小島 えっ!?なんなんだろ?
マツコ フフフ(笑)なんだろうって?
小島 マツコの思う本当って
マツコ なんだろー!?あんた嫌われてるんだと思うよ、私。
小島 アハハハハ(爆笑)
マツコ 基本的にオヤジとかから嫌われるタイプじゃないあなた。
小島 私ねぇ、15年局アナやってねぇ、本当に適正に限界を感じて辞めたのは正にそれなのよね。男性優位社会の中で得をするのが女性アナウンサーだから・・
マツコ おっ始まったぞほら(笑)
小島 男性優位社会に馴染めない人間が女性アナウンサーをやっぱ続けられなかったね
マツコ だって女子アナってやっぱりホステスだよ
小島 基本ね、うん
マツコ うん、だからホステス業・・・でも私別にこれ本物のホステスさんを見下して言っているんじゃないよ
小島 うん、じゃなくて
マツコ 本物のホステスさんは素晴らしいわよ。ホステス紛いよ。女子アナは
小島 しかも男性からそうあって欲しいという役割を負わされるっていう面があるしね
マツコ あんたなんかさぁ、本当、たぶんどこ行ったってねぇ、こうなるよ。
小島 本当?
マツコ しょうがないって、そういう女はどこ行ったってしょうがないのよ。だって政治家だってなんだって皆ホステスじゃない。
小島 まぁねぇ。
マツコ そうでしょ、女が男権社会で生きていこうって思ったらホステス紛いのふりを出来る女じゃないと生き残っていけないのよ
小島 もの凄い共感する
堀井 この番組は社員じゃない時代にやってたんじゃないですか?
小島 うん?この番組自体は社員時代に始めて途中で社員じゃなくなったんですけど・・
堀井 それは変わらないんですか?社員じゃなくなったってことで。
マツコ 余計に気に入らないのよ。社員でいてくれれば社員のカネで済むのに何でフリーになったて続けてるんだこの野郎って思うじゃない向こうは
小島 そうかしらぁ?
マツコ そうよ、『今まで手の平で転がしていたと思っていた小娘が急に生意気なこと言いやがって!』ってカチンと来てんのよ
小島 なに、タダでヤレた女がいきなり金を取るようになったうえに
マツコ あたりま・・そりゃそうじゃないー!
小島 その上に何か『カネ払ってやっているから有り難いと思え』って言おうと思ったら『私が喋りたいことを喋りたい』なんて冗談じゃねぇ!ってそういうこと?
マツコ そういうことよアンタ!
小島 うっそ、考えたこともなかった、そんな恐ろしいことー!
マツコ 嘘つけ!考えたことあるだろぉ!
小島 ウフ
マツコ 考えたことあるだろ!本当に!
小島 アハハハ(笑)
マツコ 久しぶりに会ったら風俗嬢になってたみたいなもんよ。なんだこの野郎、カネ取んのか!っていう話よ
小島 いやぁマツコさん、よくそれだけ言いたいことを言って放送局の人と喧嘩になんないね。
マツコ 喧嘩はいっぱいしているわよ。
小島 本当。うっそぉーなんか握手していい?手、柔らかいわぁ。
マツコ ラジオで握手すんの?(笑)いやいやいや、これはあくまでも私の個人的見解ですからね
小島 そうよ、今の私もマツコさんの仮説に則った、あのー、見解ですからね
マツコ あの、小島慶子の主張ではございませんので、リスナーの方。
小島 仮説です!
