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糸井重里が語るビジネス論『好きとか愛してるは危険。好き以上に重要なのは一生懸命やること。』

23:29

2011年12月16日に放送されたTBSラジオの『柳瀬博一・Terminal』にコピーライターの糸井重里さんがゲスト出演していた。話の中心は糸井重里さんが監修・解説した書籍『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』について。糸井重里
マーケティングの世界で「FREE戦略」が話題になっている昨今。だが、40年以上前から自分たちの音楽を無料で配ったり、コンサートを録音OKにして、コピーもさせ放題にしていたバンドが存在した。それがグレイトフル・デッド。ビートルズよりもローリング・ストーンズよりも稼いだバンドだ。

グレイトフル・デッドは今まさに注目されている『フリー』や『シェア』を体現していた。そんな彼らの存在を知り「ほぼ日刊イトイ新聞」はスタートさせたという糸井重里さんがグレイトフル・デッドにも通じる自身のビジネス論を語っていた。



■会話をしている人物

糸井重里(コピーライター)
柳瀬博一(日経ビジネス オンライン プロデューサー)
南部広美(フリーアナウンサー)


南部 あの、メール届いているのでご紹介しますね。練馬区にお住まいのリビングデッドさん。この方は36歳の会社員の方です。えー、「この『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』を早速買って読み、とても触発されました。」と。「ただ自分の勤めている会社の雰囲気とは余りにも違くて遠い憧れのような感じがしました。こちらが何か新しいビジネスの提案をしてもいつも上司に、それでどうやっていくら儲かるんだ?と言われて潰されてしまいます。頭の固い上司を説得して企画を通すにはどうしたらいいんでしょうねぇ。それともこんな余裕のない会社に居るのはヤバいんでしょうかねぇ。」っていうメールなんですけれど

糸井 これね、わっかんないんですけどねぇ。そう思っているしかないなって時期もあるような気がするんですよねぇー。

柳瀬 うんうんうん
南部 うん

糸井 で、そこで、うーん。一日一日をご飯の他にさ、もうちょっとその、将来用の栄養ってあるじゃないですか。

柳瀬 ええ。

糸井 あの、赤ん坊のお母さんって赤ん坊の為に食べるとか言うじゃないですか。

南部 はい。
柳瀬 えぇえぇえぇ。

糸井 あのー、煮干しを。

柳瀬 そうですね。
南部 カルシウムを。

糸井 あの煮干し部分をあなたはやってますか?みたいなところがあるんじゃない。

柳瀬 うーん
南部 あー、目から鱗だなぁ。

柳瀬 こういう話をすると、『これがダメだからやめよう』とか『この上司を説得しよう』とか一対応の答えをスグ期待しちゃいますよね。

糸井 そう。だから上司ってのを直ぐに思いついているのが・・・その、上司ってのはたかが知れてんだろう。

柳瀬 ハハハ(笑)。
南部 確かに。

糸井 うん。つまり、あなたに簡単に批判されるような上司とか、あなたが違うなって簡単にあの、説得されないような考えっていうのに縛られているってのはやっぱり面白くないので

柳瀬 うん。

糸井 ただ、言うこと聞いたフリしていないと給料が貰えないって言うんだったら、それはそれで仕事としてはあるよ。

柳瀬 うーん。

糸井 そのくらい両方やらなきゃダメだよ。

柳瀬 ってことですね。

糸井 うん。

柳瀬 グレイトフル・デッドも実はピッピーでFREEにやってたわけじゃなくって、物凄く練習を・・・

糸井 あと機材を物凄く買ってる。

柳瀬 そうですよね。

南部 ちゃんと投資をしているっていう。

糸井 投資をしてる。

南部 あと技術的な部分では先進的にインターネットのマーケティングを実はちゃんと手に入れていますよね。勉強してますよね。

糸井 うん、だから、愚痴言ったり人の批判ばっかりしている間に時間は過ぎていくんで。

南部 そう、その時間をもっと建設的なことに当てていくっていう発想なんですね

糸井 初期の頃に、ダイレクトメール的に、あの、通信みたいに、あのハガキみたいなのをだしていた時代に『正直言って僕はコレがどういう意味を持っているのかよく分からないけれども、みんなが連絡取れるようなことになったら良いと思ったんだよね。』っていう言葉があるんですよ。

南部 はいはい

糸井 ネットが無い時代に

南部 無い時代に

糸井 そーいうもんですよ。

柳瀬 うーん。

糸井 『何の意味があるかうまく説明できないんだけど、みんなが仲良くできる場所があると良いと思ったんだよね。』って言ったら、お金も使うし時間も使うし労力も使う。それをやってた人なんですよ、やっぱり。

南部 うん。それを惜しまず出来るっていうのは、やっぱり大好きだったから。好きなことの為には寝なくっても平気じゃないですか。

柳瀬 でその自分で好きなことをやっているってことを愛してくれる人や仲間になっている人がいるってやっぱり素直に掛け根なく気持ちいし楽しいし、でお互いがなんか、あの、あげあっている感じが・・

糸井 あー。
南部 ポジティブに繋がれる

糸井 あの、アレなのはね、『好き』とか『愛している』は飽きるんですよ。

柳瀬 なるほどぉ。
南部 フフフ(笑)

糸井 だから、危ないんですよ。

柳瀬 ほー。

糸井 一生懸命やると、もう戻れなくなったりもっと面白くなったりするんで、好き以上に重要なのは一生懸命やることなんですよ。

柳瀬 なるほどぉーー。

南部 あ、犬を、あのー、好きだから飼うんじゃなくって犬飼ってたら好きになるっていう・・。

糸井 そうそうそうそう。

南部 まずやってみる、こと。触れてみること。

糸井 すっごい病気の猫とか犬とかを看取るじゃない、みんな。アレ、一生懸命やってるってことが好きが増えていくんで、だから僕なんか自分が飽きっぽいってのを知っているから気仙沼に事務所を出さないと飽きるかもしれないと思って

柳瀬 ねるほどね。
南部 あーー。

糸井 で、『2年は居るからね』ってもう約束しちゃって、で、使う予算も月ごとに分けてんの。

柳瀬 なるほど。
南部 うんうんうん。

糸井 そしたら逃げらんないじゃない。

柳瀬 確かにそうですね。あーでもアレですね糸井さん。好きも大切だけど、好きの向こうの一生懸命というのをある種グッと形にする。で、続けてくっていう・・・。

糸井 うーん。夢中?

柳瀬 うん。

糸井 で夢中を作るのは案外オダテだったりするのよ。

柳瀬 なるほどー。
南部 夢中かぁー。

糸井 だからお客が上手にのせたりってのも、自分がお客としてソレをやってあげれば自分もされるよね。


と話していた。
 



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