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青木理が語る【韓国大統領選挙での裏工作と検事総長の隠し子騒動の真相】

02:35

2013年9月16日に放送されたTBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」にてジャーナリストの青木理さんが今韓国で連日トップニュースになっているという韓国大統領選挙に絡んだ検事総長と国家情報院の権力闘争について語っていました。まるで漫画やドラマみたいな話です。青木理
■会話をしている人物

青木理 (ジャーナリスト)
荒川強啓 (フリーアナウンサー)
片桐千晶 (フリーアナウンサー)


荒川 えー、まずは「韓国の検事総長が隠し子騒動で辞任。背後でうごめく巨大な権力捜査」。これなんか週刊誌の見出しみたいですね。

青木 そうそう(笑)。そうなんですけど、これ新聞をちゃんと見ている方でも気付かなかったかもしれないんですけど、

荒川 ええ

青木 えーっと、先週の13日ですね、韓国の検事総長、まぁ検察総長、検察のトップが突然辞任したんですよね。で、それだけを見ると、確かね新聞でもベタ記事でしか出ていない、小さな記事でしか出ていないんですけれど。これ実はね、背後でね、物凄い権力闘争をしているんですね、韓国で。

荒川 はあ

青木 そのぉ、この背後闘争ってすごい、まぁ面白いって言ったら失礼ですが、凄まじい権力闘争で、そのぉ、韓国には日本と違って情報機関があるんですね。国家情報院って言うんですけど。

片桐 ええ
荒川 KCIA

青木 そう、昔はKCIA って言われていた。だから軍事独裁政権の頃は「泣く子も黙る」って言われて、もう拷問から何から物凄い恐ろしい情報機関・・まぁ韓国が民主化されて以降はそれ程活発な活動はしていなかったんです表面上はね。ただ、相変わらず物凄い力を持っている。

荒川 うん

青木 人数も物凄いいて、相変わらず物凄い力を持っているんですけど、この国家情報院ってところが去年の大統領選挙で、まぁパク・クネさんって今当選している女性の大統領の。

荒川 ええ

青木 これの対抗馬の野党の議員がいたんですけど、この議員をどうやらインターネットで選挙中にね、誹謗中傷する、そのぉ、野党攻撃の工作活動をしたんじゃないかと。

荒川 おー
片桐 うんうん

青木 こういう疑惑が今年に入って物凄く韓国で盛り上がったわけですね。

荒川 ええ

青木 で、どうも韓国の国家情報院はやってたんですね。つまり、大統領選挙で現在の大統領を当選させるために野党の議員をネット上で物凄い攻撃をしたと。

荒川 あー
片桐 えぇえぇ

青木 で、物凄いその選挙後、野党や市民団体から国家情報院は強烈に批判されてたんですね。

荒川 うん

青木 で、遂に国家情報院の当時のトップ、が起訴されることになっちゃった。

荒川 うん

青木 えー、選挙法違反、公職選挙法違反とか。

片桐 はい

青木 で、更には当時の収賄とかで国家情報院の委員長が捕まっちゃったんですね。

荒川 うん

青木 で、ここから今度は国家情報院が反撃に乗り出すわけですよね。

荒川 うーん!
片桐 反撃

青木 まず最初に、今月の9日にあったのが・・・あ今月に入ってあったのが、9月に入ってやったのが野党の、まぁ議員ですねぇ。を、内乱陰謀罪で逮捕するんですね。

片桐 うん

青木 内乱陰謀罪ってのはまぁ、日本にはそんな法律、まぁ内乱罪はありますけど、韓国には北朝鮮と対峙しているって関係で北朝鮮に利するような事をしたら逮捕する、まぁ犯罪だっていう物凄い強烈な法律があるんですね。

片桐 ええ
荒川 ふーん

青木 それに基づいて、いきなり野党の議員を逮捕するんです。

荒川 つまり「北朝鮮のスパイだろ!」って言っているようなもんなの?