マツコ ね、仮説です
小島 仮説ひとつ言うのにもまぁ人の心拍数をあげるわね
と話していた。
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2012年2月20日(月)に放送されたTBSラジオ「小島慶子 キラキラ」で、ビビる大木さんが女子プロレスラーの井上京子さんが経営している居酒屋さんで起こったエピソードを話していた。お酒が飲めない大木さん。無理やり酒を飲まされるのを恐れて「お酒飲めない宣言」をして難を逃れたと思いきや、結局大変なことになってしまったとのこと。 |
■会話をしている人
ビビる大木(お笑い芸人)
小島慶子(ラジオパーソナリティ、元TBSアナウンサー)
大木 女子プロレスラーに井上京子さんっていう人がいるんですよ。
小島 ええ
大木 元々ね、全女(注:全日本女子プロレス)にいて、今自分で色々とやられている方ですけど。その方が、あのぉー、自分であのぉ、飲み屋さんをやってて
小島 うん
大木 で、そこに、『来なよ!』なんて(井上京子さんが言うので)行ったんですよ。
小島 うん
大木 で僕はあのー、当然そこにレスラーも溜まっているので、で僕酒飲めないんでね、あのぉ嫌だなと思って。で最初にこういうの言った方がいいと思ったんですよ。無理やり飲まされて体調を壊すのも嫌だし、記憶無くなったり頭痛になったり吐いたりするの嫌だから
小島 うん
大木 もう着いてすぐ、『今日は来ましたけど、僕はお酒一切飲めないので申し訳ないですが。すいませんが。』って言ったら『気にしなくていいよー、大木君。酒が飲めなくたって来たっていいんだから。』つって。『ウーロン茶でいいの?』つって。
小島 うん
大木 『はい!ウーロン茶いただきます!ありがとうございます!』って言ったら2時間か90分の間にウーロン茶17杯っていうですね・・
小島 ハハハ!(笑)
大木 俺、逆にウーロン茶で吐いたっていうですねぇ
小島 アッツハハハハ!(爆笑)
大木 俺初めてです。ウーロン茶で吐いたの。
小島 アハハハ!(笑)
大木 こんなに豪快なんだレスラーは!っていうね。僕は気持ちよかったですね。
小島 アハハハ!(笑)
大木 酒は飲まないけど、お前ウーロン茶吐くまで飲ますぞ!っていうね。向こうの心意気。
小島 アハハハ!(笑)
大木 いやぁ、さすがですよ。で、俺ウーロン茶17杯飲んで俺吐いて。『今日は私のおごりだから』つって(笑)。『ありがとうございますっ!』つって(笑)。
小島 スゴイですねー。
大木 やっぱねぇ、豪快なんですよ!
小島 豪快ですね。豪快っていうか、普通の人とスケールがね
大木 違うんですよ!だからアレが僕、『飲めます!』って言ったらどうなったんだろうって。
小島 恐ろしい(笑)
と話していた。
2011年05月23日に放送された「小島慶子 キラキラ」でビビる大木さんが元相方の大内登さんとの最近のエピソードを話していた。お笑い芸人を引退して別の世界で成功した元・相方と会った時の何とも言えない心境を語っていた。 | ![]() |
■会話をしている人
ビビる大木(お笑い芸人)
小島慶子(ラジオパーソナリティ)
大木 僕は2002年までコンビで活動してたんですよ。当然ね、知らない方も一杯いるんですけど、僕は『ビビる』というコンビだったんですね。
小島 そうなんですよねー。
大木 そのコンビを2002年に解散して僕は『ビビる大木』になったんですよ。ピン活動で。
小島 うん
大木 それから9年経ちましたけども・・・。そんなこんなで相方がいて、でも相方はお笑いを、芸人を引退したわけですよ。転職するって言って。まぁそういう状況で僕は一人なんですね。
小島 うん
大木 それでね、他局でアレですけど、『ダウンタウンのアカン警察』という日曜日の8時からやっている番組があるんですけども。この間、スペシャルの収録がありまして。ダウンタウンさんの番組にナイナイさんがいらっしゃって、14年ぶりに共演という。
小島 すごいね
大木 なぜ14年も共演していなかったのかというのをアカン警察という番組で、それがアカンかアカンクナイかを検証するんですけど
小島 面白そうですね
大木 その歴史的な収録を僕は見てきたわけですけど、それはそれとして、その番組のスタッフに僕の相方がいるんですよ。
小島 えっ!?
大木 元相方が
小島 えっ!番組制作のスタッフさんなんですか?
大木 今、番組制作会社のプロデューサーなんです
小島 えーーー!!じゃあ元コンビの相方と現場で一緒になったんだ!
大木 そう、現場で一緒になるんです。
小島 え?制作側とタレントさんとして?えーーー!
