博多大吉が語る【プロレスラー小橋建太の引退興行を観戦できなかった理由】

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2013年5月15日に放送されたTBSラジオ『赤江珠緒 たまむすび』のオープニングトークで、5月11日に開催されたプロレスラー小橋建太さんの引退興行について話していました。芸人界でも屈指のプロレスファンで知られる博多大吉さん。たまむすびでもプロレスの話題が多く、ふしぶしでプロレス愛を感じます。そんな大吉さんがプライベートでも交友のあるプロレスラーの小橋建太さんの引退興行に本人直々に観戦のお誘いを受けたにも関わらず、ヨシモトに仕事を入れられてしまい、観戦できなかったとのこと。『仕事だから仕方がない』と思いきや、ちょっと事情が違うようで・・・。この話のオチ、好きです。博多大吉と小橋建太




■会話をしている人物

博多大吉 (お笑いコンビ「博多華丸・大吉」)
赤江珠緒 (フリーアナウンサー)



赤江 大吉先生やっぱりこの引退試合・・・

大吉 これがですね、これがですよホントに。5月の11日ですよね、

赤江 はい

大吉 小橋さんが引退興行をやられるっていう発表がありまして、でチケットが直ぐに売り切れちゃったんですよ。

赤江 うん

大吉 で、正直言いますと僕ちょっとだけ小橋さんと仲良しというか、実は結婚披露宴にも呼んでいただいたぐらいの・・

赤江 そうですか!

大吉 仲なんで、ええ。ハッキリ言って、小橋さんに頼めばチケットは取れるだろうなと思いましたけども、小橋建太の最後の試合、最後の雄姿だから、僕が出しゃばるよりも一人でも多くのファンの方に見て頂きたいという気持ちが勝ったんで、

赤江 偉い!

大吉 僕、最初行く予定なかったんです。

赤江 はあ

大吉 ほんなら3月のある日かな、携帯電話に久しぶりに小橋建太さんから電話が掛かってきまして、

赤江 ええ

大吉 ご本人から直接。『どうしました?』『大吉くん、僕の引退興行は来てくれるのかい?』って言われて。

赤江 本人から

大吉 『いやぁチケットが取れなかったんで、今回は見送らさせてもらおうかと思っているんです。』って言ったら、『水臭いこと言うなよ。』と。

赤江 ほお!

大吉 『チケット無いのは分かってる。この電話は、君の為に一席空けているよという電話です。』

赤江 えぇー!!

大吉 『最後の試合、見に来てね。』

赤江 うん!それはぁもぉ!

大吉 涙が出るくらい嬉しかったですよ。『もちろんです、小橋さん!』と。

赤江 馳せ参じますと。

大吉 はい。『こんなねぇ、僕の為に席を空けてくれているんならどんな仕事があっても武道館駆け付けます!』って。電話切って、直ぐにヨシモトに電話して。『5月11日を空けてくれ!』と。『もう何も入れるな!』と。そしたらマネージャー、『わかりました!』。5分後くらいにまた電話が掛かってきて、『無理でした!』

赤江 え?へへへ(笑)

大吉 早い早い早い!無理が早い!(笑)。『どうしたどうした?』つったら、『ルミネtheヨシモトの出番が入っているので無理です』って言われて(笑)

赤江 えぇー!

大吉 『待て』と。もちろんね、劇場の出番大事ですよ?

赤江 確かに確かに。そりゃお仕事でございますもん。

大吉 もう漫才大好き。やりたいけど、小橋さんの引退試合って一生に一回しかないの。

赤江 これだけはねぇ。

大吉 で、華丸大吉の漫才は年に200回くらいあるの。

赤江 アハハハ(笑)

大吉 だからぁ、『いーやん!』って言ったらアレだけど、これ3月の話でしょ? で、『5月だから劇場のスケジュールもまだ一般にね発表されていないからね、5月11日、僕目当てでね、チケット買うお客さんなんかまだ居ないんだから、変えれるんじゃないの?』って言ったら、『いや、これ漫才出番じゃないんです。』

赤江 え?

大吉 あのぉ、演説王っていうね、去年1回やって『好評につき』かわからないですけど、その第二弾。芸人が、一人3分の持ち時間で演説をやって、まぁ優劣を決めるみたいな。『そのイベントのMCです。』

赤江 あらっ!

大吉 『だから漫才じゃなくってMCで入っているんで動かせないんです。』

赤江 そういうものですか。

大吉 『いやだからぁ、それこそ動かせないか?』と。イベントの、2回目のイベントのMC(笑)

赤江 ハハハ(笑)。なるほど、なるほど(笑)。ふふふ。

大吉 うんだらなんか、『どぉーしても大吉さんじゃなきゃダメです。』って言うから、『ヨシモトクリエーティブエージェンシーの所属タレント舐めんなよ!』って。

赤江 そうですねぇ

大吉 僕くらいのMC力ある人なんて山ほどおるしね(笑)。

赤江 いやぁ(笑)

大吉 って言うか、『何回も言うけど、オレ小橋さんの引退興行なんだよ!』って言うのに、『いや、どうしても。どうしても。どうしても。』つって。

赤江 なんとそこはもぉー、ヨシモトさん。

大吉 折れてくれない。結局なんで折れてくれなかったかというと、一回目の演説王の時にチラシを作ったんですよ。そのチラシが、司会者の僕のワンショットなんです。

赤江 はぁー。

大吉 僕がオバマ風の、なんかメイクをして、オバマ大統領みたいな感じで、演説王やります!みたいな。

赤江 うん

大吉 ・・『の、チラシを2回目もそれ使うから、大吉さんじゃなきゃダメなんです。』って言われて(笑)

赤江 合理的な理由。ははは(笑)

大吉 いやいやもう、そんな使い回しある?

赤江 そうですねぇ(笑)

大吉 『チラシに載っているから大吉さんじゃないとダメなんです。』

赤江 その理由ぅ。

大吉 まぁね、仕事があるのはありがたいけど、やっぱ小橋さんからご本人からお誘い頂いて。だからもう、お断りの電話もメールも辛かったですよ。

赤江 ねぇ

大吉 こば、小橋さん側も『まさか!』と思ったと思うんですよ。

赤江 そうでしょうねぇー。

大吉 日本中で僕だけですよ、断ったの。本人からの誘い。

赤江 フフフ(笑)。で元々ファンだってね、ね、仰ってね。プロレスも好きで大吉先生。

大吉 そう。長いことお付き合いさせていただいてたんで。ホントに残念でしたねぇ。

赤江 うわぁー。

大吉 でもヨシモトも悪いと思ったんですかね。その演説王に緊急スペシャルゲストとして大仁田厚さん入れてきましたからね(笑)。

赤江 アハハハ!(笑)

大吉 『これで勘弁してください』みたいな(笑)。いや、勘弁とかそんな問題じゃないんですと。

赤江 そうですね(笑)

大吉 大仁田さん来たら、またイベント自体がワチャワチャなるから、つって(笑)。

赤江 ハハハ(笑)。

大吉 ね、だから引退興行の時はルミネtheよしもとで私 大仁田厚さんと戦っていましたよ(笑)。


と話していた。

 


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