陰山英男 (立命館小学校・副校長 / 大阪府教育委員会委員長 / 「100ます計算」考案者)
水道橋博士 (漫才師 / お笑いコンビ「浅草キッド」 / 3人の子供あり)
山内あゆ (TBSアナウンサー / 3人の子供あり)
博士 ねぇー。あの、褒めるよりもっと良い方法がある・・・驚いてあげる。
陰山 そう、だからその子の様子がわかっていたら、ちょっとだけ進歩しただけでも『うわっあ!それ出来たんだ!なんでぇ!?』ってこう、つい言えちゃうじゃないですか。そういう感性で子供に接してあげると、自然に驚いてあげれるからぁ
博士 うん
陰山 で、褒めるってのは、まぁちょうどね、孫悟空がお釈迦さんの手の平で、私の範囲内ですよってことになるんですけど、驚くってその範囲を超えるってことですから、『まるっこアンタって立派よね』ってことになるから、子供はホント『どやねん!』って
博士 いや子供だけじゃないですよ。12割る8が出来ただけで俺の『えぇ!?』っていう、みんなにされた時の俺の嬉しい感じ(笑)
山内 ウフフフ(笑)。すっごい伸びましたよねぇ。
博士 伸びた、今。この年で、こう、伸びる実感がした。
陰山 ハハハハ(笑)
山内 だから私も伸ばすために、博士を伸ばすために来週の放送から『うわっ!!うっそー!博士ぇ!!えぇ!!!』みたいな
博士 いやもういいや、既に気持ちいぃ(笑)。
一同 ハハハ(笑)
陰山 いやぁでもそうやってパッと驚いてあげる感性って凄く大事だし、その為にはねぇ、やっぱ子供たちの様子を見といてあげて欲しいんですよね。見逃しちゃうんですよ。
博士 うーん
陰山 それとね、12割る、あのぉ、8って言った時にね、そんなの簡単やと思うじゃないですか。それがいけないんですよね。
博士 うん
陰山 それが出来るということが、どんだけ素晴らしいかっていうことに気が付いてあげてほしい。
山内 いやぁー。
博士 『水道橋博士、12割る8が出来たくらいでこんなに喜んでいるんだ』って今、すごい言われているような気もするけどね(笑)。
陰山 いやいや。だから瞬時に答えられたことが凄いですよ。
博士 あそうですか
陰山 だからアレが、例えば3秒くらいかかって答えるんなら誰でもそうなんだけどぉ
山内 被せてきますねぇ!
博士 まだ褒めてるんですから。褒めが続いてるんですよ。
山内 褒めが続いてる!褒めのスパイラル!
博士 コレだね。
山内 コレですねぇ。
博士 覚えよ
蔭山 フフフ(笑)
と話していた。
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