大木 で、アカン警察って早めに入ってリハーサルがあるんですよ、僕たちは。ダウンタウンさんが来る前に。
小島 うん
大木 そのリハーサルの『そろそろお願いします』ってのを僕の元相方が言いに来るんすよ、楽屋に(笑)
小島 えーー!なんか不思議な感じね
大木 いやだから僕もね・・・向こうは仕事として普通のことをやっているんですけど、やっぱり不思議な感じが残るんですよ、やっぱり。
小島 しますよねぇ
大木 呼びに来るのは良いんだけど『10年くらい前までこいつと一緒にネタやってたんだな』ってのが僕の感情にもあるんでね。
小島 そうですよね。一緒に大怪我までした仲でしょう
大木 そうです。ということはどうなるかというと、僕は元相方から仕事を貰うっていう立場じゃないですか。
小島 そうかそうか。タレントさん誰にする?って時に『じゃあビビるさんなんか良いんじゃない?』なんて
大木 そうです。会議なんかあったりすると『大木どお?』なんてアイツが言うわけですよ。キャスティング会議で。一応プロデューサーですから。
小島 ハハハ(笑)なるほどー。
大木 なんかね。転職して彼はプロデューサーまで登りつめた訳ですけど・・なんか不思議なね、フワッとした感じもあってですね
小島 そーね、思い出話に浸るわけでもないでしょうね、現場で
大木 そこまでガッツリ話さないですけど、でも僕たちがコンビの時からやっているのを知っているスタッフさんもいるんですよ
小島 わぁー!その人たちも何か変な感じでしょうね
大木 『そろそろリハーサルお願いしまーす』って呼ばれて、僕が元相方とスタジオの中に入っていくと、前から知っているスタッフが『あっ!ビビるが来た!』みたいな(笑)
小島 ハハハ(笑)コンビ登場(笑)
大木 コンビで来てリハーサルやる感じで(笑)なんか不思議ですよね、あの感覚。
小島 でも同じお仕事の業界で、しかもちゃんと成功されてらっしゃるって心強い感じもしません?
大木 でも何かね、どこかで昔の恋人に会うような感覚がちょっとあるんですよ。お互いに。解散したとはいえ『元気かよ?』みたいなのがちょっとあるんですよ。変な。
小島 ねぇ、でも別に喧嘩別れした訳じゃないしね
大木 そうですね。向こうは結婚して、お子さんもいて、一戸建ても購入して。もう順風満帆で、本当に引退して良かったんだな!ってくらいの人生ですから。
小島 ねぇ
大木 これは本当に俺も羨ましいなって思うんですよいつも、相方に会う度に。
小島 普段から密に連絡を取っている訳でもないんですもんね。
大木 まぁ連絡先とかは知ってますけども・・・。
小島 うん
大木 でも一回なんか、音楽番組を彼が担当してて、一回事務所を通さずに直接電話がかかってきて『フォークソング詳しいよな?確か』みたいな
小島 ハハハハ(笑)
大木 『ちょっと会議で名前を出しとくよ!』みたいなのが連絡来てですね。なんか俺も(笑)『もしよかったら押しといてね』みたいな(笑)・・何か不思議な関係なんですよ(笑)
小島 うん不思議
大木 引退して9年くらい経っているんですけど、色んなところで『おい、じゃあショートコントを一本やれよ』って言われると、やっぱスッと向こうもセリフが出てくるんですよ。
小島 芸人モードになれる訳ですね
大木 一緒にやっていないとはいえ、一緒にやっていたネタのセリフが残っているっていうのもね
小島 な、なんかちょっと切ない。甘い感じもする。
大木 そうでしょ。『あぁ。これ覚えてる覚えてる』って。だから不思議な感じになるんですよ。いつもあそこの現場に行くと。
小島 え、毎週?2週に一回くらい会うんですか?
大木 会うんですよ、毎回。だからもしテレビを見ることがあったら『あっ今日笑ってっけどその裏には元相方がいるんだな』って、そう思ってもらえると往年のビビるファンにも楽しんでいただける番組かと思いますよ。
小島 ハハハハハ(笑)
大木 ですから皆さんね。例え恋人と別れようが、相方と解散しようがね、いつどこでその人が仕事をくれるか分かりませんからね
小島 ハハハハ(笑)
大木 大事にしましょう、皆さんね。
と語っていた。
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2010年05月28日に放送されたTBSラジオ「小島慶子 キラキラ」で水道橋博士さんが『その時空気が変わった』というテーマで思い出話を語っていた。博士のイタズラで葬式で場違いな服を着ることになった同期芸人が起こした珍事とは・・・。 | ![]() |
水道橋博士 (お笑いコンビ「浅草キッド」)
小島慶子 (ラジオパーソナリティ)
博士 (たけし)軍団に入りかけの頃、グレート義太夫さんのお父様が亡くなられて、で、若手って当時の僕もそうなんですが喪服を持っていないんですね。
小島 うん
博士 テレビ局の衣装さんに借りたりするんですけど、軍団の同期に佐竹チョイナチョイナって仲間がいたんですね。もう辞めちゃいましたけど。
小島 はい
博士 この人、葬式に出たことがなかったんですね。
小島 あぁ
