2013年5月1日にTBSラジオで放送された「荻上チキ Session-22」に、戦場カメラマンの渡部陽一さんが登場。戦場カメラマンとしての心得や戦場での思い出などを話していました。そして印象的だったのが戦渦の子供たちが日本のアニメを笑顔で観ているという話です。きっとアニメ作者の方も誇りに思うでしょうね。 |
渡部陽一 (戦場カメラマン)
荻上チキ (批評家 / 「αシノドス」「シノドスジャーナル」編集長)
南部広美 (フリーアナウンサー)
荻上 うん
渡辺 その瞬間というものの1つが、ニッポンのアニメを観ている時だったんですね
荻上 おーぉ
南部 うん!うんうん。
渡辺 電気がなければ自家発電で電気を起こして、街の人が集まって、ニッポンのアニメのキャプテン翼、スラムダンク、ドラゴンボール、ちびまる子ちゃん。アラビア語に翻訳されたものを子供たちが戦渦でありながらも、みんな手を叩きながら笑って観ていたんですね
荻上 うーん
渡辺 ニッポンのアニメがイラクの戦渦の子供たちに、笑顔を届けていることが非常に嬉しく誇りに思える瞬間だったんですね
南部 なんか嬉しい!うん
荻上 うーん
渡辺 ニッポンのアニメは、世界を救う。
荻上 アハハハ(笑)
南部 アハハハ(笑)
渡辺 そんな印象を受けた瞬間でしたね。
荻上 はい。でもイラク以外でも、取材して、それこそアニメという切り口だけ見ても、『この国ではこんなアニメの話を子供とした』とか沢山ありそうですよね。
渡辺 そうですね。アニメというものが、もちろん子供たちの娯楽という印象があるんですけど、予想や想像をしている以上にニッポンのアニメという存在というものは世界中に深く浸透しています。
荻上 うん
渡辺 ニッポンのアニメを観ることで、もちろん勉強したり、逆にその世界に進んでいこうという夢を持っている若者たちが沢山居て、『ニッポンにとにかく行きたい!』その理由は『アニメを直接見てみたい』
荻上 うーん
渡辺 もちろんニッポンの文化もある中で、アニメという存在はこれから外交カードとして大きな力を持ってくるかもしれませんねぇ
と話していた。
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