青木理が語る【遠隔操作ウィルス事件。元東京高裁判事・木谷明の古巣批判。】

21:44

2013年5月6日に放送されたTBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」にて、ジャーナリストの青木理さんが遠隔操作ウィルス事件について元東京高等裁判所判事の木谷明さんの意見書を紹介していました。片山祐輔容疑者が逮捕拘留されてから100日が経とうとしています。片山容疑者が有罪なのか無罪なのか、その可能性についての意見しているのではなく、決定的な証拠がないのに裁判所が検察の言われるままに片山容疑者の拘留や接見禁止を認め続けていることが問題だということです。木谷明弁護士



■会話をしている人物

青木理 (ジャーナリスト)
町田徹 (経済ジャーナリスト)
荒川強啓 (フリーアナウンサー)
片桐千晶 (フリーアナウンサー)


 
青木 あのぉ、この番組で、僕もこのコーナーで取り上げさせてもらったんですけども、遠隔操作ウィルス事件

荒川 あぁー!

青木 片山容疑者が、えー、まだ、まだ実は拘留されているんですけれど。

荒川 5人目の誤認逮捕じゃないかと仰っていましたね。

青木 そうですね。で、これに対して、あの、拘留理由開示公判、拘留の理由を、あの、公開する公判でですね、弁護人の木谷明さんて方がですね

荒川 ええ

青木 この方は実は東京高裁の判事までされた、本当に刑事司法の世界では知らぬ人はいない本当に優秀な名物元判事さんなんですけども、

荒川 ええ

青木 この人が意見書ってのを出したんですね。これ非常に大切な内容なのでチョット読ませてもらいたいんですけども。

片桐 はい

青木 『今回の裁判所の一連の対応は酷すぎます。』と。『東京地裁刑事部と言えば、日本の刑事裁判を率いるリーダー的な役割を期待されている。』と。『その天下の東京地裁で今回のような対応をされてしまうと、被疑者や弁護人は一体何を信じたらいいんでしょう。』と。

荒川 ほぉー。

青木 『一体いつから東京地裁はこのような組織に成り下がってしまったのか。』と書いて。

荒川 ほお

青木 こっからなんですけど、『本年2月10日の第一次逮捕から既に81日が経過しました。片山君・・』、まぁ片山容疑者ですねぇ、『・・は、その間留置場で社会からも家族からも切り離された拘留生活を送っています。』

荒川 うん

青木 『録画してくれればいくらでも取り調べに応じると明言しているのに警察官も検察官も一向に取り調べをしてくれません。そのような状況が既に3ヶ月近く続いているのです。』

荒川 はぁ!
片桐 さーぁ(溜め息)

青木 『裁判官は・・』村木さんですねぇ、あの厚生労働省の村木さんの事件ですけども、『村木さんの事件で無実の村木さんを164日に渡って不当な拘留をしてしまったことを忘れたのですか。』と。

荒川 うん!

青木 えぇー、『弁護人が指定した接見禁止決定に対する準抗告申立・・』ちょっと難しいんですけれども、今完全に接見・・あの、弁護士さん以外会えない状態になっているんですね。接見禁止になっていて。

片桐 うん
荒川 はい

青木 で、それで、弁護士がですね、母親や弟だけでもせめて接見させて欲しいという申し立てをしたんですけど、それも裁判所は棄却したと。

荒川 えぇー!!

青木 で、この時に『在所隠滅の可能性があるというのがその理由ですが、母親と弟と僅かな時間接見させたとして一体被疑者がどういう方法で在所隠滅するというのでしょうか。』と。

荒川 うーん

青木 えー、『そこまで検察官の意見に引きずられていては、裁判所はやはり検事のいいなりだと言われても止むを得ないじゃないですか。』

荒川 うーぉー。

青木 こういう意見書を出されたんですね。これ繰り返しますけど元東京高裁の判事、東京高裁の判事さんってのは裁判官のヒエラルキーの中ではほとんど最上級というか最高峰の方まで上り詰めた方なんですね。

荒川 うーん

青木 今は弁護士さんになっているんですけども、この方が、まぁ・・どの組織にいる人間もそうだし、町田さんもそうだし僕もそうなんですけども、なかなか古巣にね、真正面からモノを言うってのは言えないものなんですけど、その木谷明先生が、えぇ、古巣の東京地裁っていうか裁判所ですよね。これだけ厳しい言葉を投げつけているっていうことの重さっていうのを・・・やっぱりですね、裁判所、裁判官の人たちは少し考えた方がいいんじゃないかなと思ってちょっと取り上げてみました。

荒川 はぁー。

町田 これね、強啓さん。判事さんって、検事さんに引きずられやすいんですよ。

荒川 うーん

町田 で、何故かっていうと、その、刑事裁判をやっている時にね、判事と検事はずーっと同じ部屋で、同じ裁判で同じ部屋で同じ・・・その、被告と被告の弁護人だけがクルクル変わって、判事と検事は同じコンビで残って裁判やっているようなスタイルのところって結構多いんですよね。

片桐 うーん
荒川 うんうん

町田 だから実は、一緒に過ごしている時間が長かったりね、そりゃ物理的な問題まであるんですね。構造的にはね。だから本当に判事が検事に引きずられていないか?っていうのは、よっぽど注意してもらわないと難しいのはあるんですよね、コレね。

荒川 うーん

青木 だからね、前も取り上げましたけども、コレあえて取り上げましたけども、そのあの事件、もし片山容疑者がやったんだとしたらですよ、そのぉ、まぁもちろん大変なことなんですけども、しかしね、もう逮捕されてから90日近く拘留されていると。

荒川 うん

青木 社会から完全に隔離されて、で弁護士以外会えない。お母さんや、そのぉ、家族にも会えない。90日間ですよ?でまだ彼はやったかどうか分からない訳ですね。

荒川 そうですね

青木 未決の状態で90日も捕まる。これ例えば、僕や町田さんや強啓さんや片桐さんだったら生活できなくなっちゃいますよね。

片桐 うーん
荒川 ホントですねぇ。

青木 こんなことがぁ、果たして許しておいていいのかっていう木谷明さんの意見は、あの、ホントに広くの人にちょっと知っていただいて、裁判所考えて欲しいですよね。


と話していた。




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