博士 で、どんな服装で行けばいいかって相談されて、俺が『大丈夫。黒の上下だったら俺持ってるから』って貸してあげたんですね。一式。
小島 ええ
博士 それがですね、タキシードの上下で、靴をタップシューズに・・これ軍団のコンサートで使っているやつで、襟キラキラなんですよ、もう。フリル付いてんですよ(笑)
小島 ヒドイ・・(笑)
博士 でも本人は初めての葬式なので分かってないんですね。
小島 ええ
博士 で、落合の斎場にちょっと遅れて現れたんですけど。スクーターに乗って、お経が読まれる中に一人ものすごいエンターテナーみたいな奴が(笑)
小島 タップダンサーが(笑)
博士 パチッパチッパチッというタップの音と共に(笑)
小島 ハハハハ(笑)
博士 そのね、木魚の音とともにパチッパチッパチッといいながら近づいてくるんですよ(笑)
小島 最悪ですよ(笑)
博士 空気が変わって、もう笑うに笑えないんですよ。そしたら座ってた枝豆さん(注:つまみ枝豆)がドォー!っと飛び出してっておもいっきりチョイナを殴って『お前いいかげんにしろこの野郎!!』つって『場所わきまえろ、この野郎!!』つって
小島 はい(笑)
博士 それでその時に気が付いたんでしょうね。そのまま落合の斎場から走って逃げていくんですけど、走って逃げていく音がパチッパチッパチッパチッてドップラー効果のように消えていくんですよ
小島 アハハハ(笑)タップダンスの靴だから(笑)
博士 そう。それがチャップリンの後ろ姿みたいなんですよ。パチッパチッパチッパチッて。あー、チョイナ行っちゃったーって(笑)
小島 なんていう不謹慎な。もうね、ヒドイ(笑)。恨まれたでしょ後で、博士。
博士 いやぁ、これ僕ね、寝る前に時々自分の人生で何が今までで面白かったかなぁって思い返すんですよ。その時にいつも頭の奥底からパチッパチッパチッパチッという音が聞こえてきて(笑)。あのチョイナの、あの時のスクーターで現れた時と殴られて去った時のね(笑)
小島 ハハハ(笑)
博士 もう僕の中で『街の灯』みたいなね。チャップリンの映画のような名シーンです
と語っていた。
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2010年5月25日にTBSラジオで放送された「小島慶子 キラキラ」のオープニングトークにて、6月いっぱいでTBSを退社することを発表した小島さんが1年前にオープニングトークが始まった経緯と、一昨年前に亡くなった後輩の川田亜子アナウンサーについて語っていた。 |
小島慶子(TBSアナウンサー)
神足裕司(コラムニスト)
小島 オープニングトークはね、無かったんです最初。
神足 ねぇ
小島 多分それはね、『オープニングトークは出来ないだろう』と思ってらっしゃったんじゃないかと思うんですね。割とスタッフの方も。
神足 うん
小島 私昔『アクセス』って番組やってましたけど、それでいわゆるオープニングトークみたいな一人で喋る、一人とか自由に喋る時間もなかったですし、あのー、途中でコメントを差し挟むくらい。あと久米宏さんと御一緒させて頂いていた時もアシスタントでしたから、相槌打つぐらいだからね『小島はあんまり一人で喋りたいこととかも特に無いだろうから、局アナだし。だから取りあえず段取り踏んで。』っていうことで組んであったんだと思うんですよ。
神足 そう
小島 でもね、私ずーっとねぇ実はねぇ、ずーーっと・・フフフ(笑)
神足 ずっと!
小島 ずーっと10年以上ずーっと、アナウンサーになってからずーっと、あのー・・・話したいことが沢山あったんです。
神足 はい
小島 だけどアナウンサーは自分が話したいことを話す職業ではないので『あぁ職業の選択を間違えたな』ってことをかなり早い段階で気が付いて
神足 うん
小島 もし自分に言いたいこととか伝えたいこととか、人と会話したい、個人として人と会話をしたいっていうね、立場で会話をするんじゃなくてね、パーソナリティで会話をしたいんなら例えばエッセイを書くとか、あの、雑誌の記者になるとか、テレビ局でもじゃあ例えば報道の記者になって、あーの、自分が実際に取材したものを原稿にするとかっていう方が、あーのー、もしかしたら私がやりたいこととは近かったのかな?って入社してすぐくらいから気付いてですね。
神足 ええ
小島 でもまぁ与えられたお仕事だから一生懸命やろうと思ったんですがあんまり上手くハマんなくてね、やっぱりその・・
神足 ウヘヘ!ハマんなかったんですか?(笑)
小島 まぁ我が強いものですからね、アナウンサー的に言うと
神足 あぁ、暴れ馬を制御するってことですよね
小島 まぁ人型ですからね、アナウンサーというのはね。自分の、自分の、えー、理解力と、えー五体・・・ね、容姿と声と技術を使って誰かの声を沢山の人にお届けするのがアナウンサーの仕事なので
神足 ああ
小島 私が何を考えているとか、私がみんなと何を話したいとかってことは、それはあの、余計なことだっていうのが原則ですので
神足 あれー、呼び名変わるんじゃないの?なんか、キャスターって人もいるじゃん。
小島 うーん、あの辺がねぇ
神足 アレは意見言っていいってことじゃないの?
