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ビビる大木が語る死にかけた話その2『雪山ロケで大怪我。コンビ揃って死にそうだった。』

23:20

2007年6月17日に放送されたTBSラジオ「伊集院光 日曜日の秘密基地」の「お笑いどん底エピソード大賞」という企画で、爆笑問題、雨上がり決死隊、イジリー岡田、劇団ひとり、北野誠、ガダルカナル・タカなどの中で文句なしで優勝に輝いたビビる大木さん。その壮絶なエピソーを書き起こしました。余りに長いので3分割。その1では電波少年の過酷ロケについてで、今回のその2では、雪山ロケで大怪我を負い死にそうになった話です。ビビる大木


■会話をしている人

伊集院光(お笑い芸人)
長岡杏子(TBSアナウンサー)
ビビる大木(お笑い芸人)


 

ビビる大木が語る死にかけた話その1「電波少年の非人道的なロケの実態」の続きの話です。



伊集院 うん

大木 『じゃぁ次のロケが決まったら連絡するよ』って言われたんです。どうするか。今後の。で、次の日からちょうど僕、あのー、雪山でロケだったんですよ

長岡 はい
伊集院 ちょうど(笑)ええ、ええ(笑)

大木 で、『じゃあ僕は明日から雪山のロケに行っちゃうんで、あの、二日間は帰ってこないんで最低でも2日以降のロケですね』って言ったら『まぁそうなるな』って言ったんです。

伊集院 うんうん

大木 そしたら今度、雪山で、あのー、僕たちロケ中に事故があってですね

伊集院 あっ!伝説の!!

大木 伝説のです。

伊集院 これ凄い話なのよ!当時はだって、傷の癒えない頃は笑えないからまずテレビで話されることはなかったよね。

大木 はい。これはですねぇ、スキー場でですねぇ、まぁあのー、スキー場の山のふもとに司会者が待っててですね、我々が雪山の上からソリで登場して『ちょっと待ってくださいよ!』なんて言う・・

長岡 あっ楽しい楽しい♪

大木 『元気よく若手が登場してくれ』って言われたんです。

伊集院 うんうん

大木 そしたらこのソリが止まらなかったんですよ。止まらなかったし、『必ず自分たちでブレーキをかけるような事はしないでくれ』って言われたんです

伊集院 うん!うん!

大木 で、自然に止まるのかと思ったんです。

伊集院 はあはあはあ

大木 そしたら止まらなくてですね。ソリを二人乗りしてたんすね。相方が前に乗って僕が後ろに乗って。で、相方が雪国育ちなんでソリはまぁ慣れっこだと。で、任せてたんす。

長岡 はい
伊集院 うん

大木 で、相方が途中でですね、『あれっ!?止まらないよ。大木くん止まらないよ』って言い始めたんです

伊集院 うん

大木 俺は『とは言うものの(笑)』と思ってたんです。

伊集院 うんうんうんうん(笑)

大木 そしたら全く見えなかったんですけど、雪が舞っちゃってですね。そしたらドーン!!つったんです。急に。

伊集院 お、お

大木 お!?って思ってですね、何だこれ!?って思ったらですね、俺、体動かなくてですね、パッと横を見たら相方が鼻から血を出して倒れてたんです。

伊集院 うん

大木 パッと目を開けたら、あの、レストハウスがありますねスキー場に

伊集院 はいはい!

大木 レストハウスのコンクリの壁に二人揃って、ソリが止まらず突っ込んでたんすよ

伊集院 恐らくそれは司会の方よりずーっと向こうですよね?(笑)ゴールの先ですよね?(笑)

大木 そういうことです!はい。そこで初めてスタッフ達が、司会者も駆け寄ってきて『カメラ止めろー!!』っていう声と共に皆が集まってきて

伊集院 大事故になっちゃったのよ

大木 『救急車呼べ!』つってですね。で、結果ですね、僕は背骨骨折

長岡 えぇー!
伊集院 背骨だよ

大木 僕は前の方に骨が折れたから良かったんですけど、後ろに折れてたら、えー、下半身不随だったというギリギリの骨折で。で、相方の方が脳挫傷3か所という

長岡 ちょっと待ってくださいー!

大木 大参事になりましてですね。

伊集院 そうなんだよ。その時は、俺たちに・・・その、周りで色んな仕事をしているじゃないですか、それで聞こえてくる話は『ビビるが死んだ』ってのに近かった。『入院しているけど、もう戻ってくることはない』っていう風に言われてたよ。

大木 で実際、僕は整形外科で相方は脳外科だったんで、あのー、病院が違ったんですよ。あのー、入院が。

伊集院 うん

大木 で僕がまぁあのー、骨折も一通り分かって治まって3日位したらですね、別の病院から遣いの者が来て『ちょっと正直、相方さん今夜危ないかもしれません』って言われて・・

伊集院 おー!!じゃあ噂だけじゃないんだ!