青木 そう。で、コレもね、どうもえーっと色々と韓国の報道で出てくるのを見ていると、その議員ていうのも確かにちょっと軽率なところがあってね、『北朝鮮の為になんとかしよう!』みたいな事をあちこちで言ってたらしいんですよ。集会とかで。

荒川 あぁ

青木 だからまったく容疑が無いわけじゃないんだけど、内乱陰謀罪を使って人を捕まえるってのは韓国で33年ぶりなんですね。で、国会議員を捕まえるのは初めてなんですよ。

荒川 うーん

青木 つまり、どうもコレは国家情報院が自分たちが物凄い批判されているものだから『てめぇら、そんな事を言っていると捕まえるぞ!』って言って反撃した可能性が高い。

片桐 え、でもそんな事をしたらマズイですよねぇ。

青木 マズイ。でも今反撃しているんですね。で、その次に出てきたのが今日のタイトルにした「検事総長の隠し子疑惑」ってのなんですけど。

荒川 はい

青木 これは、検察が国家情報院を調べてたわけですよ。つまり、選挙法違反があったんじゃないか、あるいは汚職があったんじゃないか。で、この間、検事総長がトップですよね、やってたんだけども、それに対して今度は保守系の新聞が一斉に「検事総長の隠し子問題」とか、それから「不倫問題」とかってワーッと書き始めたんですよ。

荒川 し、仕返しのまた仕返し。

青木 と思われるんですよね。

荒川 フフフ(笑)
片桐 うーーん

青木 で、遂に検事総長が辞任に追い込まれたと。まぁ日本でも検察っていうと物凄い権力機関なんですけど、韓国の場合は情報機関って物凄い権力機関。つまり、こう、何て言うかな。2大権力機関が、まぁその、机の下でバンバンバンバン足を蹴り合って遂に片方、まぁ片方の親分を捕まえちゃったけども、片方の親分もこういうことで辞めざるを得なくなった。

荒川 うーん

青木 でね、まぁ韓国ってのは昔から、軍事独裁の頃から情報機関ってのは肥大化しているんですけど・・コレね、確かに情報機関ってこういうものなんですよ。つまり、肥大化して制御がなかなか利かなくなるってのはどこにでもある。軍事独裁の頃には拷問だろうが何だろうがやって「泣く子も黙る」って言われた。で民主化されたけども、やっぱ、いざとなるとこういう事をすると。

荒川 いやぁ、やるんだねぇ。だってパク・クネさんのお父さん(パク・チョンヒ元大統領)の時代も何かこういう権力闘争をやっていましたよね。

青木 やってましたねぇ。で、パク・クネさんのお父さんの頃に正にKCIA、これが最強に力を持っていた時代だったんですよね。

荒川 そうですよねぇ

青木 で、韓国ってのは北朝鮮と今は向き合っているので情報機関ってのが必要だって議論は、まぁもちろん「必要じゃない!」なんて議論にはなっていないんですけど、こっからね、1つだけ私たち日本の人たちがね、教訓を得られるとすれば、「今、情報機関が必要だ!」とか、それかな「もっと情報力を高めよう!」とかね、まぁこのコーナーで何回か批判した「秘密保全法を作ろうじゃないか!」っていう動きがあるんだけれど、ただね、本当に気を付けないと情報機関って肥大化すると秘密の向こう側でね、制御が利かなくなって、まぁ検事総長だろうが国会議員だろうが仕返しの為にバンバンとこういう風にやっつけるのが、まぁ起こりかねないという意味では、ちょっと勉強というか日本側にもね・・

荒川 他人事じゃないですよね

青木 他人事じゃない。あのぉ、それは兎も角としてですね、韓国で今、連日これ1面トップのニュースになっているので、ちょっと興味がある人は「なんだ検事総長、隠し子で辞めたの?」ってサッと流さないで、ちょっと奥を見るとですね、コレたぶん当分続くはずなので、なかなか面白いニュースだと思います。

荒川 そーか、気を付けなきゃいけないね(笑)。

青木 気を付けなきゃいけない(笑)。

荒川 うーん。日本だって昔来た道ですからね。

青木 そうですね、日本もかつては憲兵とかね、特高警察(第二次世界大戦前に日本にあった秘密警察)とかね、そういう権力機関が力を持ち過ぎると・・・まぁ必要か必要じゃないかって議論はあるかもしれないけど、力を持ち過ぎるとおかしなことをするということですよね。


と話していた。
 
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