上田渉が語るベンチャー起業【志は食わしてくれないが志は人を集める。】

03:42

2013年7月13日に放送されたJ-WAVE「MakeIT21」にて、日本最大のオーディオブック配信サービス「FeBe」を運営する株式会社オトバンク代表取締役社長が電話出演していました。この日のテーマは「ベンチャー起業」についてで上田さんがリスナーからの質問に答えていました。ショーンKと上田渉
■会話をしている人物

上田渉 (株式会社オトバンク代表取締役社長 / 1980年生まれ)
ショーンK (経営コンサルタント / 本名はショーン・マクアードル川上)


ショーン あのー、質問がリスナーから来ているんですが、個人事業主でね、スタートアップしましたと。

上田 はい

ショーン えー、借り入れもしないで一人でやってきましたと。で、利益率も良くなく、えー、ルーチンワークに潰されてしまっていますと(笑)。

上田 はいはいはい

ショーン えー、まぁこれ借り入れをしなかったから自分でやらなきゃだからでしょうね。常に挑戦したいんだと思うんですが、やっぱりこう・・個人事業主でやってくると、何て言うか・・自由な分、やっぱり食っていかなきゃならないっていうのがあるから身動きが取れなくなってくる。

上田 はいはい

ショーン なかなかベンチャーって言ったって、『やりたい!』と思っても出来るんでしょうかね!?っていうような質問が入っているんですけどね。

上田 なるほど。

ショーン うん。

上田 そうですね、あのぉ、実際に、あの、新しいことっていう風に探してもあんまり身が入らないと思うんです。

ショーン ほうほうほう

上田 私の場合だと、あの、もともと祖父が緑内障で失明をしていたってのものあって、

ショーン はい。(小声で)あー、そうですかぁ。

上田 『目が不自由な方の為に何かしてあげたい!』っていうところからオトバンクっていう会社が出来たんですけど。

ショーン なるほどぉ、なるほどぉ。

上田 何かを通じてこの世の中の問題を変えたい!とか、何かそういう想いがあった時に、はじめて新しいことにチャレンジした時も気持ちが入ってくると思うんですけどね。

ショーン あの、ちょっと不躾な質問かもしれませんが、上田さんは食えない時期あった?

上田 食えない時期ですか?

ショーン ええ

上田 そうですね、会社を作ってから数年は赤字でした、だいぶ。

ショーン うん、その時は、ど、どんな状況で・・・要は新しい事って・・

上田 ええ

ショーン やっぱり「背に腹は代えられん!」つって、やらざるを得ない時あるじゃないですか。

上田 はいはい、そうですね。

ショーン ねえ。やっぱりそのぉ、ご自身がオトバンクってのをやりたいんだ!社会にこうやって貢献したいんだ!っていう志?

上田 ええ

ショーン 志は食わしてくんないってのがある。

上田 そうですね、志は食わしてくんないんですけど、ただ志は人を集められるんですよ。応援団を集められるんですよ。

ショーン (小声で)出ましたぁ。

上田 なので、志があることによって、あの、出資してくれる人が来りだとか、あとは仕事を手伝ってくれる仲間が来りだとか、そういうところでドンドンドンドンやっていくうちに、雪だるま式にドンドン大きくなって、ある時にポンと超える、そういう感じだと思うんです。

ショーン 上田さん、今日のお言葉頂きましたよ。

上田 アハハハ(笑)

ショーン 志は食わしてくれないが志は人を集める。

上田 はい

ショーン 頂きました!ありがとうございます。

上田 いえいえいえいえ(笑)


と話していた。

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コメント

  1. 通りがけ | URL | -

    「親おもう心にまさる親ごころ」

    文殊菩薩「ケネディ暗殺動画流出、真後ろから撃っただけである、内部犯行である、・・・」
    http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-5628.html#more
    へのコメントをまとめて示す。

    JFKが尊敬した政治家は上杉鷹山。
    つまり日本武士道こそが地球の指導者が必ず具えなければならない資質で在り躾である。


    ≪上杉鷹山(民の父母)≫
    上杉鷹山について知りたければ田浦チサ子氏の著書を読むべし。

    「こころのふるさと
       高鍋・木城・串間紀行---宮崎県」

    2008年2月17日発行
       発行者  田浦 和孟
       福岡県北九州市戸畑区土取町5-12
       TEL 093-881-5303
    印刷製本 瞬報社写真印刷株式会社
    定価 本体2,200円+税