大木 相方はホントにそこまでいってたんです。まぁ今生きてますよ。元気に働いてますけども・・

長岡 よかったよかった!

大木 そこ俺、背骨折れるは下半身どうこうって言われているはですね、しまいには『相方さん今日でちょっと危ないかもしれません』って言われてですね。どーしようかなって思ってですね。

伊集院 うん

大木 まぁ奇跡的に復活したんですよ、相方も!

伊集院 凄いと思うのは、ここまで十何分間聞いてるのがお笑いのどん底の話じゃないもん。フフ(笑)いわゆる警官とか、そのレベルの話だもんね(笑)

大木 こりゃ参りましたね

伊集院 はぁーーー!

大木 もう雷波少年どころじゃないですよ。で、雷波少年で、あのー、当時日テレのCMみたいなのがあったんですよ。

伊集院 うんうん

大木 『日テレ放送中』みたいなやつですね

伊集院 うんうん
長岡 はいはいはい

大木 あのー、ちょっとジャンクションみたいなCMがあったんですけど、そこで雷波少年で『ビビる入院中』ってのが出てたんです(笑)

伊集院 えへへへー?(笑)

大木 それも土屋さんがオモシロ半分に・・

伊集院 笑ごと、笑ごとにしようとしてる。グッグッグッ(笑)

大木 うん、笑ごとです。

伊集院 でも笑ごとにしてくれんの、これちょっと難しいもんで有り難いんだけどね

大木 有り難いんです、確かにね。入院している間テレビに出てませんから。

長岡 あぁあぁ、そーですね

伊集院 でもすごい知りたいのは、そーいう・・・ね、もうお笑い生命じゃなくって生命じゃない。生命が今どん底になっているわけじゃない。

大木 はい

伊集院 そういう時に、その死生観というか生きるということが変わっちゃう中で『お笑いとは?』って思っちゃわないの?そう、哲学的なところ。

大木 でも確かにですね、その辺でたぶん変わったと思うんですよ考えが。僕ホントにそう何か、そう、ブラックジョークとかあんま好きじゃなくなったんですよね。

伊集院 へぇーーーー!!

大木 一人でも嫌な思いをするような笑いはもうあんま嫌だなって思うようになったんです。

伊集院 やっぱ変わんだ、人生観変わんだ!

大木 変わりましたね。変わりました。

伊集院 すんごい、そうなんだろうなぁ。俺、たかだかヘルニアで変わったんだから(笑)いや、なんかね、自分が居なくても世の中動くなんて当たり前のことがそれまで分かんなかったから・・・何かこんなことで別にテレビとかラジオとか出れなくなるんだって、俺はヘルニア程度で思ったし、そんな生命の危機にあった時に『なんだろう笑いって?』て。

大木 はい。

伊集院 だから今考えてみると、相方がとその後復帰して、売れて『あぁビビるテレビに出るようになったね』って頃に相方辞めたでしょう?

大木 そんなんです

伊集院 それやっぱ死生観変わったのかなぁ?

大木 変わったのかもしれませんね、あいつも。もうお笑いとかじゃないっていう方に目覚めたんじゃないですかね

伊集院 でも今日初めて聞いたんだけど、今始まる前に聞いたら相方はテレビ関係の仕事してるのね

大木 そうなんです

伊集院 だからそれがちょっと何かね。ひどく嬉しく感じて。

大木 あぁ、そうですか

伊集院 そんなに命に関わるようなどん底を経験をしているのに大木くんは逆にお笑いとしてドンドン売れて行って、相方は辞めたって聞いて俺、そういうのもう嫌になっちゃったのかな?って思ったらテレビということ自体は全然嫌じゃないからそういう仕事を続けているわけでしょ?それは何かすごい美しい話だよね

大木 ありがとうございます。ただ伊集院さん。まだ終わりません。

長岡 あれっ?
伊集院 でた、来た。何ですか?

大木 恐ろしいんですよ。ホントに俺、死ぬかと思ったのがですね・・。

伊集院 十分思いましたよね。十分思いましたよ?十分思いましたけど、ええ



その3につづきます。
ビビる大木が語る死にかけた話その3『退院したその日に特番出演を命令された』
 
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