小島 局のアナウンサーっていうことでいうと特にそうだし、まぁフリーの方であってもアナウンサーっていう立場、要するに私は、あのーまぁ、例えば批判があったりとか、えー、物凄く同意してくれる人がいる一方でそれは納得できないという人が、方がいるとしても『私は自分でなにがしかの、自分の名前において自分の発言に責任を取りますよ』っていう人と、そーではなくて『何らかの組織の代弁者として働きますよ』っていう人がいて、やっぱり性質が違うと思うんですけど仕事の性質が、で私はどうも後者の仕事にあんまり向いていなかったので(笑)、ずーっと自分の中に、そのー、自分がラジオで育ってきたこともあるんですけど、
神足 はいはい
小島 世の中と言葉で繋がって、もし・・もし万が一、私が何か喋ったことで気が楽になったりとか、まぁちょっと笑って『今日はまぁ面白いことがあったからいいか』って思えたりとか、『世の中捨てたもんじゃないな、とりあえず明日は頑張るか』と思えるとか、いうことが出来ればいいなぁって学生の頃から思っていたんですね。
神足 うん
小島 だからずーっとそういう何かね、あのー、願望っていうの、あったんです。そういうことをやりたいって。私がかつてあのー、家庭も地獄で、学校も全然馴染めなくってどこにも行き場がなかった時に、夜つけたラジオとか夢中で見たテレビに唯一救われたことがあったように、もし自分も、仕事においていつか出来たらいいなぁって、誰かの力になれたらいいなぁってずっと思ってきたんですけど、正直局のアナウンサーってそういうことする仕事ではないので
神足 そうですねぇ。僕も初めて、身近になって初めて知りました。
小島 フッ(笑)。局のアナウンサーは誰かの気持ちを、その向こうにいる沢山の人に伝える配達係なので、あのー、そこがやっぱりすごく、なんだろうな、苦しかったんですね。
神足 うーん
小島 で去年の頭にね、この番組を始めて『あぁ初めてそういう事をやれるのかなぁ』と思ったらそーいうフォーマットになってなかったの。でね、苦しかったんですよ。
神足 あ、番組が?
小島 そーいう仕組みになってなかったの。つまり私が自由に喋る時間ってのは無かったの。あの、『コレやったら次コレやってください。その次コレやってコレやってコレやって。』って全部決まってたの。
神足 うん
小島 で、メールご紹介する中でパートナーとのやり取りとかはあるけれど
神足 ええ
小島 自由に喋っていい時間って無かったんでね、『局アナのやる番組だからこれは当然だなぁ』と思ったんで、せめてその代りに、あのー、これは多分数人にしか気が付かないかもしれないし誰も気付かないかもしれないと思ったんですけど、その時その時で私が伝えたいことを、あのー、自分で選んだ曲に思いを託して曲をかけてもらってたんですけど、たぶんスタッフもそーいうことは知らなかったと思います。『小島さんただ好きな曲を一日一曲かけているだけだ』と思っていたと思うんですけど
神足 うん
小島 私なりに、あの、その時その時で『あぁこういうような事を世の中に言いたいけど、でも既にこの歌でそれは表現されているから、じゃこの歌かけよう』みたいな風に、あのー、かけてたんですね。
神足 うん
小島 だけど去年の5月25日に、どうしても自分で話したいということが出てきてしまって
神足 それは何でした?
