2014年7月20日に放送されたTOKYO FMの「Dream HEART」にて、キム・キョンジュさんが韓国と日本の歴史観の違いを考察していました。韓国出身ながら幼少時代を日本で過ごしたキム・キョンジュさんらしいバランスの取れた意見だと思います。 | ![]() |
金慶珠(キム・キョンジュ / 言語学者 / 東海大学教養学部国際学科准教授)
茂木健一郎 (脳科学者)
茂木 ええ
キム 事実をどう解釈するかっていう問題なんですけど。
茂木 はい
キム 日本の場合、この歴史の解釈が、どちらかというと曖昧性を持たせる傾向が強いんです。
茂木 なるほど。
キム うん、白黒ハッキリつけずに、曖昧性を持たせることで何となく丸く収めるというような・・・
茂木 日本の文化がそうなっている・・
キム 日本のやり方ですね。だから、下手すると本質を突かずに周辺の問題を、こう突いてしまうわけです。
茂木 なるほど。
キム それに比べて、韓国の場合は歴史を解釈する際に、白黒をとにかくハッキリつけようとする。
茂木 あ、そうなんだ。
キム うん、白か黒かっていう。で、ひとつ「コレは白」ってなっちゃうと、もうそれ以外を受け付けないという、こういう硬直性が短所としてあるわけです。
茂木 じゃあ、文化の違いがあるんですね。
キム そうなんです。だから例えば、従軍慰安婦にしても、「コレはもう日本の過ちで悪だ」ってなるとそれ以上の意見を寄せつけない強硬さがあるんです。
茂木 うん、細かいニュアンスというよりか、そこで・・・
キム うん、だから日本から見れば韓国人はもの凄い頑な、に見える。1つの解釈しか見えない
茂木 という意見があるんです、世の中にね。
キム で、韓国から見て、「日本人は謝罪をしてもまたそれを否定したりしているじゃないか」っていうような、お互いを理解せず、スタイルだけをこう罵るというようなことが・・
茂木 なるほど、スタイルの違いがあるんだって認識するだけでも一歩前進というか・・
キム そうですね。だからどっちも良い点があれば悪い点があると思う。韓国もそういう風に白黒ハッキリつけることで過去を清算し前に進んでいくという、こういう歴史観なんだけども、
茂木 はい
キム それだと、結局正義っていうものが真実よりも作られていく可能性が高いわけですよ。時の権力によって。
茂木 なるほど。
キム で、日本の場合は「もう一回みんなでみんなで」っていう和を大事にすると、結局責任の所在が曖昧になって・・
茂木 あぁー、どっちにも良い点もあれば悪い点もあるってことなんですねー。そこがお互いに分かり合えれば良いなって思いつつ・・
キム まぁそこが第一歩でしょうね。
茂木 ね。
と話していました。
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コメント
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キムさんはメイクが酷くてソンしていると思う・・・
( 15:25 )
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( 02:34 )
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