経済学者・飯田泰之が語る【若者の婚姻率低下の原因】

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2014年1月13日に放送されたTBSラジオ「荻上チキ・Session-22」のテーマは「成人の日に若者"について考える」。話は若者の結婚におよび、飯田泰之教授が若者の婚姻率低下の原因について言及していました。確かに、僕の祖母祖父の時代とは結婚観も全く変わりましたからね。飯田泰之
■会話をしている人物

飯田泰之 (経済学者 / 明治大学准教授)
永田夏来 (兵庫教育大学学校教育研究科助教)
荻上チキ (批評家 / 「αシノドス」「シノドスジャーナル」編集長)
南部広美 (フリーアナウンサー)



飯田 結婚の話で言うと、まぁ比較的この分野で有名な統計は、恋愛結婚をする人の割合って実はここ40年くらい変わっていないんですね。

永田 うんうんうん

飯田 で、何が減ったかと言うと、単に見合いが減った分、婚姻成功数が減ってる。

永田 うんうんうん

飯田 その影響って圧倒的に多くて、

チキ 無視できない

飯田 そう無視できないと。ですから、ある意味昔は、その、例えば女性が一人でずっと暮らせないので、とか、あるいは親類の圧力によって、または社会慣習によって、それで結婚していたのが、それがハゲ落ちた分、あぁ抜け落ちた分・・あぁチョット両方ともアレですね(笑)あのぉーー(笑)

チキ いやいやいや(笑)。それ今ことわらなければ行けそうだったのに(笑)

一同 ハハハ(笑)

飯田 あー、そこが落っこった分、まぁ結婚自体も減っているっていう現象があるのかなぁと思いますね。

チキ うん。どうですか、永田さん。

永田 ええ、それはぁー、あの、それは計算でもそういう風になっていますね。で、社会学の分野なんかでも少子化対策を考える時にも今ご紹介いただいたような考え方をベースにして、まぁどういう風に、まぁ仮にね、結婚しないといけないという前提に立つんだとしたら、どんな風に積み上げていくのかっていう所が議論されているようですね。




補足:婚姻件数及び婚姻率の年次推移

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