小島 あのー。・・・まぁある話なんですけど。
神足 はい
小島 でそれをスタッフの方にですね、当日12時半くらいかな、『今日はどうしてもしたい話があるんです、リスナーの方に。だから曲もかけますけど曲の前後にちょっとお話をさせて頂いていいですか?』って。『ちょっと私が個人的に話したいことなんですけど』って言ったら、スタッフが『良いですよ』って言ってくれて、それで初めて去年の5月25日にこのオープニングトークみたいなものがですね、私の我がままで始まったんですね。
神足 はあはあ
小島 で、その後ですね、あの、プロデューサーと話しまして今日のように私がその時どうしてもリスナーの方に『これどう思う?』とか『こんな事があったんだけど、どうかなぁ』っていう風に話しかけたいこと・・・別に同意してもらいたいとか私の意見を受け入れてもらいたいとかじゃなくて、話しかけて共感する人もいれば違うと思う人もいるかもしれない。
神足 うん
小島 だけどその場でリスナーからの答えが声になって返ってくるわけじゃなくてもラジオってのは私は会話だと思っているので、『人に話しかける』ってことをやって行きたいんだけど良いかしら?っていう事をですね、プロデューサーの方にご相談したら、あのー、『いや実はやって欲しかったんです。』って仰ってですね。
神足 なるほど
小島 それは嬉しかったと同時に、あのー、何で言ってくれなかったのかなとも思ったんですけど(笑)。
神足 そりゃ分かんないよね
小島 うん、でもまぁそれは、あのー、そんな形でねぇ、偶然というか流れで始まったコーナーなので『丸一年か』と若干感慨深いですね。
神足 やりたいことがあったら『やりたいです』って言った方が良いっていうのは基本的なことです
小島 うん。だから言って良かったなぁって思って。
更に次のように語っていた。
小島 あのー、ただまぁそれから1年経って、会社を辞めることをね、会社を辞めることを決めましてね、あの、アナウンサーという職業は6月30日をもって私は辞める訳ですけどもね。まぁ去年の今頃、1年後にね、あの、自分がそーいう心境で喋っていることを全く想像する余裕もなくですね、毎日必死でバタバタ新しい番組をやってましたけれどね。ただまぁ最近思うんですよ、色んなぁ~辞めてったアナウンサーを見ているんですよ私。
神足 はい
小島 先輩でも後輩でも、色んな人が色んな事情で色んな・・感じで辞めってった。
神足 うん
小島 でも結構怖い顔をして辞めてった人が多かったんですよ。
神足 うん
小島 やっぱり、荷物をバーッとまとめて、あの、結構怖い顔をして辞めていった人もいたりとか、あとちょっと悲しげな顔をして辞めていった人とか、あとやっぱり複雑な思いを辞められてから吐露された方とかね。
神足 はあはあ
小島 まぁ中には物凄く、あの、辞めてね、普通にご活躍されている方もいらっしゃいますけど、辞める時というのは、皆さんやっぱり泣いたり怒ったり、あのー、色んなことがあったのを私も見てきているんでね。
神足 うん
小島 自分が今、そーいう辞める立場になって、『あぁ、あの人達ってのはこんな大変な思いをしてきたのか』って思うこともあり、一方で、『あぁ自分は思っていたよりも大変じゃないな』っていう。『あの方々よりももしかしたら幸せな形で辞められるのかなぁ』と思うこともあり、という中で、一人だけ、凄く幸せそうに笑顔で辞めていった人がいてですね
神足 うん
小島 うーん、その人はあの、全員のアナウンス部全員にお手紙とハンカチを渡してですね、全員のイニシャルをわざわざ入れてね、その人のイメージに合ったハンカチにね。あの、とても丁寧なお礼のお手紙も添えて、とても、なんだろな幸せいっぱいで、あの~辞めてった、ホントに笑顔を、素敵な笑顔を皆に見せていって辞めていった人がいて、その人のことは私は本当に忘れられないし、あの時の素敵なあの人のことをずっと覚えておこうと思っていてね。そのハンカチもやっぱり、すごく大事に使って、あまりに毎日うれしく使いすぎてね、ボロボロになっちゃったから捨てちゃったんだけど、
神足 フフフ(笑)
小島 ボロボロになり過ぎて、
神足 そうですよね
小島 だけど、取っておけばよかったなと思って。
神足 いやぁー
小島 もうネズミ色になってね、縁のレースもほつれてきちゃったんだけど、『やっぱり取っておけばよかったなぁ』と凄く悔やんでいるんだけど、まぁその代わり、あの人の幸せそうに辞めていった姿はずっと忘れないでおこうと思ってます。
神足 うん
小島 その人が、えー去年の、今日私がねオープニングトークをするきっかけとなった川田亜子さんです。
神足 ほう
小島 亡くなって丸2年が経ちますけど、あのーとっても素敵な方でしたよ。ね、まぁ去年も話しましたけど(笑)。・・・まぁそんなことを思い出しました。
神足 はい
と話していた。
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2010年4月2日に放送されたTBSラジオ「小島慶子 キラキラ」にて浅草キッドの水道橋博士がオウム真理教の麻原彰晃の主治医として死刑囚になった中川智正(なかがわともまさ)について語っていた。なんでも、その中川智正と博士は中学生時代の同級生だったそうで、地下鉄サリン事件の後に中川智正が指名手配された際には背筋が凍るような体験をしたんだそうです。 | ![]() |
■会話をしている人
水道橋博士(お笑いコンビ「浅草キッド」)
小島慶子(ラジオパーソナリティ)
博士 ちょっとディープですけど、これ笑い話ではなく本当の話なんですよ?あのー、1995年に、あのー、オウムのサリン事件があったじゃないですか
小島 はい
博士 その時に、まぁ、麻原彰晃の主治医として、こうニュースになってた中川智正っていたんですね
小島 はい、はい
博士 まぁ死刑囚になりましたけども、彼は中学時代の同級生だったんですよ
小島 わぁ!
