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■会話をしている人
大根仁(映画監督・クリエイティブディレクター)
江藤愛(TBSアナウンサー)
町山智浩(映画評論家)
辛島いづみ(編集者)
菊地成孔(ジャズミュージシャン)
宮沢章夫(コント作家)
BOSE(スチャダラパー:ミュージシャン)
ANI(スチャダラパー:ミュージシャン)
堀雅人(コント作家)
吉田豪(プロインタビュアー)
五箇公貴(テレビ東京プロデューサー)
KERA(劇作家)
辛島「そうですそうです、そうなんですよ。」
町山「一番思い出すのは映画のパンフレットを作った時に、その、えーなんだっけな、えー、ジョン・ウォーターズの映画のパンフレットで、僕が書いた原稿が映画の配給会社の人が気に入らないとかいう事になったんですよ」
大根「うん」
町山「でぇー、その後『どうしましょうか?僕、書き直しましょうか?』って聞いたら川勝さんが『いえ、あの原稿はいいです。私に任せてください。』っていうんですね」
大根「うん」
町山「で、しばらくしてどうなったかと思ったら配給会社と決裂して、『町山さんの原稿を載せないんだったら俺は降りる!』つって言ってパンフレットの編集自体を川勝さん降りちゃったんですよ」
大根「うーん」
町山「で、どうなのかなぁと思ったら、その後しばらくしたら原稿料が振り込まれていたんですよ僕んとこに」
大根「うんうん」
町山「で『あれっ!?』と思って、しばらくしてから川勝さんに『あれ何か、ボツになったのに原稿料が振り込まれていますよ?』って聞いたら『私の方から出させてもらいました』って」
吉田「いざとなったら俺が払うシステムですね」
大根「でた!それか!(笑)」
辛島「いざとなったら腹をくくると・・」
町山「ホントに男気がある人でね・・」
大根「うん」
町山「意外と(笑)見た感じは全然違うんですが(笑)もーね、妥協しないところが凄かったです。それがパンフレットに表れていると思いました」
さらに次のように語っていた。
大根「うーん。最近は何か思い出あります?」
町山「最近はですね、とにかく川勝さんはね、お爺さんになりたかったんですよ」
一同「ふふふ(笑)」
町山「もうね、あの人は昔からデニス・ホッパーとかセルジュ・ゲンスブールとか60、70過ぎてもパンクで若い女の子と付き合って、こう、ブコウスキーとかね、なんか女とか酒とかドラッグとかをやっている、その、なんて言うか60過ぎ70過ぎのお爺さんたちに凄く憧れていてて」
大根「うん」
町山「そういう不良ジジイになりたいってずっと言ってたんですけどねぇ。」
大根「うん。マイ靴ベラ持ってちゃねぇ(笑)(注:育ちが良いボンボンだった川勝さんはマイ靴ベラを常に持ち歩いていた)」
一同「ハハ(笑)」
吉田「十徳ナイフはギリギリいいけど(笑)(注:川勝さんは十徳ナイフも持ち歩いていた)」
町山「もう不良になろうとして、不良ジジイになろうとして頑張っていたのに、爺さんになる前にね。・・・グフッ(涙)。滝本さん(注:評論家の滝本誠)と一緒に悪い爺さんになろうって言っていたんですけどね(涙)」
大根「グスッ(大根さんも泣く)・・・」
と語っていた。




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