    日本人でありたくば今すぐテレビを捨てて書物を多く読め。良書を多く読むことで日本人に必要な教養が身につく。
    日本人を日本人たらしむるものは正しい躾と高い教養である。

    小泉や安倍や福田や麻生や鳩山や菅や野田の小学生にも劣る教養の無さは、彼らが躾けと教養に満ちたほんとうの日本人ではないことを明らかに示している。学歴だけでなく躾を詐称しているのだ。学歴詐称は明白な公選法違反であるねw

    躾の詐称は橋下徹、前原誠司、石原慎太郎についても全く同様である。以下同種の政治家官僚奇形司法マスゴミは枚挙にいとまが無いというか全員似非日本人躾けであるので略。


    ≪伝国之辞≫
    上杉鷹山公35歳で隠居し養父上杉重定の実子治広に家督を譲った折「人君の心得三箇条」を伝授した。これを世に「伝国之辞」と称す。

    一、国家は先祖より子孫へ伝候国家にして、我私すべき物は無之候。

    一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物には無之候。

    一、国家人民のために立たる君にて、君のために立たる国家人民には無之候

       右三条御遺念有間敷候事
        天明五巳年二月七日        治憲(花押)
         治広殿 机前


    ≪上杉鷹山17歳春日明神に血判誓文を献ず≫

    一、文武の修練は定めにしたがい怠りなく励むこと

    二、民の父母となるを第一のつとめとすること

    三、次の言葉を日夜忘れぬこと
        贅沢なければ危険なし
        施して浪費するなかれ

    四、言行の不一致、賞罰の不正、不実と無礼を犯さぬようつとめること

     これを今後堅く守ることを約束する。もし怠るときは、ただちに神罰を下し、家運を永代にわたり消失されんことを。

     受け継ぎて国の司(つかさ)の身となれば
        忘るまじき民の父母(ちちはは) 


    ≪上杉鷹山公の言葉(田浦チサ子氏の著書より転記)≫

    19歳初めて滅亡寸前の米沢藩の荒廃を訪れた晩秋
    「我が民の悲惨を見るにつけ、絶望に襲われていた。そのとき、手を暖めている炭火が今にも消えそうになった。しかし、大事に辛抱強く息を吹きかけていると、よみがえらすことが出来た。同じように、わが治める土地と民を、よみがえらせることが出来る希望を抱くことができた。不可能ではないと思われる」

    16年間藩政の立て直しに尽くしていたときの郡奉行役人への下知
    「教師である役人は、常に地蔵の慈悲と不動の正義を忘れてはならない」
    「赤ん坊は、自分の知識を持ち合わせていない。しかるに、親はこの要求を察知して世話をする。それは、真心があるからである。真心は慈愛を生む。役人は、民に対して父母のようにあらねばならない。教える者は考えを確実にしておかねばならない。そうでなければ、相手を混乱させるもとになる」

    23歳の「七家騒動」保守不満派処断に先立って
    「新体制に反対かどうか。自分の政治は、天意にかなっていないか」「他に優れた人物がいれば、藩主を代わってもよい」

    年齢不詳時(すなわち常日頃)
    「自己を修める者にして、初めて学を修める正念が出る。家を整える者にして、初めて国を統治できる」

    隠居後(50歳頃か)孫娘(治広の娘)参姫に送った手紙要旨(田浦チサ子氏要約)
    「人は三つの恩義を受けて育つ。親と師と君である。それぞれの恩義は極まりないが、とりわけ他にまさるは親の恩である。
     よく整った家は、妻の夫に対する関係が、きちんとしなくては成り立たない。
     倹約の習慣を忘れてはならない。
     女の仕事に励み、同時に和歌や歌書に接して、心を磨くがよい。文化や教養は、それだけを目標にしてはならない。すべての学問の目的は、徳を修めることに通じている。そのため、善を勧め悪を避けるように教えてくれる学問を撰ぶ方がよい。
     汝の夫は、父として民を導き、汝は母として民を慈しむがよい」

    七十歳を前に藩主からお祝いの仕切料(生活費)増額申し出を謝辞して
    「孔子は、七十にして心の欲する所に従いて則を蝓えずといわれた。しかし、わたしのような凡人はとてもそうはいかない。仕切料の増額を受ければ心が緩み、わがままが出るのが凡人の常です。仕切料が足りないぐらいで欲望も起こらず、よい戒めになっているのです」

     老いぬれば心のままを戒むと
        古き教えをわれ守らなん

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