博士 で、その1995年にニュースを見てたらサリン事件が起きて、それで『今逃亡中』って出て『中川智正』って出たときに『あっ、俺と同い年。えっ!ひょっとして、中川智正って俺のあの同級生の!?』って思った時の僕のこの戦慄な思い?・・
小島 ええ
博士 と共にですね、僕の共通の友人のK君っていう人から電話がかかってきて「今ニュース見ているか?」って。『いや連日連日すごいじゃないか』って
小島 うん
博士 その人も久しぶりなんですよ。中学出てからずっと会っていなくて
小島 ええ
博士 「お前、芸能人なんかやっているわけだから、何とか中川をかばってやってくれ」みたいな話があって
小島 ああ
博士 『でもそんな今サリンだの何だのって言っているのに、そんなこと出来る訳ないじゃない』つって。『まさか中川智正・・』その、あだ名が『ケツ』って言ったんですね、中学時代のあだ名
小島 ええ
博士 『でもケツがまさかこんな事になるとは』って言ったとたん、そのK君が「失礼なことを言うな!中川智正はケツではない!ボージサットバ・バジラディッサ師だ!」って
小島 うわ!!
博士 ホーリーネームをスラスラスラって言ったんです。
小島 あっ、同じ学年に信者さんがもう一人いたんだ
博士 ええ。で、それでかばってくれっていう電話だったという
小島 なな、なるほど
博士 物凄く衝撃的でしょ?
小島 衝撃的ですし、ちょっと、あのー、ねぇ。ちょっと自分の、み、身がどうなるか怖い感じがしますね。
博士 ええ。まぁ、あのう、ね。こういう事件ですから不謹慎なことを言っているつもりはなくて事実そのものとして言っているんですけど
小島 ええ、ええ
博士 だから自分の周に起きたね事件の中で同級生が絡んで、これだけ社会的な大きなねぇ。まぁ反社会的な行為をしてと。それに自分自身がこう同級生の中に巻き込まれていく感じ。
小島 それはあの、中学生時代とか思い出すんでしょ?どんな子だったっけなぁ?
博士 いや思い出しますよぉー。
小島 うん
博士 本当に二十世紀少年のワンシーンみたいですよ、まさに。
小島 あー。時間が巻き戻って。
博士 『あの同級生の何々が』って。あの遊んだ時の思い出が、全部が蘇りながら。
小島 うーん
博士 で、ずっとまだ逃亡してて。
小島 でも会っていない時間が長いと、その間に、お互いに、自分もだし相手もだし、もう全く変わってしまっていることなんてある訳ですからねぇ。いくら思い出を手繰ってみて、『まさかあいつが』とか『そういえばあの頃から』なんて思ってみても、もう会っていない時間の方が長ければ全く知らない人と同じぐらいに遠くなって・・
博士 一種のミッシングリンクなんですよ。そこでずっと培ってきた少年時代があり、そっから消えた、その間を思いを馳せながら『何があったんだ彼に』ってことを思いつつね
小島 うーーん
博士 それをずっとニュースを・・・そして同時代を生きていって、まぁ彼は死刑囚になるわけだけど。
小島 はい
博士 まぁ同級生の中で減刑嘆願書みたいなのを書くのもあるし、でもその彼がやったことに対する社会的な罪をね、罰を背負うべきだと、そう思う気持ちもありね
小島 うんうん
博士 また同級生ってのは色んなことを思わせられますよ
と語っていた。
補足:リアル20世紀少年
水道橋博士は岡山大学教育学部附属中学校出身。同級生には中川智正死刑囚だけではなく、ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトもいる。同じ教室で学んだ3人はその後、漫才師、ロックンローラー、テロリストになった。
2010年3月29日に放送されたTBSラジオ「小島慶子 キラキラ」にて、その日のパートナーのビビる大木さんがカラオケと合コンを引退するに至ったエピソードを語っていた。 | ![]() |
小島慶子(TBSアナウンサー)
ビビる大木(お笑い芸人)
大木 まぁ僕はね、オープニングで言いましたけど、カラオケはまぁ反対派・・。
小島 苦手派
大木 苦手派なんですけど。まぁ元々僕はカラオケボックスでアルバイトをしていたくらいカラオケに抵抗がなかったんです。
小島 ああ、そうだったんですか!
大木 ええ、徐々に、大人になるにつれて、なんか、こう無理やり歌わされたりしているうちにだんだん何かこう遠ざかってったんですけど。
小島 あぁお付き合いが多くなっちゃってね。
大木 ええ。でね、あのー、決定的な事件があったんです、2、3年前に。
小島 えー。
大木 あの、合コンがあったんですよ。その時は男女6人、6対6の12人。
小島 わぁー。ずいぶん大規模な。
大木 で、なんか2次会かなんかでカラオケになったんですよ。
小島 ふーん。
大木 みんなでね、女子からのリクエストを歌うとか、男子からのリクエストを女子が歌うとか。なんかこうイイ感じで盛り上がってたんすよ。
小島 うん、楽しそうじゃない。
大木 それで、一曲かけて一行ずつ歌ってってね、一番最後の部分を歌った奴が罰ゲームとか
小島 ナハハ(笑)
大木 なんかそういう、ほのぼの出来る、ゲーム感覚で。歌って飲んで食って。盛り上がってたんすよ。
小島 ええ
大木 で、なんだかんだでカラオケにねぇ、7時間くらい居たんすよ。
小島 えぇぇ!
大木 盛り上がって!
小島 それは凄い
大木 いや、それだけ盛り上がったんですよ!
小島 じゃあ大成功じゃないですか、合コンは。
大木 ええ、で、7時間!!一緒にいた6人の女子がですね、僕に誰も連絡先を教えてくれなかったんです。
小島 ウワハッ!!(爆笑)
大木 カラオケで7時間、一緒に喋って飲んで歌って。語り合ってゲームもやって7時間一緒にいた僕に一人も連絡先を教えてくれない。
小島 6時間7時間って相当よ?
大木 いやだから『えっ!?』と思ったんですよ俺。いや何かこれチョット足したらハワイとか着くくらいじゃないですか
小島 ハハハハ(笑)
大木 それくらいの時間一緒にいてね、盛り上がって笑ってたのに。『えぇっ!!!』って思ってたんすよ。
小島 残念ね
大木 で、しかも!!しかもその12人分の支払いが俺ん所にきたです!
小島 え!なんで!?
大木 これ何なんだよ!ってことになったんすよ俺は。
小島 どうして大木さんなの?おかしいじゃない!
大木 まず男子、僕以外の5人ですね。
小島 ええ。
大木 これまぁ後輩だったんで『大木さん、ごっつぁんです!』ってなったんです。
小島 あら!
大木 そしたら女子も『今日男子もちでしょ?』みたいな。
小島 え?チョットやだぁ、それで一人の肩に乗っかっちゃ・・
大木 一人で12人分の部屋代、メシ代、飲み代。全部払って。
小島 それは財布のオジサンですよ、完全に!
大木 そうですよ!で、払って。その挙句に番号もアドレスも一個も教えてもらえないで
小島 うぁー、もうそれは完全に使われています、後輩の皆さんに。
大木 たまったま僕そのカラオケボックスの、なんかアレ持ってたんすよ、割引券を。
小島 はい
大木 なんか10%引きみたいな。
小島 ふーん
大木 それ使ったら使ったで6人の女子が『割引券とか持ち歩いているんですか?ダサい!』みたいな。
小島 は!
大木 ふざけんじゃねーよ!!っつってですね。
スタッフ ハハハ!(笑)
小島 キツイよね
大木 お前、一銭も出さないくせに。アドレスも教えてくれない。
小島 ウハハハ(笑)
大木 なんなんだ、この支払は!!って思ってですね。
小島 スゴイ額いったんじゃないですか?
大木 いきましたよー、本当に!8万、9万くらい。見たことない。
小島 ええーーえ!!!
大木 僕本当に家賃超えたんですから!
小島 ウハハ!(笑)それは・・ちょっと(笑)。大出血じゃない。
大木 それでカラオケ嫌いになるわですね、これでもう俺は合コン引退だ、ってなったんです。
小島 ワハハ(笑)
大木 この状況じゃ俺は引退だと。
小島 もう続けたら、ていのいい、あのー、単なる金庫になっちゃいますから。
大木 いや本当にね、心の傷とかね、手術しても手術しても治らないです。
小島 ウハハハ(笑)
大木 あの合コンでの扱い。
と話していた。
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